今回の主役はお腹を空かせた野鳥達。
手まで餌を食べにくるヤマガラとの触れ合いは本当に楽しい!
ヤマガラに夢中で他の野鳥を撮り忘れたのが悔やまれます。
金華山ってどんなとこ?
岐阜県岐阜市にある329mの山、「金華山」
ツブラジイの花が咲くと山全体が金色に輝くので名付けられました。
山頂まで金華山ロープウェイが通じ、多くの人々が訪れています。
山頂には岐阜城、岐阜城資料館、リス村、売店、展望レストラン。
山麓には岐阜公園、岐阜市歴史資料館、伊奈波神社、岐阜護国神社がある。
金華山登山のまとめページができました! 金華山は10もの登山道が整備され、40分~1時間で登れます。 観光、運動不足解消、本格登山・・・幅広い年代の人々が楽しん ...
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金華山のおすすめ登山コース4選 子供や初心者も楽しめます
金華山の登山ルート
岐阜公園から登るルート
- めい想の小径
- 馬の背登山道 ← このルートをご案内します
- 百曲り登山道
- 七曲り登山道
馬の背登山道~めい想の小径の山行情報
「野鳥の餌が少ない冬、金華山では野鳥と触れあえる」
そんな話を耳にして、金華山を登って来ました。
日程 | 2017年2月4日 |
---|---|
ルート | 岐阜公園第3駐車場 ⇒ めい想の小径 ⇒ 馬の背登山道 ⇒ 岐阜城 ⇒ めい想の小径 ⇒ 岐阜公園第3駐車場 |
三角点 | 金華山 二等三角点 「金花山」 |
アクセス | Googleマップで「岐阜公園第3駐車場 」を確認! |
交通機関 | 岐阜バス JR岐阜駅⑫,⑬,名鉄岐阜④ ⇔ 岐阜公園歴史博物館前 14分 210円 |
周辺情報 | 岐阜公園堤外駐車場 143台 300円 岐阜公園第2駐車場 36台 300円 岐阜公園第3駐車場 300台 無料 |
軌跡データ/標高グラフ
コースタイム
活動時間
1:40
距離
3.5 km
上り
384 m
下り
384 m
-
岐阜公園
5 分
-
めい想の小径入口
10 分
-
烏帽子岩( めい想の小径・馬の背登山道分岐)
40 分
-
山頂遊歩道
5 分
-
岐阜城
5 分
-
めい想の小径・鼻高ハイキングコース分岐
30 分
-
烏帽子岩( めい想の小径・馬の背登山道分岐)
5 分
-
めい想の小径入口
山行レポート
岐阜公園第3駐車場
(12:55)
第3駐車場が綺麗に整備されました。
土曜の午後、8割ほどが埋まっています。
一番近い堤外第一駐車場まで徒歩5分・・・ほぼ変わりません。
堤外1駐車場、堤外第2駐車場は300円。お好みでどうぞ!
(13:00)
日中友好庭園過ぎの交差点を左折で堤外駐車場。
堤外駐車場が一番近い駐車場です。
螺旋階段の歩道橋を渡り、岐阜公園へ入ります。
歩道橋から岐阜城が見える。
岐阜城を色んな角度から見たけど、一番しっくり来る。
岐阜公園
今回のお目当ては野鳥との触れ合い・・・しなが同行しています。
(13:10)
岐阜公園に入って直進、突き当たり右すぐの青看板が目印。
馬の背登山道はめい想の小径から分岐します。
めい想の小径入口
めい想の小径登山口。日中友好公園からも来れます。
折り返し気味にめい想の小径に入りましょう。
めい想の小径には偉人達の名言が掲げられています。
地動説のガリレオや仏教の親鸞聖人、劇作家のシェイクスピアなど・・・
めい想の小径は岩が露出しているけど、良く手入れされた登山道。
馬の背登山道と分岐点、烏帽子岩まで緩やかに左右に振られます。
烏帽子岩
(13:20)
めい想の小径・馬の背登山道が分岐する烏帽子岩。
写真撮影に構えるとヤマガラが指に降りて来た!
突然のできごとに「おぉぉ!」と声を上げるとすぐさま飛び立って行きました・・・
クルミを手に乗せて待つ・・・ヤマガラが食べに来た!
