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密かに盛り上がる本巣七名山 大茂山 コボ山~西尾根

投稿日:2018-07-11 更新日:

大茂山 77番鉄塔から山頂を望む
大茂山はあまり登られることがない静かな山です。
本巣七名山に選ばれたことで整備され、密かに注目を浴びる山となりました。
まずは標高の低い大茂山から挑戦してみてはどうでしょう?

book 概要

岐阜県本巣市にある標高452mの山、「大茂山」
本巣市は能郷白山開山1300年記念事業として登りやすい7座を整備。
本巣七名山として登頂認定証の発行が行われている。
それが口コミで広がり密かな盛り上がりを見せています。

 日 程 2018年7月1日
ル ー ト 外山小学校 ⇒ 巡視路分岐(No.75,78) ⇒ 巡視路分岐(No.73,74) ⇒ 林道出合 ⇒ 巡視路分岐(No.72,73) ⇒ 大茂山 ⇒ ヘリポート広場 ⇒ 春日神社
アクセス Googleマップで「out 春日神社」を確認する
三 角 点 大茂山 三等三角点 「大茂」
周辺情報 三角広場 駐車場 10台

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camera 写真館

大茂山 東屋 熊の足跡
載せ切れない写真はこちら ⇒ out 大茂山-flickr

pen トレッキングレポート

大茂山 春日神社 三角広場
(10:25)
雷倉登山口まで向かうも濃霧豪雨に撤退・・・
諦めて引き返すと嘘のように晴れて来ました。
本巣七名山として密かな盛り上がりを見せる大茂山に立ち寄ります。

大茂山 三角広場より
駐車地から望む大茂山。
標高こそ低いものの、登山道は大きく回り込みやや距離があります。

大茂山 登山口への道 国道157線 分岐
春日神社を通り過ぎ、宮谷橋を渡ってすぐの分岐を右へ。
車一台が通れるほどの狭い道へと入ります。

大茂山 外山小学校裏登山口
(10:30)
外山小学校裏にある大茂山登山口。
本巣七名山に選定され、看板が新しくなりました。

大茂山 コボ山マップ
外山小学校の裏山はコボ山として整備されています。
小屋・ベンチ・樹名板は登山でもお借りすることができますね

大茂山 登山道
整備されただけあって広く明瞭な登山道
木の知識に乏しいので樹名板はとてもありがたい。

大茂山 木の解説
児童による可愛らしい樹名板もありました。
保護活動を通じて自然を学ぶ・・・良い教育ですね。

大茂山 登山道
登山道はつづら折りで緩やか・・・がんばれば走れそうです。

大茂山 小屋
折り返しに壁のない小屋がありました。
ロープが掛けられていることから過去には鐘でも吊るしていたのかな?

大茂山 旧道分岐
コボ山整備前の踏跡がうっすらと残っていました。
ほぼ廃道化しているので利用は控えましょう。

大茂山 ゆめの丘
(10:45)
コボ山ゴール地点とも言える「ゆめの丘」
ベンチに座れば木々の隙間から妙法ヶ岳が顔を出していました。

大茂山 登山道
ここから整備されたコボ山を離れ、登山道が始まります。
足元のシダがちょっとうるさいけど、明瞭です。

大茂山 NHK
(10:50)
NHKの中継放送所。ここからアンテナ施設が続きます。

大茂山 パラボナアンテナ
登山道の中央に立つパラボナアンテナ。
少し進んだ右手にもアンテナが並びます。

大茂山 77番鉄塔 登山道
(10:55)
展望の良い77番鉄塔。
周囲は切り開かれ優しい風が吹き抜けていました。

大茂山 77番鉄塔から山頂を望む
麓からは近くみえた大茂山山頂。
左から大きく回りこむので近づいた感じがありませんね・・・

大茂山 77番鉄塔から妙法ヶ岳
振り返れば鉄塔越しに谷汲山こと妙法ヶ岳。
横蔵寺から華厳寺へ続く東海自然歩道は史跡も多く、歩き応えがありました。
この時期はヤマヒルが多いので対策が必要です・・・

