東海・北陸

宇津江四十八滝 滝めぐりハイキングに行こう

宇津江四十八滝は自然豊かな渓谷歩きが楽しめるハイキングコース。
標高差は200mと緩やか、片道1時間で子供や初心者も楽しめる。
山野草花園は5月下旬~8月上旬、紅葉は10月下旬~11月上旬がおすすめです。

宇津江四十八滝ってどんなとこ?

岐阜県高山市にある滝群、「宇津江うつえ四十八滝
急峻な渓谷に伝説を秘めた数々の滝が流れ落ちる。
名のある滝は13瀑。最大瀑布は王滝の18.8m。

宇津江四十八滝自然公園として整備され、石畳、橋、案内板が充実。
片道1時間の森林浴が楽しめる。

山野草花園の見頃は5月下旬~8月上旬。
紅葉の見頃は10月下旬~11月上旬。

景勝地として数々の受賞歴を誇る。
日本の自然100選
・岐阜県名水50選
・飛騨・美濃紅葉三十三選

宇津江四十八滝 全滝ダイジェスト(1分18秒)

【ぎふ140景】宇津江四十八滝 PR動画(53秒)

四十八滝山野草花園

九輪草クリンソウが15万本、笹百合ササユリが1万5千本、紫陽花アジサイが5千本が咲き乱れる。
園内は遊歩道が整備、車椅子でも楽しめる。

九輪草の見頃は5月下旬~6月中旬。
笹百合の見頃は6月中旬~下旬。
紫陽花の見頃は7月中旬~8月上旬。

いち
いち
モリアオガエルの産卵が見れるかも?

ハイキングルート

( 「宇津江四十八滝-遊湯館 」より )

主なハイキングルート

  • 滝めぐりハイキングルート ← このルートをご案内します

宇津江四十八滝の山行情報

日程 2023年6月3日
ルート 宇津江四十八滝 ⇒ 上段滝 ⇒ 王滝 ⇒ 展望台 ⇒ 上平滝 ⇒ 四十八滝高原
アクセス  宇津江四十八滝  (高山I.Cから20分)
三角点 三角点はありません
周辺情報 宇津江四十八滝 駐車場 14台 無料
宇津江四十八滝総合案内所 駐車場 40台 無料(+徒歩5分)
清掃協力金 大人200円 小人100円

軌跡データ/標高グラフ

コースタイム

活動時間
2:05

距離
2.1 km

上り
189 m

下り
189 m

  • 宇津江四十八滝駐車場

    10 分

  • 不動滝

    10 分

  • 平滝

    10 分

  • 上段滝

    10 分

  • 王滝

    10 分

  • 障泥滝

    10 分

  • 上平滝

    10 分

  • 四十八滝高原

  • 四十八滝高原

    20 分

  • 布晒滝

    5 分

  • 瑠璃滝

    5 分

  • 盌水滝

    5 分

  • 障泥滝

    5 分

  • 銚子口滝

    5 分

  • 函滝

    10 分

  • 宇津江四十八滝駐車場

山行レポート

宇津江四十八滝駐車場

宇津江四十八滝、最奥の駐車場は14台。
レストハウスしぶきは軽食・飲料補給・トイレ・お土産がそろう。

宇津江四十八滝ハイキングに備え、山菜そば、棒葉寿司。

いち
いち
出発地で補給できて、とてもありがたい

券売機で清掃協力金を支払い、滝めぐりハイキングが始まる。
慣れない人はレンタルストックを借りよう。

宇津江四十八滝は宇津江川源流に向かう。
様々な選地に選ばれた景勝地だ。

樹齢1300年超の巨木、ねじ栗。
子安観音・薬師如来・大日如来・弁財天の社を過ぎる。
名勝碑から滝めぐりハイキングだ。

宇津江川は水豊かで新緑が美しい。
石橋を渡り、5分ほどで魚返滝だ。

魚返滝

橋上から眺める、魚返うおがえり
急で流れが速い。水が少ないと右分岐が消えるようだ。

朝霧滝

寝牛岩を過ぎ、分岐を左岸に渡れば、朝霧滝
朝霧が美しく流れるように見える。

足元から頭上まで新緑に包まれる。
石畳から芽吹きは大自然の息吹だ。

平滝

平らな岩を滑らかに流れる渓流瀑、ひら
登りは平滝の右に進もう。

上段滝

平滝の上にある、上段滝
滝横に不動明王が祭られ、祈願祭が行われている。

上段滝を高巻き、ゆうもや渓谷を過ぎる。

いち
いち
緩やかで気持ち良い

梵音滝

瀑音が梵声を奏でる梵音きよのき
お経を読むときに叩く、梵音の音に由来する。

いち
いち
つまり、木魚の音なのか?

宇津江四十八滝の奇岩、天狗岩。
巨岩に様々な樹木が根を落としている。

王滝

宇津江四十八滝、最大落差18.8mのおう
滝群の王、迫力も風格もたっぷりだ。

銚子口滝

王滝を高巻き、二人静フタリシズカを愛でる。
折り返せば、銚子口ちょうしくちがあらわれる。

障泥滝


銚子口滝を見送り、階段を越えれば障泥あおりだ。
泥よけの馬具「あおり」に似たことから名付けられた。

北アルプスが眺めれる展望台
穂高連峰、焼岳、乗鞍岳が一望だ。

いち
いち
望遠鏡は無料、乗鞍岳の山頂が見える

遊歩道がギュッと狭くなる。
滝めぐりハイキングも終わりが近付いてきた。

上平滝

滝群最奥の上平かみひら
最上流の平な岩から名付けられた小さな滝だ。

四十八滝高原

杉樹林を過ぎ、堰堤前を渡渉すれば、四十八滝高原だ。

四十八滝高原奥はロープが張られ進めない。
宇津江川は猪臥山の1,300m付近の源流へと続いている。
石ベンチに座って休憩だ。

いち
いち
風が心地良い、草のベッドに寝転がろう

帰路は案内板通り、布晒滝、瑠璃滝、盌水滝に向かう。

布晒滝

布を晒したような布晒ぬのさらし

瑠璃滝

太陽が差し込み、瑠璃色に輝く瑠璃るり

盌水滝

展望台手前を渡り、盌水わんすいがあらわれる。
水流が削った穴に渦を巻き、絵画のような滝。

いち
いち
水流の描く芸術、美しく絵になる滝だ

障泥滝の右岸を抜け、銚子口滝に出た。

函滝

平滝を対岸に渡ればはこ滝。
方形の滝壺から剣が突き出して見える。

やがて、遊歩道が合流。朝霧滝に出た。
滝めぐりハイキング出発点まで5分。

いち
いち
お疲れ山でした!

まとめ

宇津江四十八滝は自然豊かな渓谷歩きが楽しめるハイキングコース。
標高差は200m弱、片道1時間で子供や初心者も楽しめる。

瀑音を轟かせたり、サラサラと穏やかに流れたり、滝の表情は様々。
滝間の距離が短く、滝が次々と現れ、楽しませてくれる。
山野草花園や紅葉の時期がおすすめです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

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