東海・北陸 百々ヶ峰

百々ヶ峰 ヤマザクラ道に咲くヤマザクラを見に行こう!

2021-03-06


百々ヶ峰は岐阜市最高峰。金華山に次ぐ人気のお山です。
ヤマザクラが咲く前に、ヤマザクラ道を歩いてきました。
とても険しく新たな一面を知ることができます!

概要

岐阜県岐阜市の最高峰、標高417.9mの山「百々ヶ峰どどがみね
長良川の北に位置し、南の金華山と向かい合っている。
三田洞には四季の森公園センターがあり、遊歩道が整備されている。

(「松籟団地ルート案内図-真福寺山」より )

日程 2021年2月14日
ルート 真福寺 ⇒ 松籟登山口 ⇒ ヤマザクラ道 ⇒ 真福寺山 ⇒ 百々ヶ峰(西峰) ⇒ 百々ヶ峰 ⇒ 百々ヶ峰(西峰) ⇒ 真福寺山 ⇒ 西山4号墳道 ⇒ 真福寺
アクセス Googleマップで「真福寺 」を確認する
三角点 百々ヶ峰(西峰) 四等三角点 「下岩崎」
百々ヶ峰 三等三角点 「百々峰」
周辺情報 真福寺 駐車場 10台 無料

トレッキングレポート


百々ヶ峰登山、南西側の起点となる真福寺。
広い駐車場をお借りして、安全祈願して行きましょう。


真福寺の後ろに見えるのは百々ヶ峰西峰。
まずはあの西峰に登頂。更に先の百々ヶ峰へ向かいます。


西山4号墳ルートの由来となる西山4号墳。
7世紀頃の群集墳で直径16mの円墳があります。


真福寺の門を過ぎ、六社神社にそって進みます。


1本目を左折。六社神社の鳥居を左に見る。


静かな市街地を真っすぐ歩きましょう。


弘霊不動尊、多くの石仏が立ち並ぶ侮れない神社。
百々ヶ峰から流れ落ちる松石滝はやがて天神川となる。


松石滝上にある溜め池。
駐車できそうなスペースがありました。


突き当りにある松籟登山口。


これらの登山道は国土地理院地図に記載される古道。
「市はみとめていません」とは?悩ましいですね。


金華山に次ぐ人気山の百々ヶ峰。
登山口を変えれば誰もいない静かな山へ。


松籟登山道、ヤマザクラ道分岐。
小さな案内板がしっかり。助かりますね。


天井が崩れ落ちそうな廃屋。
右に続く石段を登って行きます。


石段の先にある稲荷神社。
明瞭な登山道は稲荷神社への参拝が理由ですね。


恐らく一番の難所、岩場の急斜面。ロープが欲しかった!
乗り越えると立ち並ぶヒトツバが労ってくれる。


斜面を蹴り込んだ跡が痛々しい・・・
急登に敷かれた枯葉に足を滑らさないよう注意してください。


「反射板まで800m」
案内板の古さにヤマザクラ道の歴史を感じる。


思ったより大きな岩が多い。
岩を積極的に踏めば、歩行スピードは上がります。


振り返ると溜池と金華山。
この先、金華山は幾度も励ましてくれる。


尾根の先端にある案内板「この先急坂難路」
ロープのない急な岩場は下りたくありません。


ここから傾斜がしばらく落ち着きます。
弾んだ息を整える余裕が生まれました。


植生が変化し、シダが登山道に侵出。
岐阜屈指の人気を誇る百々ヶ峰の意外な一面。


いくつかあるビューポイントからは金華山が良く見える。
金華山、舟伏山、尾崎三峰山は登頂済。洞山も登らなきゃ。

登山道脇に揺れるふわふわ綿毛。
花や新緑がなくても山は心を癒してくれる。


所々にあるヤマザクラの小判札。
ヤマザクラは登山道沿いに100本・・・花の時期が楽しみ。


足元は明瞭だけど、木々が登山道を侵食。
身体を枝で擦りながら進むところもありました。

ビューポイント1は岩場から眺望が楽しめます。
隠れていた舟伏山が顔を出しましたね。


100m置きにある距離板も残り200m。
ヤマザクラも増えてきました。


森のトンネルが現れれば、反射板がある真福寺山は近い。
まだ西峰、百々ヶ峰と続きます。焦らず行きましょう。


真福寺山、反射板のフェンスが見えた!
焦らずと言ったのに駆け出してしまう・・・


ヤマザクラ道を広めてくれた案内板。
これが拡散され、多くの登山者がヤマザクラ道を知りました。


松籟団地を起点とする登山道が網羅。
このブログでも少しずつ紹介して行きます。


真福寺山の山頂に立つ反射板。
西峰へはフェンス沿って右に行きましょう。


ヤマザクラ道とは変わって良く踏まれた登山道。
人気が高い諏訪神社ルートと合流しました。


鞍部にある西峰・真福寺山・松籟ルート分岐。
松籟ルートは国土地理院地図未掲載・・・注意して進んでください。


緩やかに登れば、空が広がる・・・西峰は近い。


百々ヶ峰 西峰、四等三角点があります。
丸太ベンチで少し休んで行きます。


西峰から望む百々ヶ峰。
こんな末広がりな山容だったんだ。


三田洞分岐。折り返し地点にあるので見落としに注意。


右に左に振られながら緩やかな下り。
まっすぐ降りるには急だけど、ちょっとげんなり・・・


西峰と百々ヶ峰を繋ぐ稜線歩き。
木は高いけど、空は開けて気持ち良い。


