蕪山の見どころはパワースポット「株杉の森」
樹齢400~500年の巨木が立ち並ぶ。
自然の雄大さ、大地の生命力を感じさせてくれる山です。
蕪山ってどんなとこ?
岐阜県関市にある1,069mの山、「蕪山」
幹が地上2~6mで分かれて伸びる株杉群生地として知られる。
登山道は整備され、歩きやすく、初級者も安心。
周辺には高い知名度を誇るモネの池、あじさいロードがある。
紫陽花の見頃は6月下旬~7月上旬。
【岐阜新聞】株杉 巨木の生命力が織りなす異形の美(2分40秒)
【ぎふ140景】モネの池 PR動画(1分38秒)
登山ルート
(「21世紀の森 蕪山コース-関の道ウォーキングガイド 」より)
主なハイキングルート
- 自然観察道 ← このルートをご案内します
自然観察道の山行情報
日程 | 2023年6月26日 |
---|---|
ルート | 21世紀の森公園 ⇒ 自然観察道 ⇒ 蕪山 |
アクセス | 21世紀の森公園 (美濃I.Cより45分) |
グレーディング | 体力度 2/10 日帰りが可能 難易度 A/E 登山装備が必要 |
三角点 | 蕪山 二等三角点 「松葉」 |
周辺情報 | 21世紀の森公園 駐車場 80台 無料 |
軌跡データ/標高グラフ
コースタイム
活動時間
4:40
距離
8.2 km
上り
793 m
下り
793 m
-
21世紀の森公園駐車場
10 分
-
株杉登山口
10 分
-
株杉見学路・蕪山分岐
50 分
-
奥牧林道・蕪山分岐
90 分
-
蕪山
-
蕪山
60 分
-
奥牧林道・蕪山分岐
40 分
-
株杉見学路・蕪山分岐
10 分
-
株杉登山口
10 分
-
21世紀の森公園駐車場
登山レポート
21世紀の森公園
蕪山・株杉の森の起点、21世紀の森公園。
自然散策からアウトドアスポーツまで楽しめる。
蕪山・株杉の森は様々なコースが認定。
関の道・健康リゾートふれあい街道・クアの道の案内板が立つ。
3万株の紫陽花が咲き誇る。見頃は6月下旬~7月上旬。
森林学習展示館は最終トイレ、準備を整えよう。
やがて折り返し、東屋が現れる。
道なりに右に曲がれば、株杉の森が始まる。
朽ちゆく古木から芽吹き、いくつもの木が伸びる株杉。
大地の生命力と雄大さを感じる巨木だ。
株杉登山口
野鳥解説版、東屋奥には山神。
右の石段を登れば、株杉見学路が始まる。
入山すぐの株杉を過ぎ、両側に株杉が現れる。
株杉保護のロープで迷う心配はない。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
長老クラスの株杉が立ち並ぶ。
蕪山まで登らなくても、株杉の森だけで素晴らしい。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
株杉見学路は一本道。分岐はすぐに合流する。
蕪山・株杉見学路分岐
突き当たりが蕪山・株杉見学路分岐。
登山者カウンターを押し、蕪山登山が始まる。
不揃いな石畳が始まり、良く踏まれた丸太橋を渡る。
頭上には杉が立ち並び、全身が緑に包まれる。
石段を過ぎ、直登が始まる。
ずっと緩やかで森林浴がただただ楽しい。
沢沿いにケルンで小休止。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
迫力ある石段は5分で終わり。
登りは落ち着き、山紫陽花が迎えてくれた。
折り返し、緩やかな巻道が始まる。
大きく曲がった双子杉を越え、沢沿いに戻ってきた。
再び、沢から離れ、巨岩が現れる。
様々な木々が根を下ろし、小さな世界を作っていた。
小さな沢を過ぎ、沢に戻ってきた。
朽ち落ちそうな丸太橋で右岸に渡る。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
引き続き、緩やかな右岸を登る。
枝敷の橋、案内板で折り返し、登りが落ち着く。
奥牧林道・蕪山分岐
奥牧林道・蕪山分岐。山頂まで2,512m。およそ4割地点だ。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
大きく左右に振られ、3回折り返して尾根。
気持ち良い森林ハイキングが始まる。
小ピークを過ぎ、左手に蕪山が見えた。
大きく回り込むので山頂はまだ遠い。
尾根が針葉樹と落葉樹を分ける。
ブナ・ミズナラ・コナラの落葉樹が気持ち良い。
リボンが掛かる小広場、山頂まで1320m地点。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
山頂まで1000m地点を過ぎる。
杉樹林が終わり、美しいブナが広がる。
P963を越え、動物達の泥浴び場を過ぎる。
山頂直下、最後の登りがいよいよ始まる。
ぬかるみが連続する。敷かれた丸太を行こう。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
案内版から数分で蕪山山頂だ。
蕪山山頂
青く澄んだ空、心地良いそよ風。
陽当たりが良い。一本杉の木陰で休もう。
一本杉の根元に三角点、枝に鐘が掛かる。
石や丸太ベンチに座り、素晴らしい眺めを楽しもう。
解説板。白山・高賀山が特に目立つ。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
滝波山
日永岳
御嶽山が隠れていたのが残念でした。
下りは株杉見学路の復路から下山。
足を痛め、ゆっくり下りて2時間。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
まとめ
蕪山の見どころはパワースポット「株杉の森」
樹齢400~500年の巨木が立ち並ぶ姿は蕪山でしか見れない。
自然の雄大さ、大地の生命力を感じさせてくれる山です。
登りと緩やかな巻道が交互に現れ、初心者でも登りやすい。
周辺は21世紀の森公園の紫陽花、モネの池と充実。
1,000m級でおすすめ山の一つです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!