吸血のヒルクライム!妙法ヶ岳 横蔵寺~華厳寺



大茂山 77番鉄塔から魚金山・西台山
中央右奥には魚金山(いおがねやま)、稜線伝いの左向かいには西台山。
共にのりこし峠から登れるお山です。

大茂山 登山道
いつも心踊らされる新緑の回廊。
駆け出したい気持ちに温まり切らない身体が付いて行かない・・・

大茂山 巡視路分岐 75,78
(11:00)
古くから登られる姥坂峠ルートと合流する巡視路分岐は直進。
コボ山ルートの登場で影を落とすことになりそうです・・・

大茂山 森の境界
良く踏まれた尾根に森の境界・・・迷う心配はありません。

大茂山 鉄塔No.76
(11:05-15)
76番鉄塔で300座を超える経験を持つ登山者と合流。
本巣七名山に挑戦中だそうで、山談義に花が咲き共に登ることになりました。

大茂山 登山道
お互いに単独行と言うこともあって不安なく進んで行きます。
ここからは同行者に合わせてまったり歩きました。

大茂山 P411分岐
(11:25)
P411の直登・巻道分岐。ここは直登が正解です。
しかしながら、道なりに巻道を進み登山道から外れてしまいます・・・

大茂山 巡視路分岐 73,74
(11:45)
74番鉄塔を過ぎて違和感を覚え、道間違いが発覚。
同行者の「道を間違えて30分以内なら戻る」に従って戻りました。
巡視路分岐に大茂山と書かれていることに気付きました・・・遅かったけど。

大茂山 大茂山コースマップ
(11:55)
大茂山コースマップが括り付けられていました。
佐原神社から登るルートもあるようです。
里山は情報が少ないので助かります。

大茂山 林道出合
(12:00)
5分ほど下ると作業林道へと合流しました。
作業林道を歩いても良いけど、登山道は続いています。
歩くならやっぱり登山道・・・横断します。

大茂山 鉄塔No.73
作業林道に沿うように進めば73番鉄塔が現れました。
そしてすぐさま作業林道へ再合流します。

大茂山 林道出合
対岸にピンクテープを見つけ再横断。
ちなみにもう少し作業林道で進んでも大丈夫です。

大茂山 登山道
ピークを巻くようにして登山道が続いて行きます。
コボ山終点から続く矢印の案内にピンクテープが安心をくれました。

大茂山 巡視路分岐 72,73
(12:05)
巡視路分岐はまさかの直進。
案内板をしっかり見れば大茂山の方角が示されています。

大茂山 登山道
少しくねった登山道に森をすり抜けるような感覚を覚えます。
この痩せた登山道を駆け抜けるのがまた気持ち良いんです。

大茂山 登山道
視界から消えていた作業林道が再び現れました。
ここを過ぎれば残るは小ピークは2つ・・・もうすぐです!

大茂山 登山道
(12:15)
快適な尾根歩きは終わりを告げ、山頂に向けて登りが始まります。
・・・とは言ったものの傾斜は大したことはありません。
歩幅を小さく回転数を上げて軽快に進みましょう。

大茂山 山頂直下
山頂に近付くに連れて足は軽くなる。
先週、鎗ヶ先を登ったおかげで身体が山に順応してる。

大茂山 山頂直下 林道
山頂を目前に飛び込んできたのはまさかの車道でした。
しっかり舗装された道で山頂まで行けちゃうんだ・・・

大茂山 山頂 東屋
大茂山山頂には東屋・ベンチが完備。
ベンチ方向は切り開かれ本巣カントリークラブを見下ろすことができます。

大茂山 山頂への道
大茂山山頂はもうちょっとだけ奥にあります。
無線中継局のフェンスに沿って進めば・・・

大茂山 山頂標識
(12:35-13:05)
新たな山名標識が整備された大茂山山頂。
周囲は人が集える広さですが、展望の良い東屋で休みましょう。

本巣七名山 登頂認定証を希望するときは自撮り写真を忘れずに!