百々ヶ峰まで分岐が何回もあります。
多くが遊歩道と旧道分岐・・・自然を感じたいので旧道を歩きます。


旧道と言っても岐阜市屈指の人気山。
踏跡はこれ以上ないくらいにしっかりしてる。


こんな感じに別れてもやがて合流します。


およそ中間地点から望む百々ヶ峰。
この稜線歩きは快適で心身に優しい時間でした。


またも遊歩道、旧道分岐。
松籟団地へ降りる不動岩ルートへは右を進みましょう。


不動岩ルートは国土地理院地図にないルート。
難路指定されているので進むときは注意してくださいね。


折り返して戻って来た遊歩道に合流。
同じような分岐が続きます。

管理車道、遊歩道、旧道分岐。
旧道には祠があります。立ち寄ってみましょう。


雨水に削られた細い登山道。
これまでと違った雰囲気が楽しめます。


直立する木々の隙間に続く登山道。
森の雰囲気が濃く歩いていて気持ち良い。

分岐の先には小さな祠が祀られていました。
山を登れることに感謝、安全登山を祈願。


遊歩道と合流。やや長い分岐でした。


松尾池南陵ルートへと繋がる旧道分岐。
旧道からの分岐が多く、気が抜けません。


水色の案内板を右に向かえば、松尾池南陵ルート。
松尾池直登ルートが通行禁止になったので、いずれレポートしますね。


再び遊歩道に戻って、最後の分岐。
百々ヶ峰山頂はすぐそこです!


電波塔の横を抜け、小さな百々ヶ峰山頂に到着。
南から東に掛けて眺望が楽しめます。


展望台とベンチが整備され、家族連れで賑わっています。


岐阜市の象徴的な存在、金華山。
市民の憩いの場として、歴史的な名所として、多くの人々が訪れます。


金華山の左手にある舟伏山、兎走山。
奥には尾崎三峰山、尾崎権現山が見える。


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落石で通行禁止になってしまった松尾池直登ルート。
少し過敏な気もしますが難しい問題ですね。


帰りは遊歩道を駆け降りて、真福寺山に戻って来ました。
登り返しがちょっときつかった・・・


ヤマザクラ道分岐からフェンス沿いに西進。
西山4号墳道の分岐へと進みます。


「平野部の眺望は、どの登山道よりも優れている」Wikipediaの記述。
ポイント次第かもしれないけど、そこまでの印象はありません。


枯葉が厚く滑りやすい、脆く急斜面・・・バリエーションルートですね。
優しかった百々ヶ峰が牙を剥いて来るようだ。


ところどころの岩場から眼下を見下ろせる。
急なだけあって進むのも早い。


中央左にある小さな鷺山。
奥には南宮山、池田山が霞んでいる。


池田山 新緑の霞間ヶ渓登山道を歩いてきました

ちょっと登山をしてみよう。近くの山と言うと・・・池田山? ここからトレッキング三昧の日々が始まりました。


落石防止のワイヤーロープが張られている。
つまづかないように注意してくださいね。


滑りやすい急斜面・・・ロープはありません。
滑落しないよう足の置き場を慎重に選びます。


思わず写真に収めたものの、全然伝わりませんね。
眺望目当てに下るのはおすすめしません。


岩を迂回して降りたところにテープを発見。
荒れた登山道では人の痕跡に癒されます。


明瞭だけど、薄く険しい登山道。
集中して黙々と降りるのみ・・・


植生が変わり、シダが現われ、木が太い。
傾斜も気持ち落ち着いて来た。


緑テープが現れれば、堰堤は近い。


初めて目にする堰堤。治山工事の技術も進んでいる。


沢沿いに進めば、六本松墓地の裏に出る。


山頂から1時間弱、真福寺山から25分で下山。
お疲れ山でした!

岐阜市最高峰の百々ヶ峰、金華山に次ぎ人気の高いお山です。
ヤマザクラが咲く前に、ヤマザクラ道を歩いてきました。

ヤマザクラ道、西山4号古墳道はどちらも静かな登山道です。
遊歩道と比べてとても険しく、登山者はいませんでした。
百々ヶ峰の新たな一面を知ることができます。

一部、急で脆いところがあるので登り利用がオススメ。
ヤマザクラの時期はどんな姿を見せてくれるんでしょうね。
季節を変えてまた訪れようと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございます!

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百々ヶ峰

  1. 管理車道ルート
  2. 三田洞キャンプ場ルート
  3. 権現山ルート
  4. 松尾池直登ルート
  5. 松尾池萩の滝ルート
  6. 松籟団地ルート
  7. ヤマザクラ道 ← このルートをご案内しました
  8. 西山4号墳ルート
  9. 諏訪神社ルート

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