指先に舞い降り、クルミを咥え、飛び立つ。何回も来る。
リスのように触れられないけど、驚きと感動がありました。
馬の背登山口
(13:30)
2年半ぶりの馬の背登山道。
「健脚向き」とあるけど、飽くまで金華山でのお話。
段差があり、幼児は無理ですが運動しているなら大丈夫。
数分で断崖が始まります。
断崖と言っても足掛かりが豊富で心配ありません。
段差が小さいところを選べば、筋力の消耗を避けられます。
山に慣れ親しむしなはは駆け上がって行きます。
左のロープ際が段差が小さく、楽に登れる。
上から撮るとこんな感じ。
楽なルートを歩くのも良いけど、せっかくの岩場・・・直登します!
(13:40)
断崖をいくつか抜けて尾根に合流。
ここからロープウェイを眺められます。
しかしながら、ロープウェイは10分間隔・・・撮影は断念しました。
和泉式部の恋歌が残されていた。
「今日もまた かくや伊吹の さしも草 さらば我のみ 燃えやわたらん」
多くの根が天然の階段を形作っていました。
どれだけ多くの登山者を支えて来たか・・・自然への感謝が募ります。
断崖はなくとも岩があちこちに点在。
実は左端を歩けば楽に岩を越えられます。
(14:10)
階段が現われれば馬の背登山道は終わり。
久しぶりの馬の背登山道はアスレチック感覚で楽しめました!
山頂遊歩道
山頂部の遊歩道からは御望山、城ヶ峰。
中央右奥の一際白く染まっているのは能郷白山です。
≫ 御望山 特徴的な末広がりの双耳峰
≫ 岐阜市北部に連なる城ヶ峰へ
≫ 奥美濃の最高峰 能郷白山 能郷谷から温見峠へ
(14:15)
ロープウェイ組と合流する岐阜城周辺は大混雑。
展望テラスの柵には野鳥用の餌が置かれ、多くの人が野鳥観察を楽しんでいました。
手にクルミを乗せて待ち10数分、全く寄ってこない・・・
少し静かになるとヤマガラが来てくれました。
ヤマガラは騒がしいと近寄りにくいんでしょうね。
しなががんばって動画を撮ってくれました!
他には緑掛かったメジロ、白黒のシジュウカラがいますが手に来ません。
1時間があっと言う間に過ぎていました。
めい想の小径 下山口
(15:35)
帰路は傾斜が緩く、展望が良いめい想の小径から。
下山口すぐの石段は少し危ない感じ・・・
しかしながら、馬の背登山道よりもずっと手入れが行き届いています。
(15:40)
達目洞・西山へと続く鼻高ハイキングコース分岐。
岩戸公園・岐阜公園と登ったし、達目洞からも登りたい。
めい想の小径にはビューポイントが4つ設定されています。
ここからはお向かいの百々ヶ峰が良く見える!
実は百々ヶ峰もヤマガラと触れあえます。
≫ ヤマガラと触れあう 百々ヶ峰 ながら川ふれあいの森~三田洞展望広場
岩がところどころ露出したり、急なところも・・・
めい想の小径は初心者向け。だけど油断できません。
自然の芸術を感じさせられる木の根。
ここ・・・金華山ですよ?
木道を過ぎ、緩やかな巻道に入ります。
夕方になりトレーニングの登山者が増えてきました。
平らな登山道を巻いて巻いて烏帽子岩へ戻りました。
ヤマガラを探しても気配が全くありません。
山頂で諦めなくて本当に良かった・・・
(16:35)
めい想の小径から日中友好公園に抜けると立派な看板がありました。
第2・第3駐車場から来るときはここからがおすすめです!
まとめ
およそ3年半振りとなる金華山・・・馬の背登山道~めい想の小径。
踏破済ながらも馬の背登山道の岩場は楽しく、めい想の小径の展望は新鮮でした。
時間を空けて登れば、新しい刺激が待っています。
今回の主役はお腹を空かせた野鳥達。
手まで餌を食べにくるヤマガラは本当に可愛い!
リス村のリスとは違う触れ合いが楽しめました。
野鳥との触れ合いは餌が少なくなる冬季だけ。
ヤマガラは騒がしいと近付きません。じっと静かに待ちましょう!
最後まで読んでくださってありがとうございます!
金華山の山行記録
周辺の山行記録