大茂山 山頂より岐阜本巣カントリークラブ
中央左に小さな頭を出しているのは竜興寺山。
中央から右に広がるのは岸見山。
山県名山めぐりは完登したものの、山が尽きることはありません。

大茂山 東屋 熊の足跡
昼食を終えるとテーブルの下に足跡を発見。
熊かもしれません・・・食べ残しやごみを残さぬよう注意してください。

大茂山 山頂から西尾根への道
同行者と別れ、西尾根から春日神社を目指します。
山名標識を奥に抜けると倒木にピンクテープ・・・行きます。

ここからはあまりオススメしないバリエーションルートです。

大茂山 西尾根 登山道
黄テープに加え、しめ縄が案内してくれます。
しばらくはしめ縄を頼りに進むことができます。

大茂山 西尾根 登山道
休憩を促すように手頃な岩が散らばっていました。

大茂山 東尾根 登山道
下りだけかと思いきや、わずかながらに登り返しがあります。
こうして見るとかすかに踏跡がありますね。

大茂山 西尾根 林道出合
山頂へと続く林道へ合流しました。
下りる道はありません・・・雰囲気で下りましょう。

大茂山 西尾尾根 林道から北西尾根
同行者と合流した76番鉄塔から林道奥の73番鉄塔まで。
北西尾根を振り返ることができました。

大茂山 林道出合
松に付けられたピンクテープから再び登山道へ入ります。

大茂山 東尾根 支尾根 分岐
(13:20)
これまで導いてくれたしめ縄とはここでお別れ。
間違えやすいポイントです。注意してください。

大茂山 東尾根 登山道
しめ縄がなくなり心細く思っていると黄テープが現れました。
バリエーションルートは人の痕跡に励まされます。

大茂山 林道出合
(13:30)
最期のエスケープポイントとなる林道へ再合流。
先ほどよりも高さがあり、下りるのに苦労しました。

大茂山 ヘリポート広場
写真では全く分かりませんが、登山道はヘリポート広場右奥から再開します。

大茂山 ヘリポート 登山道入口
目の前まで来ても入口が全く分からない・・・
「道はある」と入ってみれば、藪は一瞬で抜けることができました。

大茂山 東尾根 登山道
踏跡は全くなく林道への撤退が頭をよぎりました。
大きく窪んだ道を見つけ、その右岸を進みます。

大茂山 東尾根 登山道
数分も歩けば明瞭な尾根となりました。
藪はこういうことがあるので入ってみるのも大切です。

大茂山 東尾根 朽丸太
痛々しい丸太階段が残っていました。
丸太の痛みは踏まれ続けた証・・・やはり歩かれていた道ですね。

大茂山 東尾根 登山道
(13:50)
西尾根の先端にたどり着きました。
良く見ると足元に青テープもある・・・ここから降ります。

大茂山 西尾根 石垣
南斜面を下りたところ、踏跡は全くありません。
少し下りて歩きやすそうなところを右に進むと石垣がありました。

大茂山 東尾根 登山道
(13:55)
石垣に至る道を探すものの、変わらず踏跡はなし。
ここからは下りられるところを下りて行きます。

大茂山 西尾根 春日神社
(14:00)
春日神社本殿に向かって左から降りて来ました。
感謝と共に参拝し、鳥居を出れば駐車地です。

大茂山はあまり登られることがない静かな山です。
本巣七名山に選ばれたことで整備され、密かに注目を浴びる山となりました。
コボ山ルートは明瞭で74番鉄塔分岐を除けば、迷う心配はありません。
帰路は慣れていなければ林道利用が安心です。
本巣七名山完登を目指しここから登ってみてはどうでしょう?

最後まで読んでくださってありがとうございます!
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