大白木山は本巣七名山への選定され、大きく整備が進みました。
本巣七名山で最も静かな山へこっそり訪れてみてはどうでしょう?
概要
本巣市北部にある標高1,234mの山「大白木山」
ぎふ百山に名を連ねるも登山者は少なく静かなお山です。
本巣七名山に選ばれ、脚光を浴びる山となりました。
日程 | 2019年6月2日 |
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ルート | 折越峠 ⇒ 大白木山 |
アクセス | Googleマップで「折越峠 」を確認する |
三角点 | 大白木山 二等三角点 「黒津」 |
周辺情報 | 折越峠 路肩 5台 |
トレッキングレポート
(11:15)
折越峠はお地蔵様が目印。
道路は広く路肩に寄せて駐車させていただきました。
振り返るとタニウツギ越しに登山口が見えていますね。
田植えの時期に咲く花として知られます。
本巣七名山に選ばれたことで整備されました。
看板と幟がなければ見過ごしたかもしれません・・・
急な階段を登れば、鉄塔巡視路の階段がお出迎え。
あっという間に尾根へと合流します。
登山口右にある壁の上へ出ました。
「もうあの壁を登ったのか!」と少しびっくり・・・
本巣七名山で最も静かな山であろう大白木山。
踏跡しっかりで驚くほど明瞭です。
(11:30)
気付けば18/22地点。
ここから少し登り甲斐が出てきます。
ちょっと新緑がうるさくなってきたかな?
ブナが現われ、森の雰囲気が良くなってきました。
思わず足を止め、見上げたブナの大木。
葉の隙間から零れ落ちる陽射しがとても優しい。
(11:45)
15/22地点を過ぎれば、登りが落ち着きます。
やがて頭上が開けてきました。
木が高く風はないけど、開放感に足が早まります。
瑞々しく輝くイワカガミの葉。
春先に訪れると、違った景色が見られるんでしょうね。
(12:00)
不思議な曲線を描く根上り桧。
最初から木に根を張ったのか、後から掘り起こされたのか・・・
左が開けて反射板が姿を現しました。
反射板のある尾根が山頂へと続いています・・・まだまだですね。
傾斜が落ち着いたことで歩幅が広がる。
息切れよりも風を切る心地良さが勝って気持ち良い!
(12:05)
中間地点に当たる鉄塔巡視路分岐。
右に進めば、すぐに11/22地点の看板が現れます。
まさかの下りが始まります。
もちろん登り返しが待ってるけど、緩やかで気になりません。
折越峠にも咲いていたタニウツギ。
花があるだけで火照った身体も切れた息も楽になる気がします。
山頂の写真が欲しいけど、全く気配がありません。
どこかで開けたところがありますように・・・
蛇のようにとぐろを巻く「とぐろミズナラ」
ミズナラのどんぐりは食べられます・・・すごく渋いけど。
登山道から少し外れ、太い枝に登って大白木山を確認。
かなり近づいてきましたね。
(12:25)
6/22地点を過ぎると最後の登りが始まります。
少し登ってトラバース、少し登ってやがて山頂です。
頭上の木は倒れているのか寄りかかっているのか・・・
こちらに倒れてきませんように!
空に向かって蕾を伸ばす可愛い花。
晴れていれば開き切った姿が見られたのかもしれませんね。
(12:30)
登りが落ち着き、斜面を巻きながら進んで行きます。
木が空洞化して枯葉が積もり秘密基地化していました。
しなならすっぽり収まっちゃいそうな良い大きさです。
鉄塔巡視路で見かける黒階段。
山頂を目前にやや急な登りが待ち受けていました。
岩岳は本巣七名山に選定されただけあってしっかり整備されています。 樽見鉄道を使って旅行気分で登るのも良いでしょう。
左が開けて姿を現したのは、同じく本巣七名山の岩岳。
岩岳 かつての修験道 回峰行場を歩く
(12:50)
1/22地点。すれ違った登山者と話が弾んでしばらく談笑。
(13:10)
大きな反射板がある大白木山の山頂。
山頂は広く団体で訪れても十分な広さです。
まだ新しい大白木山の山名板。
本巣七名山のおかげで立派な看板が整備されました。
反射板がちょっぴり残念だけど、仕方ありません。
大白木山のシンボルとして受け入れましょう。
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西を臨めば、同じく本巣七名山の倉見。
美しい三角形を描いています。
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大白木山は本巣七名山への選定され、大きく整備が進みました。
本巣七名山で最も静かな山へこっそり訪れてみてはどうでしょう?
まだまだ知名度が低く、訪れる登山者は多くありません。
この記事が大白木山の知名度向上にわずかでも貢献できればと思います!
最後まで読んでくださってありがとうございます!
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