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いちのトレッキングブログ

鈴鹿山脈 入道ヶ岳

雪山初級者おすすめ!入道ヶ岳 二本松尾根~井戸谷

投稿日:2017-02-09 更新日:

入道ヶ岳 県道560号より
二本松尾根は良く踏まれており、アイゼンなしで登れました。
井戸谷は濃尾平野を眺めながらのシリセードが楽しい!
雪の深さにも幅があり、雪山初心者にもおすすめしたいお山でした!

概要

三重県鈴鹿市にある906.9mの山「入道ヶ岳」
鈴鹿セブンマウンテン、近畿百名山に名を連ねる鈴鹿山脈の人気山です。
山頂部は県指定天然記念物であるアセビ群を始めススキ・笹に覆われており
そこからの展望は360度のパノラマビュー!

鈴鹿トレッキングマップ(「観光パンフレットのお申し込み-すずかし観光ガイド 」より)

主な登山ルートは7ルート。
北尾根(椿大神社 ⇒ 愛宕社 ⇒ 避難小屋 ⇒ 北の頭 ⇒ 入道ヶ岳)
井戸谷(椿大神社 ⇒ 椿渓谷キャンプ場 ⇒ 井戸谷避難小屋 ⇒ 入道ヶ岳)
・二本松尾根(椿大神社 ⇒ 二本松避難小屋 ⇒ 入道ヶ岳)
・宮妻新道(宮妻キャンプ場 ⇒ 北の頭 ⇒ 入道ヶ岳)
イワクラ尾根(宮妻峡ヒュッテ ⇒ 奥ノ沢 ⇒ イワクラ尾根 ⇒ 入道ヶ岳)
・滝ヶ谷(小岐須渓谷山の家 ⇒ 小岐須乗越 ⇒ 二本松尾根合流)
・池ヶ谷(小岐須渓谷山の家 ⇒ 屏風岩 ⇒ くぐり岩 ⇒ 池ヶ谷避難小屋 ⇒ 入道ヶ岳)
その他、宮妻林道を利用するルートや松の木谷、大岩谷などのバリエーションルートもあり。

今回は登り残した二本松尾根から山頂に至り、井戸谷を滑り降りて来ました。

日程2017年1月22日
ルート椿大神社 ⇒ 二本松尾根 ⇒ 入道ヶ岳 ⇒ 井戸谷 ⇒ 椿大神社
アクセスGoogleマップで「椿大神社 」を確認!
三角点入道ヶ岳 三等三角点 「入道岳」
周辺情報椿大神社 第3駐車場 150台

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トレッキングレポート

入道ヶ岳 椿大神社 第3駐車場
(9:10)
椿大神社の第3駐車場が登山者向けに開放されています。
第2駐車場にも空きがありますがこれから訪れるであろう参拝客用。
片隅を借りるつもりで駐車させていただきます。

入道ヶ岳 椿大神社 鳥居
(9:20)
1月第4週に差し掛かり初詣の時期と言うわけでもないのに参拝客が多数。
さすがは三重県屈指の参拝者数を誇る椿大神社と言ったところでしょうか?

入道ヶ岳 椿大神社 脇道
駐車場から椿大神社への参道は綺麗に除雪されていました。
鳥居横を過ぎればバキバキに凍りついた道が始まります。

入道ヶ岳 椿大神社 愛宕社鳥居
(9:25)
北尾根登山口でもある愛宕社・・・昨春はこちらから登りました。
長く急な石段が温まっていない身体をこれでもかと虐めて来ます・・・
懐かしい記憶を振り返りつつ、先の二本松尾根へ。

入道ヶ岳 二本松尾根・井戸谷への林道
鈴鹿山脈で人気の高い入道ヶ岳は積雪期もトレースしっかり。
鈴鹿セブンマウンテンでは一番標高が低く、雪山入門としても最適です。

