鬼飛山は子供から大人まで楽しめる里山です。
遊び心あふれる案内があり、子供達は楽しく登れるでしょう。
おすすめは岩鏡が咲く4月上旬。山頂付近に広がる群生地は必見!
鬼飛山ってどんなとこ?
岐阜県加茂郡川辺町にある290mの山「鬼飛山」
桃太郎伝説が語り継がれ、鬼が飛ぶように逃げたことに由来する。
見晴らし台からは飛騨川、川辺町、美濃加茂市街、御嶽山、名古屋ビル群がみえる。
桃太郎伝説の残る山!【川辺町 鬼飛山】
登山ルート
(「鬼飛山紹介マップ-川辺町 」より)
主な登山ルート
- 山楠公園ルート ←このルートをご案内します
- 賑済寺ルート
- 大谷公園ルート
鬼飛山の山行情報
日程 | 2022年6月4日 |
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ルート | 山楠公園 ⇒ 鬼飛山登山口 ⇒ 展望台 ⇒ 鬼飛山 ⇒ 展望休憩所 ⇒ 座禅岩 ⇒ 賑済寺 ⇒ 山楠公園 |
アクセス | 山楠公園 駐車場 (美濃加茂I.Cから6分) |
三角点 | 鬼飛山 三等三角点 「川辺」 |
周辺情報 | 山楠公園 駐車場 8台 無料 山楠公園 公衆トイレ |
軌跡データ/標高グラフ
コースタイム
活動時間
1:25
距離
3.3 km
上り
171 m
下り
171 m
-
山楠公園
5 分
-
鬼飛山登山口
10 分
-
ちびっこ見晴らし台
20 分
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第二見晴らし台
5 分
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鬼飛山
-
鬼飛山
5 分
-
東屋
10 分
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座禅岩
5 分
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賑済寺
25 分
-
山楠公園
山行レポート
山楠公園
鬼飛山の起点、山楠公園。芝生広場、親水広場が広がる自然豊かな公園だ。
鬼飛山はトイレ横から遊歩道を進もう。
美濃加茂バイパスをくぐれば、鬼飛山登山口だ。
鬼飛山登山口
鬼飛山登山口にある案内板。鬼飛山はツツジとイワカガミの山。
情報ボックスには川辺町の里山案内。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
登山口には丸太椅子、杖が用意されている。
里山案内をゆっくり読み、山に入ろう。
登り始めてすぐフイリフモトスミレ。
葉に斑が多い麓に咲くスミレだ。
登山道は緩やかに左へ。ちびっこ見晴らし台分岐に突き当たる。
ちびっこ見晴らし台に立ち寄ろう。
ちびっこ見晴らし台
ちびっこ見晴らし台から飛騨川越しに米田白山がみえた。
可愛らしい住民があちこちに隠れている。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
分岐へ戻り、山頂に向かおう。
岩鏡が青々と輝き、モチツツジが迎えてくれた。
竹カエル、無事カエルを過ぎ、眺望が現れる。
山楠公園の野球場、米田富士、奥には猿投山が見えた。
大谷公園分岐。見晴らし台へは左の丸太階段を進もう。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
桃太郎が一振りで斬ったとされる一刀石。
鬼瓦が見守る第一見晴らし台。
尾張白山、尾張本宮山、鳩吹山から継鹿尾山が一望だ。
第一見晴らし台から第二見晴らし台は数分。
山頂部に入り、登山道は緩やかになる。
第二見晴らし台
鬼飛山、最高の眺望が楽しめる第二見晴らし台。
山頂に眺望はない。眺望を楽しもう。
川辺町の里山が見渡せる。
納古山・遠見山・権現山・米田富士、米田白山が一望だ。
尾張白山、尾張本宮山の合間に名古屋ビル群が見える。
鳩吹山から継鹿尾山は細長い稜線を描く。
第二見晴らし台を過ぎ、右手に大谷山・八坂山が見えた。
登山道がぐっと狭くなり、枝葉が身体にすれる。
踏跡は濃く、不安はない。
岩鏡群落はすぐそこ。春には白い岩鏡が咲き乱れる。
踏んだり傷付けないように楽しもう。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
岩鏡群生地に立つ鬼の掲示板。
3月中旬から4月下旬が花の見頃。岩鏡は4月上旬が見頃だ。
足元にシダが現れたら山頂は近い。
鬼飛山
桃太郎が可愛い鬼飛山の山名板。木々に阻まれ眺望はない。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
山頂を過ぎ、木々がぐっと近くなる。
5分も歩けば、東屋だ。
東屋
モチツツジ咲く東屋。尾張白山、尾張本宮山、継鹿尾山が見える。
木々が伸び、眺望はパッとしない。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
岩鏡に囲まれた愛縣神社、愛宕神社を過ぎの座禅石分岐。
座禅石へは5分、立ち寄りましょう。
座禅岩
古くは祟り石と呼ばれた座禅岩。
白隠禅師が岩上で座禅してから座禅岩と呼ばれている。
座禅岩から賑済寺は参拝道。ぐっと明瞭になる。
分岐を登れば愛縣神社、愛宕神社に出る。
五輪塔を過ぎれば、賑済寺だ。
賑済寺
座禅岩の解説碑を読み、閉じられた本殿に手を合わせる。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
賑済寺を出て、山楠公園に戻る。20分の道路歩きが始まる。
賑済寺を出て左。交通量は少なく長閑な光景が広がる。
美濃加茂バイパスを渡り、左に進めば山楠公園だ。
山楠公園の裏から入り、野球場を抜ける。
美濃加茂バイパスと芝生広場を過ぎれば駐車場だ。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
まとめ
鬼飛山は子供から大人まで楽しめる里山です。
遊び心あふれる案内があり、子供達は楽しく登れるでしょう。
おすすめは岩鏡が咲く4月上旬。
山頂付近、30㎡もの群生地が広がります。
是非、訪れてみてくださいね!
最後まで読んでくださってありがとうございます!