雨乞岳は距離こそ長いものの標高差は400mほど。
七人山のコルへの急登は眺望が疲れを吹き飛ばしてくれます。
渡渉を繰り返す登山道は飽きが来ず、熊笹の山頂は雄大!
森林浴にぴったりの癒しのお山でした!
雨乞岳ってどんなとこ?
滋賀県東近江市と甲賀市にまたがる1,238 mの山、「雨乞岳」
御池岳に次ぐ鈴鹿山脈第2の高峰で、「白倉岳」、「藤切岳」とも呼ばれる。
山頂には「大峠ノ沢」と呼ばれる小池があり、雨乞信仰が山名の由来。
感じよう!鈴鹿10座 雨乞岳編(1分16秒)
登山ルート
主な登山ルート
- 武平峠・クラ谷ルート ←このルートをご案内します
- 武平峠・沢谷ノ頭・三人山ルート
「 滋賀県の山」掲載の武平峠・クラ谷ルートを登ってきました。
雨乞岳の山行情報
日程 | 2015年5月17日 |
---|---|
ルート | 武平トンネル西登山口 ⇒ 沢谷峠 ⇒ クラ谷 ⇒ 七人山 ⇒ 東雨乞岳 ⇒ 雨乞岳 |
アクセス | Googleマップで「武平トンネル西駐車場 」を確認! |
三角点 | 雨乞岳 三等三角点 「雨乞岳」 |
周辺情報 | 武平トンネル西駐車場 15台 |
軌跡データ/標高グラフ
山行レポート
(7:05)
武平トンネル西の駐車スペースは7時過ぎには満車間近!
気合の入った前夜泊組もちらほら・・・。
もちろん、いちも前夜泊組です!
道を挟んで向かいにも駐車場があります。
ざっと15台ほどでしょうか?
(7:20)
駐車スペースから橋を渡ると右手に武平トンネル西登山口。
少し戻り気味に進んでいきます。
数分で左手を登って行きます。
足元に小さな看板があります。見落とさないよう注意してください。
(7:25)
明瞭な登山道が立入禁止・・・。
右に続く踏跡を追いましょう。
(7:27)
・・・が誤って元の道へ合流したようです。
この崩落を避ける為の立入禁止だったんでしょうね。
中央の石に足を掛けて乗り越えましょう!
雨は降ってないのに登山道が沢状態。
・・・ヒルが怖い季節が時期にやってきます。
③番看板を過ぎるとヤマツツジが出迎えてくれました。
見慣れたミツバツツジ違って新鮮。
新緑の森を沢のせせらぎと共に歩く。
この気持ち良さはハイカーズハイとでも呼べば良いんでしょうか?
(8:10)
④番の沢谷峠を越えると楽しい涸沢登り!
・・・残念ながら一瞬で終了です。
(8:25-30)
⑤番のクラ谷。1時間歩いて中間地点。
参考タイムよりやや早く来れてますね。
滝が涼をくれ、火照った身体を癒してくれました。
夏なら飛び込んでます!
(9:10)
⑦番の七人山のコルへ到着。
七人山へ立ち寄って行きましょう。
七人山頂部は新緑が広がります。
ここで追いかけっこしたら楽しそう・・・
(9:15)
駆け上って5分で七人山頂へ。
たっくんが人々・・・忍々しているようです。
七人山のコルへ戻り、雨乞岳方面へ。
美しい新緑のトンネルに思わず歩幅が広がります。
(9:45-10:00)
パノラマビューの東雨乞岳へ到着!
苦戦中のたっくんを待ちながら眺望を楽しみます。
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左・御在所岳、中央・雲母峰、右・鎌ヶ岳。
こちら側から見る鎌尾根はなんだか可愛く見えますね。
御在所岳 奇岩と眺望の尾根歩き 中道~一ノ谷新道
鈴鹿の魅力をギュギュッと濃縮!鎌ヶ岳 武平峠ルート
目指す雨乞岳はもう目と鼻の先!
笹原に伸びる登山道は胸を躍らせてくれます。
(10:15-35)
雨乞岳登頂で鈴鹿セブンマウンテン制覇へリーチ!
最後は竜ヶ岳を残すのみです。
雨乞岳は東雨乞岳よりぐっと狭い山頂です。
昼食には早いけれどゆっくりカロリーチャージ。
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古くから雨乞信仰の対象とされる大峠ノ沢。
雨乞信仰の池としては夜叉ヶ池が浮かびます。
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東雨乞岳から眺める杉峠への稜線。
歩いても走っても楽しそう!
新緑の森を駆け下りるとたっくんがいない・・・。
釈迦ヶ岳で著しい成長を見せたのに調子が悪いのかな?
山頂から2時間で下山完了・・・待ち時間は駐車場のゴミ拾い。
良い時間の過ごし方を見つけたかもしれない!
雨乞岳は距離は長いものの標高差は400mほど。
七人山のコルへの急登は眺望が疲れを吹き飛ばしてくれます。
渡渉を繰り返す登山道は飽きが来ず、クマザサの山頂は雄大!
森林浴にぴったりの癒しのお山でした!
最後まで読んでくださってありがとうございます!
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