東海・北陸 城台山

城台山 文学の里~城裏 文学碑の散策路からかつての通学路を歩く

2016-04-17


空き時間を利用して登る城台山も今回で3回目!
「歴史の里」、「文学の里」、「探鳥の里」の3ルートを踏破完了です!

概要

揖斐郡揖斐川町にある標高223mの山「城台山」
山頂部の揖斐城址は県下有数の城跡となっており
周辺は城台山公園として散策道が整備されています。

(「城台山公園案内図-歴史の里入口」より)

日程 2016年4月5日
ルート 文学の里 ⇒ 揖斐城址 ⇒ 城裏
アクセス Googleマップで「揖斐川歴史民俗資料館 」を検索!
歴史民俗資料館東の交差点を南下すれば文学の里登山口です。
三角点 このルートに三角点はありません。
周辺情報 揖斐川健康広場 駐車場 240台

トレッキングレポート

文学の里入口


(11:15)
揖斐川歴史民俗資料館東の路肩に車を止めて文学の里登山口へ。
歴史の里と比べると目立たないところにひっそりとあります。


どなたが植えたのか・・・ハナダイコンが歓迎!
歴史の里と同じく整備が行き届いています。


文学の里は松尾芭蕉をはじめとし、20もの文学碑が立ち並びます。


(11:18)
斎藤茂吉「ゆふ闇の 空をとほりて いづべなる 水にかもゆく ひとつ螢は」


砂利敷きの綺麗な登山道・・・
登山道と言うより散策路ですね。


今回で「文学の里」「歴史の里」「探鳥の里」を全て踏破。
北新町はから一心寺へは車道だから良いとして・・・播隆の森は?
また時間ができたら歩いてみようと思います。


横田専一「夜の木々に 光る雫は 幾千の まなことみえて 音ひそめをり」
短い間隔で文学碑があり、写真に収めるので走れない!
しかしながら、写真を撮らなければ良い目印かな?


(11:22)
4つ目の文学碑を超えると木段が始まります。
段差は低いので駆け上がって行きます!


(11:24)
登り切ったところにある文学碑。
稲畑汀子「夕影を 曳く薄墨の 花に又」


稜線に至っても整備が行き届いています。
ここまでのものがあまり知られていないとはもったいない!


(11:30)
いくつもの文学碑を通過し東屋へ到着。
休憩はできるものの、展望はあまりなし・・・


東屋以外にベンチもあります!
文学碑が倒れてしまっていますね・・・
そして、ここから一気に高度を上げて行きます。


(11:35)
異彩を放つ17番目の文学碑。
金子兜太「れんぎょうに 巨鯨の影の 月日かな」
みつをが頭をかすめました。


濃緑と淡緑のコントラストが気持ち良い!
ベンチを通過し、揖斐城址への最後の登りが始まります。


踊り場にある最後の文学碑は誰もが知る歌人。
松尾芭蕉「此山の 悲しさ告げよ ところほり」


(11:38)
この階段を抜ければ揖斐城址は目前です!

歴史の里・文学の里 合流点


歴史の里と合流し、揖斐城址本丸へ。

揖斐城址


揖斐城址の本丸広場。二ヶ月前よりかなり緑化が進んでいます。
雨上がりに少し霞掛かって良い雰囲気!


(11:40)
文学の里登山口から30分掛からず揖斐城址へ。
写真がなければ10分以上縮められるでしょう。


休憩するほど疲れもないのでそのまま下山開始。
桝形虎口跡から駆け下りて行きます!


大手門跡から振り返り。
曲輪が段階的に高くなっているのが分かります。


(11:45)
出丸は揖斐城址一の展望スポット。
是非、登ってその目で見てください!


登山道沿いにスミレの群落がちらほらと・・・
雨上がりで元気がないけど、十分元気を分けてもらえました。

城ヶ峰・城裏・大光寺 分岐


(11:50)
城ヶ峰、大光寺、城裏分岐は城裏へ。
古くは城裏地区から大光寺地区へ、通学路として使われていました。
物足りない方は城ヶ峰まで足を伸ばしましょう!


入った瞬間、目に見えて整備が落ちています。
ここからは城台山公園外なんでしょうね。


雨露を帯びたシダで足元がぐっしょり・・・。
古くから使われただけあって登山道は明瞭です。


明瞭だった登山道が完全に隠れてしまいました。
鍛えたルートファインディング能力の見せどころ!


素直に降りて行けば足元のシダも落ち着き
再び明瞭な登山道へ・・・一安心。


(12:05)
石橋を渡って林道へ合流。林道は山へ続いています。
どこかで登山道と合流しているのかもしれませんね。


(12:08)
林道から車道へ合流・・・ここから地味に距離があります。
車道を通って揖斐川健康広場へ戻りましょう。


道端ショウジョウバカマに励まされながら
走って歩いて15分ほどで車へ戻りました。

まとめ

文学の里は登山口が少し分かりにくいものの
整備された歩きやすい散策路です。
文学碑は時が過ぎても朽ちず、山にぴったりですね!

下山に使った城裏へのルートは廃道化が進んでいます。
慣れない方は入り込まないよう注意しましょう。

最後まで読んでくださってありがとうございます!

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