入道ヶ岳 二本松尾根・井戸谷分岐
(9:35)
少し分かりにくい二本松尾根・井戸谷分岐。
井戸谷へは直進、二本松尾根へは左の涸沢を渡ります。

入道ヶ岳 二本松尾根 大堰堤
無雪期はここに駐車される方もいるようですがこの時期は0。
積雪量はあるものの締まった雪はしっかりと足を支えてくれました。

入道ヶ岳 二本松尾根 登山口
(9:40)
渡ったところにある二本松尾根登山口。
落葉で汚れた登山道も高度を上げれば白さを取り戻すはず・・・

入道ヶ岳 二本松尾根 登山道
まずは杉の植林帯からまったりと登り始め。
登山道は積雪期と言うよりも残雪期。
解けて凍結した雪は踏めばザクザクと心地良い音を鳴らします。

入道ヶ岳 二本松尾根 通報ポイント2
(9:45)
ちょっぴり困った通報ポイント「二本松2」の分岐。
手前が正解でした、奥を進むと無駄にアップダウンを強いられます。

入道ヶ岳 二本松尾根 谷
尾根を登ると思いきや、そのままトラバース。
少しの間、谷沿いを進みます。

入道ヶ岳 二本松尾根 通報ポイント3
(10:00)
通報ポイント「二本松3」
いよいよ谷を離れ、本格的な登りが始まります。

入道ヶ岳 二本松尾根 晴天
木々の隙間から覗く青空が元気をくれます。
温かい日差しに雪が解け、ぽたぽたと雫が落ちてきました。

入道ヶ岳 二本松尾根 巻道
気が付くと雪が柔らかくなり踏音も変化。
「ザク!ザク!」から新雪のような「ギュッ!」

入道ヶ岳 二本松尾根 登山道
通報ポイント「二本松4」から5分ほどで巻道へ入ります。
ここまでもあまり急登を意識せず来たのにこんなに楽で良いのかな?

入道ヶ岳 二本松尾根 登山道 ロープ場
やや急なロープ場が表れれば間もなく滝ヶ谷線との合流点。
雪で斜面がならされているのでロープは必要ありませんでした。

入道ヶ岳 二本松尾根 通報ポイント5 滝ヶ谷分岐
(10:30-35)
歩き始めて1時間…滝ヶ谷分岐で小休止。
雪を一歩一歩踏みしめるのでゆったりペースです。

入道ヶ岳 二本松尾根 二本松避難小屋
(10:40)
尾根に乗って快適に歩みを進めれば、すぐさま二本松避難小屋。
滝ヶ谷分岐で休憩するくらいならこちらがおすすめです。

入道ヶ岳 二本松尾根 登山道
登山道は良く踏み固められていますが一歩踏み外せばズボッ!
簡単に膝まで埋まってしまいます…びっくりした!

入道ヶ岳 二本松尾根 登山道からの眺望
山頂まで待たなくとも展望が得られました。
快晴とまでは言えないけど、青空の下で雪山を登れる幸せ。

入道ヶ岳 二本松尾根 登山道
山頂に近付くに連れてアセビが増えてきました。
雪で底上げされた登山道は頭を低くして進みましょう。

入道ヶ岳 二本松尾根より山頂部
山頂が見えてきた!
足跡一つない純白の斜面、あそこを滑り降りれたら楽しそう・・・

入道ヶ岳 二本松尾根 アセビのつぼみ
春に向けてアセビ達がつぼみを膨らませていました。
雪山を楽しんだら、福寿草、そしてアセビが時期を迎えます。
県指定天然記念物であるアセビ群は一見の価値あり!

入道ヶ岳 二本松尾根 アセビのトンネル
吹き溜まりなのか目に見えて雪が増えてきました。
腰を低くどころかしゃがみながら・・・時には四つんばいでなければ進めません。

入道ヶ岳 二本松尾根 山頂部
やっと山頂の鳥居が見えた!
・・・さっきまで青空が出ていたのに雲が出てきました。

入道ヶ岳 二本松尾根 山頂鳥居
テンションを上げて駆け上がれば5分も掛からず山頂です。

入道ヶ岳 山頂 鳥居
(11:30-12:10)
入道ヶ岳山頂は一面の雪原・・・と思いきや雪がない。
陽当たりの良さ、風通しの良さが雪を消してしまったのかもしれませんね。
風通しは良いどころか強風です!

