鈴鹿セブンマウンテン5座目は釈迦ヶ岳。
キレットにガレはまるで高山のよう・・・大満足です!
釈迦ヶ岳ってどんなとこ?
三重県三重郡、滋賀県近江市にまたがる1,092.2mの山、「釈迦ヶ岳」
三重県側は崩落が激しく、侵食された大蔭のガレは迫力があります。
主な登山ルート
- 中尾根 ← このルートをご案内します
- 庵座谷
- 羽鳥峰
- 岩ヶ峰尾根
- 松尾尾根
中尾根~羽鳥峰(猫谷)の山行情報
日程 | 2015年4月26日 |
---|---|
ルート | 朝明渓谷有料駐車場 ⇒ 中尾根 ⇒ 釈迦ヶ岳 ⇒ 羽鳥峰 ⇒ 猫谷コース |
アクセス | Googleマップで「朝明渓谷有料駐車場 」を検索!(菰野ICから14分) |
三角点 | 釈迦ヶ岳 三等三角点 「釈迦ケ岳」 |
周辺情報 | 朝明渓谷有料駐車場 駐車場 500円 三休の湯 大人700円, 小人350円 |
「三重県の山」掲載の中尾根で登頂、羽鳥峰 猫谷コースで下山する周回コースを歩きます。
軌跡データ/標高グラフ
コースタイム
活動時間
4:40
距離
11.4 km
上り
893 m
下り
893 m
-
朝明渓谷有料駐車場
5 分
-
庵座谷・中尾根登山口
15 分
-
中尾根登山口
50 分
-
鳴滝コバ
10 分
-
庵座谷・中尾根合流
30 分
-
釈迦白毫
5 分
-
大蔭のガレ
10 分
-
釈迦ヶ岳最高点
5 分
-
釈迦ヶ岳
-
釈迦ヶ岳
30 分
-
猫岳
40 分
-
白滝谷分岐
20 分
-
ハト峰
5 分
-
ハト峰峠
35 分
-
猫谷・林道分岐
20 分
-
朝明渓谷有料駐車場
山行レポート
朝明渓谷有料駐車場
朝明有料駐車場は登山の起点として大混雑。
白線外にスペースに案内され、駐車できました。
庵座谷・中尾根登山口
駐車場から振り返ると庵座谷・中尾根登山口。
登山ポストもあります。
朝明渓谷は釈迦ヶ岳、入道ヶ岳登山の起点で人気が高い。
多くの登山者に踏まれ、登山道は明瞭だ。
林道に突き当たる。庵座谷登山口は左、中尾根登山口は右。
砂防ダムは少し登れば、飛石で渡渉できる。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
中尾根登山口
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
鈴鹿らしいザレ尾根を抜ける。
花崗岩の急登を越え、ロープが見えれば鳴滝コバは近い。
鳴滝コバ
中尾根はミツバツツジが咲き乱れる。
アカヤシオはどこで会えるだろうか?
P890で釈迦ヶ岳が現れた。
ゴールが見えれば、歩幅が広がり、足が軽くなる。
笹の登山道をしばらく下る。
アセビの花は終わり、種を膨らませていた。
下り切ると中尾根・庵座谷ルートの合流点。
庵座谷ルートは大蔭のガレを通れないのが残念。
岩場は迂回路が整備。
迂回路は岩が散らばるくらいで危険はない。
幾つもある展望地から大迫力の釈迦ガレ。
鎌ヶ岳に負けない荒々しくかっこいい姿だ。
釈迦白毫
中尾根・松尾尾根の合流点、釈迦白毫。
白毫は釈迦の眉間にある毛の塊を指す。
釈迦ヶ岳は「釈迦の寝姿に似ている」に由来する。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
空が広がる気持ちの良い尾根歩き。
正面は最高点。右奥が釈迦ヶ岳山頂だ。
釈迦ヶ岳のハイライト、大蔭のガレ。
ナイフのように切れ落ち、迫力がある。
大蔭のガレを振り返る。
歩く恐怖はないけど、見た目の衝撃は強い。
釈迦ヶ岳 最高点
登り返して釈迦ヶ岳最高点。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
釈迦ヶ岳 山頂
釈迦ヶ岳 山頂は狭く、登山者が多い。
山頂からあふれ、離れて休む登山者も。
三重県の山では「展望もあまりない」とされていました。
少し霞んでるけど、眺望は素晴らしい。
入道ヶ岳に続き、釈迦ヶ岳で悟りを開くたっくん。
金華山から始め、鈴鹿で鍛えられてきた。
帰路は猫岳・羽鳥峰を通る周回コース。
県境稜線縦走路から羽鳥峰へ向かう。
猫岳への登山道が気持ち良い。振り返れば、大蔭のガレ。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
猫岳
猫岳でたっくんがのぼせて出血(鼻血)
しばらく休んで回復を待つ。
猫岳を過ぎるとアセビが花開く。
中尾根から探し続けてやっと会えた!
登山道が深い堀状になる。
ザレて少し滑るくらいが歩きやすい。
林道コース分岐。自然豊かな登山道を歩きたくてハト峰に向かう。
羽鳥峰
ザレ上の岩場、羽鳥峰。
たっくんは釈迦ヶ岳でどうしても悟りを開きたいようだ。
羽鳥峰峠。石碑は60kg、山岳部が交代で背負って運ばれた。
石は朽ちず末永く残る。力添えありがとう。
砂防ダムは右岸から下りる。
急降だけど、足場はしっかりしている。
猫谷コース・林道コースの合流点。
ここから緩やかな癒しの道が始まる。
ここが朝明渓谷の登山口かな?
朝明渓谷沿いに駐車場へ戻る。
舗装路を歩いて、西山荘の自販機でチャージ。
結局、15時過ぎに駐車場へ戻りました。
まとめ
大蔭のガレに惹かれた釈迦ヶ岳。中尾根から眺めるガレも大迫力!
釈迦ヶ岳から羽鳥峰へは眺めても歩いても楽しい登山道。
猫谷コースは気が抜けない岩の登山道にロープ場もあり大満足。
舗装路歩きが長いけど、歩き甲斐のある良いコースでした!
最後まで読んでくださってありがとうございます!
参考になった書籍