客先で知り合った山岳会員にナンパされて1年。
大垣山岳協会の山行に飛び入り参加し、三池岳を登ってきました。
三池岳ってどんなとこ?
三重県三重郡菰野町の北部、釈迦ヶ岳の北にある標高971.5mの山、「三池岳」
登山ルート
主な登山ルートは2ルート。
・射撃場跡からお菊池を経る尾根ルート
・八風渓から八風峠を経る谷ルート
岩ヶ峰尾根~三池岳~尾根の山行情報
今回は岩ヶ峰尾根から釈迦ヶ岳へ、県境稜線で三池岳に至り、尾根道で下山する周回コースです。
日程 | 2015年4月29日 |
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ルート | 八風キャンプ場 ⇒ 岩ヶ峰尾根 ⇒ 釈迦ヶ岳 ⇒ 三池岳 ⇒ 尾根ルート |
アクセス | Googleマップで「八風キャンプ場 」を確認! |
三角点 | 釈迦ヶ岳 三等三角点 「釈迦ケ岳」 |
三池岳 三等三角点 「八風峠」 |
軌跡データ/標高グラフ
山行レポート
八風キャンプ場
(8:40-48)
八風キャンプ場奥、続々と集合する大垣山岳協会の皆様。
自己紹介を簡単に済ませ、温かい歓迎に感謝!
(8:53)
栃谷左岸の林道を進み渡渉。
橋から右岸を進んでも行けるようです。
最初からびっくりの急登!
隊列を組み進むので歩きながらの撮影です。
(9:15-20)
岩ヶ峰尾根ではイワカガミがあちこちに群生。
「私も一緒に写らんで良い?」
「花が霞んじゃうからダメやわぁ!」
不思議なまでの安定感にほのぼのします。
(9:30)
鈴鹿!と言う感じのミニザレキレット。
「若いんだから前に行きな!」といつの間にか最前列に・・・。
高度を上げ、待ちに待ったアカヤシオがお出迎え。
「いち君の日頃の行いが良かったからや!良かったなぁ!」
もうなんか温か過ぎて涙が出ます・・・。
北山
一番美しく咲いていたアカヤシオ。
色の薄いツツジを見て、アカヤシオかな?と思っていました。
花の形が全く違いますね。
岩ヶ峰
(10:30)
2度目の休憩を挟み、すぐに岩ヶ峰へ到着。
ここまで来れば県境稜線はもう目前!
(10:30-40)
「お腹空いたから先に行ってて!」
「ええよ、一本取ろうか。」
ザレた展望地で小休止。意外な緩さに少しびっくり。
(10:55)
岩ヶ峰尾根の最後の急登!
この時ばかりはロープをお借りしました。
釈迦ヶ岳
(11:10)
まさかの中二日で釈迦ヶ岳へ再登頂!
記念撮影を済ませて、三池岳を目指します。
県境稜線上のシハイスミレの群生。
これだけ咲いていると宝物を見つけたようで嬉しい!
鈴鹿セブンマウンテン5座目は釈迦ヶ岳。 キレットにガレはまるで高山のよう・・・大満足です!
三重県側がスッパリと切れ落ちた稜線歩き。
釈迦ヶ岳~羽鳥峰よりも展望は上を行きます!
大迫力のガレ!釈迦ヶ岳 中尾根~羽鳥峰猫谷 周回コース
写真を撮っていると瞬く間に置いて行かれます・・・。
目前の仙香山は巻いて中峠へ!
中峠
(12:00)
中峠を超えれば次は昼食休憩の八風峠です!
ここで最後尾の「休みたい!」は意外にも却下。
(12:15-13:00)
八風峠前の広場で食事休憩に入りました。
釈迦ヶ岳からの稜線を振り返ると絶景!
八風峠
(13:05)
登り残したピークを超えるとすぐ八風峠へ。
右に進めば八風渓沿いに降りるルートです。
荒れているようですが・・・?
三池岳
(13:25)
立派な石碑も・・・無残に倒れている三池岳山頂。
ここは通過し三角点へ。
(13:25)
三池岳 三角点で集合写真・・・みんな良い笑顔!
曇りがちだった空もこの時ばかりは晴天へ!
帰りはそのまま尾根ルートへ。
ぱっと見びっくりしたザレ尾根ですが足元は安定。
一昨年前に竜ヶ岳のシロヤシオを知り、昨年は裏年で花が少なく断念。 2年間待ち、やっとシロヤシオ満開の稜線に来れた。 花、 ...
北を望めば竜ヶ岳!
今年こそ満開のシロヤシオに会いに行くよ!
竜ヶ岳 金山尾根~表道 シロヤシオ満開の稜線から大展望の山頂へ
御菊池
(13:40)
大切なお皿を割ったお菊が身投げしたとされる御菊池。
積もった枯葉のせいか枯れてしまいそう・・・。
鎌ヶ岳に続き釈迦ヶ岳を登る予定が時間が押して手軽な福王山へ。 千年の歴史を誇る福王神社の神域を歩きます。
(13:45)
昨年登った福王山への分岐。難路に興味津々です。
福王山 千年の歴史を誇る福王神社から東海自然歩道へ
急降下のやせ尾根に入りました。
枯葉が滑りやすく転倒に注意してください。
(14:30)
崩落迂回路まで来れば急降下も一段落。
ピークを巻いてゆっくり高度を下げて行きます。
(14:40)
工事中の看板かと思いきや林道出合。
楽しかった山行もやがて終わりを迎えます。
林道をまったり歩いて15時前には駐車場へ。
道中、タラの芽を収穫される方も!
野草摘みができれば楽しさが更に広がりますね。
まとめ
大垣山岳協会に同行させていただきました。
休憩のたびに果物やゼリーが皆に振る舞われ
花や木の名前も即座に教えていただけます。
飛び交う冗談に笑いつつ登るのが本当に楽しかった!
もっとガツガツ登るイメージを持っていて
こんなに楽しく登れるとは思っていませんでした。
イメージ元が六甲全山縦走でしたからね・・・。
釈迦ヶ岳から三池岳への県境稜線は素晴らしい!
恋焦がれたアカヤシオに会え、大垣山岳協会には本当に感謝です。
最後まで読んでくださってありがとうございます!
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