入道ヶ岳 山頂より濃尾平野
鈴鹿山脈の中でも大好きな入道ヶ岳の眺望。
山頂に雪がないのに麓は白く染まっているのが不思議。

入道ヶ岳 山頂より雲母峰
残念ながら鎌ヶ岳、御在所岳は雲につつまれてしまいました。
雲母峰・・・入道ヶ岳に来るたびに呼ばれてる気がするからそろそろ登らなきゃ。

入道ヶ岳 山頂より野登山
南側の野登山。余裕があれば午後から登るつもりでした。
目に見えて青空が失われていくのでまた次回です。


入道ヶ岳 井戸谷分岐への道
強風のためかガスの残量か・・・ぬるまお湯で作ったバキバキのカップラーメンが昼食。
正午も過ぎたところで井戸谷から下山を始めます。

入道ヶ岳 風紋
風が雪上に描く風紋。
山頂一面に広がるところを見たかった!

入道ヶ岳 井戸谷分岐
(12:20)
無雪期には分かりにくい井戸谷分岐もトレースのおかげで見過ごしはありません。
井戸谷は一気に200mほど高度を下げるのでシリセードにぴったり!

入道ヶ岳 井戸谷 斜面
この眺望を楽しみながら駆け下りるのが井戸谷の醍醐味。
見えない夏道は諦めて、歩幅を広げてまっすぐ降りて行きます。

入道ヶ岳 井戸谷 斜面
傾斜が足りずシリセードができない・・・トレースから離れて急な斜面へ。
わずかな距離ですが初めてのシリセードは楽しい!

入道ヶ岳 井戸谷 登山道
(12:30)
楽しいシリセードはあっと言う間の10分間でした。
井戸谷は雪が深くトレースが薄い・・・でも、下りならそれも楽しい!

入道ヶ岳 井戸谷 登山道
勢いに任せてトレースから外れると腰までズッポリ!
しなだったら胸下まで埋まる深さです・・・連れてきたら良かったかな?

入道ヶ岳 井戸谷 渡渉ポイント
(12:40)
渡渉ポイント。雪解け水は沢を濡らす程度、心配なく渡れました。

入道ヶ岳 井戸谷 井戸谷避難小屋
(12:50)
井戸谷避難小屋は詰めれば4人ほどが休める広さ。
この小さな避難小屋もこの時期はありがたい存在です。
周辺は雪が深く傾斜もあるので滑りながら降りられます!

入道ヶ岳 井戸谷 ロープ場
びっくりするくらい細くなったトレース。
念のため、ロープを握りながら進みました。
ここを越えるとぐっと傾斜が緩くなります。

入道ヶ岳 井戸谷 通報ポイント3
(13:00)
通報ポイント「井戸谷3」にある富士社。
前回、磐座「石神」を忘れて今回も忘れてしまった・・・

入道ヶ岳 井戸谷 登山道
通報ポイント「井戸谷2」を過ぎれば椿渓谷キャンプ場から続く林道へ。
井戸谷ももう終わりです。

入道ヶ岳 井戸谷 椿キャンプ場
(13:15)
まったり林道を歩いて椿渓谷キャンプ場を通過。
夏場はここでテントを張って早朝から動き出すのも良いですね。

入道ヶ岳 椿大神社 第3駐車場
(13:35)
第3駐車場へ戻るとまさかの大渋滞。
調べてみたところ御祭事と言うわけでもないのにこの混雑。
この時期は参拝客に迷惑を掛けないよう第3駐車場を利用しましょう。

8月の鳳凰山以降、ハイキングレベルの山行が続き体力が低下・・・
どこかで身体に喝を入れて体力を戻さなければ!
そこで浮上したのが積雪期の入道ヶ岳。

良く踏まれた登山道はアイゼンがなくとも登れます。
しかしながら、登山道から外れれば膝上の踏抜き地獄。
山頂部は膝上に留まらず腰まで埋まるときがありました。

二本松尾根は距離はあるもののゆるやかで登りやすく
井戸谷はシリセードが楽しい。
雪山初心者にもおすすめしたいお山でした!

最後まで読んでくださってありがとうございます!
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