如来ヶ岳は岐阜近郊に多くある低山の一つ。
荒れた低山かと思いきや、良く登られる明瞭なお山でした。
山頂からは御嶽山、金華山、伊吹山の三景が楽しめます。
概要
岐阜県岐阜市と山県市に跨る標高276mの山「如来ヶ岳」
標高276mながらに一等三角点を持つ。
日程 | 2018年12月16日 |
---|---|
ルート | 岐阜市畜産センター ⇒ 登山口 ⇒ 鉄塔No.111 ⇒ 済法寺跡地 ⇒ 如来ヶ岳 ⇒ 堰堤 ⇒ 八幡神社 |
アクセス | Googleマップで「畜産センター北駐車場 」を確認する |
三角点 | 如来ヶ岳 一等三角点 「檜峠」 |
周辺情報 | 畜産センター公園 北側駐車場 85台 |
トレッキングレポート
(14:30)
畜産センター北側駐車場は豚コレラのため閉鎖中。
ビジターハウス前は駐車場をお借りしました。
芝生広場の奥に見えるのが如来ヶ岳。
あの山の名前を何人が知っているんだろう?
如来ヶ岳登山の起点となる畜産センター北側駐車場。
今は閉鎖され、消毒用の石灰が撒かれていました。
(14:40)
「畜産センター北」交差点。横断歩道を渡り、右へ進みます。
分かりやすい案内板ですが、目立たないので見落とし注意!
草が薄く踏まれた後を追いましょう。
(14:45)
気付かずに通り過ぎてしまった如来ヶ岳登山口。
ピンクテープは完全に埋もれていました。
登り始めれば明瞭な登山道。
良く踏まれ気持ちの良い竹林から始まります。
(14:50)
荒れた登山口とは裏腹に明瞭な踏み跡に納得。
この神社に続く参道だったんですね。
神社を右に抜ければ、新しい白テープが案内してくれました。
参道から離れると登山道は細く薄くなります。
ちょっぴりシダがうるさいところもあります。
足元が隠れるほどではなく一安心。
尾根に辿り着き、傾斜がなくなりました。
案内代わりに張られたロープが安心をくれます。
再び登りが始まったと思いきやこんなに緩やか・・・
時間も押しているので駆け抜けます。
身を屈めないと通れないアクションポイント。
邪魔だけど、目立つからこそ目印にもなります。
油断していたらシダが再び騒がしくなってきました。
展望地である鉄塔までもう少しです。
(15:15)
低山展望地の定番、111番鉄塔に辿り着きました。
登り始めて30分、休憩にもぴったりのポイントです。
椿洞から続く鉄塔巡視路との合流点。
この整備なら安心して登れそうですね。
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鉄塔を過ぎると緩やかな登りが再開します。
鉄塔巡視路からの登山者が多いのかシダも邪魔になりません。
ちょっぴり困った突き当たりの分岐。
左に回り込むように進むのが正解でした。
(15:25)
およそ1,100年前に建てられた済法寺跡の案内板。
こんな山中にあってはさぞ苦労したのでしょうね・・・
済法寺へはロープが張られています。
訪れる人は多くないようで踏跡はぐっと薄くなります。
(15:30)
小さな石垣と字が消えてしまった案内板が残る済法寺跡。
860年以上の月日は完全に痕跡を消してしまっていました。
(15:35)
分岐へ戻り、少し進めば桧峠です。
如来ヶ岳の三角点名が桧峠だったはず・・・
山頂・洞分岐にはしっかりとした案内板があります。
木の案内板は温もりがあって良いですね!
(15:40)
枯葉が一面に敷かれた如来ヶ岳山頂。
期待してなかった眺望は見事に裏切ってくれました。
百々ヶ峰と同じく温もりにあふれる山名板。
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(15:50)
山頂・洞分岐から少し戻れば、八幡神社分岐。
文字も消え、踏跡も全く見えないけど・・・行きます!
ココに注意
ここからはおすすめしない八幡神社ルートです。
荒れ果て廃道化が進んでいるので利用は控えてましょう。
判断に困った迷いポイント。まさかの草の上を進みます。
足元が見えないところを進むので注意してください。
対岸に渡り、ピンクテープが現れほっと一息。
ここからは安心して歩けました。
倒木と言うより土砂崩れ。完全に登山道が塞がれています。
大き目の木を乗り越えれば、意外と簡単に抜けられました。
倒木が登山道寸前で耐えてくれていました。
いつ限界を迎えるか分からない・・・早く通過しましょう!
(16:25)
八幡神社に立ち寄り、感謝の参拝に立ち寄りましょう。
参道を抜ければ、山間の住宅地へ入ります。
舗装路を歩いて15分で畜産センターへ戻りました。
如来ヶ岳は岐阜近郊に多くある低山の一つ。
標高276mながらに一等三角点を持ちます。
荒れた低山かと思いきや、良く登られている明瞭なお山でした。
山頂からは御嶽山、金華山、伊吹山の三景が楽しめます。
如来三景を是非その目で楽しんでくださいね!
しかしながら、下りで使った八幡神社から登るルートは荒れています。
廃道化まで行かないものの、不明瞭なところもあるのでお勧めはしません。
最後まで読んでくださってありがとうございます!
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