標高390mの低山ですが、本当に整備が行き届いています。
ちょっとしたハイキングや伊吹山登山の調整にも良いでしょう。
柏原民だけでなく、多くの人に知ってもらいたい優しいお山でした!
概要
滋賀県米原市と岐阜県不破郡関ケ原町にまたがる390.9mの山「野瀬山」
山頂には戦国時名、浅井長政に改修された山城「長比城跡」がある。
琵琶湖一周のろし駅伝の舞台としても知られている。
日程 | 2019年3月31日 |
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ルート | 長比城跡登り口 ⇒ 野瀬山 |
アクセス | Googleマップで「神明神社参道 」を確認する |
三角点 | 野瀬山 三等三角点 「野瀬山」 |
周辺情報 | 長比城跡 駐車場 5台 |
トレッキングレポート
国道21号、滋賀県側より臨む野瀬山。
ローソン山東柏原店が近く立ち寄りにお勧めです!
「柏原東」交差点を北上し、線路を越えて右折。
やがて左手に長比城登り口が現れます。
長比城跡登り口の横にある神明神社。
柏原駅から歩いて来たときはここから登りましょう。
更に横にある東山道・中山道の分岐道標。
東山道は近江(滋賀県)から陸奥(青森県)へと続く、古の幹線道路。
こういった古道を巡ってみるのも面白そうですね。
長比城跡登り口を車で上がると駐車場が現れました。
駐車場は砂利敷きで5台ほどの広さがあります。
駐車場脇に立てられた長比城跡の解説板。
浅井長政が改修したものの、配下の裏切りで織田信長の手に渡った歴史があります。
(14:50)
右手にチラっと写っているのが神明神社。
野瀬山登山口へは砂防ダムに向かって進みます。
左手、振り返り気味に現れる野瀬山登山口。
竹杖の多さに地元民からの愛を感じて止みません。
色褪せた丸太階段を登れば、ショウジョウバカマが出迎えてくれます。
春の花には早いと思いきや、嬉しい出会いでした。
(14:55)
石碑の立つ秋葉神社へ到着。
振り返ると清滝山方向の眺望が広がります。
日曜は三連続の雨予報。仕方ないので土曜の午後から低山ハイク。 岐阜の山旅100コース[上]から近江の清滝山を歩いてきまし ...
山頂にNHKの電波塔がある清滝山。
伊吹山の展望台として絶好のスポットです。
南北に広がる好展望 清滝山
ちょっとした分岐にも案内板がしっかり。
荒れるどころか本当に手入れが行き届いています。
ショウジョウバカマ、アセビに続いてスミレ。
2座目の疲れも春の花達が癒してくれるようです。
藤原岳で福寿草を楽しみ、次は入道ヶ岳のアセビの群落へ! どこかメルヘンな雰囲気の山頂からは絶景が広がります。
白いアセビの次は黄色いアセビが現われました。
ここまで見事なアセビは入道ヶ岳以来です。
入道ヶ岳 北尾根~井戸谷 椿大神社からアセビ満開の頂へ!
カンカンと良い音を立てる獣避けの鐘。
こういった鐘は熊避けに使われる感じがしますが・・・?
根元から崩れ落ちた大木が横たわっていました。
ところどころ補強が新しい・・・整備に力が尽くされています。
手のひらで握ったようないびつな花を咲かせるシキミ。
誤って口にすると死亡することもある毒草です。注意してください。
スミレの集落に咲く、スミレ一家。
これだけ密に咲くのは見たことがありません。
(15:05)
少しだけ傾斜が落ち着く500m地点。
再び現れた鐘を打ち鳴らしながらゆっくり進みましょう。
歯の根元に花を集めるのはサラサドウダンかな?
花の季節は5,6月なので違うかもしれない・・・
山の資源を活用した階段。
少し見栄えは悪いけど、手作りの温もりが溢れています。
やがて山頂部が近付いてきました。
ここから先は山城「長比城跡」の遺構が楽しめます。
虎口。山城の出入口。一度に攻め込まれぬよう狭くなっています。
長比城跡を抜けると山頂に辿り着きました。
周囲は圧巻のアセビ園・・・完全に包まれています。
登山口から30分。1時間もあれば十分登って降りられます。
この手軽さが地元に愛される理由なんでしょうね。
琵琶湖一周のろし駅伝で使われるドラム缶。
のろしリレーは各地で行われているようですね。
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実は楽しみにしていた伊吹山の眺望。
・・・清滝山に続き、顔を見せてくれませんでした。
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霊仙山には柏原から登る最長ルートもあります。
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長久寺への続く道を探したものの、見つかりませんでした。
素直に来た道を引き返しましょう。
鍋尻山に続いて登り残していた野瀬山を登って来ました。
標高390mの低山ですが、地元愛にあふれ整備が行き届いています。
ちょっとしたハイキングや伊吹山登山の調整にも良いでしょう。
柏原民だけでなく、多くの人に知ってもらいたい優しいお山でした!
最後まで読んでくださってありがとうございます!
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