納古山は迫力ある岩場と360°の眺望が楽しめる。
1時間半で登れる手軽さ、春の花々が豊富!
初心者にもおすすめしたい気持ちの良いお山でした!
納古山ってどんなとこ?
岐阜県加茂郡西部にある標高633mの山「納古山」
低山ながら周辺の山より高く展望に優れたお山です。
春はアカヤシオ、ミツバツツジ、ヒカゲツツジをはじめ、花が多い。
狭い山頂にはこれでもかとテーブルとベンチが設置されています。
登山ルート
(「納古山-七宗町公式ウェブサイト 」より)
主な登山ルート
- 木和谷初級コース
- 木和谷中級コース ← このルートをご案内します
- 納古口コース
- 大牧登山道
木和谷中級コース~木和谷初級コースの山行情報
日程 | 2016年4月24日 |
---|---|
ルート | 道の駅ひちそう ⇒ 木和谷林道 ⇒ 中級コース ⇒ 納古山 ⇒ 初心者コース |
アクセス | Googleマップで「道の駅ロック・ガーデンひちそう 」を検索! |
三角点 | 納古山 二等三角点 「岩戸山」 |
周辺情報 | 第1パーキング 6台 第2パーキング 4台 第3パーキング 6台 第4パーキング 6台 ロック・ガーデンひちそう 56台 |
軌跡データ/標高グラフ
コースタイム
活動時間
4:10
距離
9.7 km
上り
636 m
下り
636 m
-
道の駅
40 分
-
中級登山口
15 分
-
水場
25 分
-
天空岩展望台
50 分
-
納古山
-
納古山
50 分
-
初級登山口
30 分
-
中級登山口
40 分
-
道の駅
山行レポート
道の駅ロック・ガーデンひちそう
遅いので和佐谷林道の駐車場は諦めて
道の駅 ロックガーデンひちそうへ駐車しました。
ツバメに夢中のしなを促し歩道橋を越え
納古山登山口のある和佐谷林道へ向かいます。
踏切を越え、納古山登山口の案内板。
左折すると白線で「納古山登山口」

木和谷林道
木和谷林道へ入りました。
石垣の苔へ根を下ろすシダ・・・マイナスイオンたっぷり!
(11:10)
木和谷林道碑が立つ第1パーキング。
橋奥にも駐車スペースがあります。

次郎坊延胡索、紫華鬘だ。葉の色・形が違う。


石碑の古さからすると関係ありません。
子猿の墓からすぐの親猿の滝。
親猿の泣き顔に見えるとされる。
(11:25)
仮設トイレもある第2パーキング。
3台のはずが路肩を含め7台も止まっています。
中級コース登山口
第2パーキングすぐの初心者・中級分岐。
初心者コースへは林道を直進します。
振り返って中級コースを登る。
道の駅から40分・・・車で来てみるんだった。
水場

水場を過ぎ、本格的な登りが始まる。
身体は十分温まっている・・・行きます!
(12:00)
丸太ベンチがある中級コース・大牧谷分岐。
一息つくには良い時間だけど、山頂でのお楽しみ!
少し平坦になり、ケルンを過ぎれば中級コースのハイライト。
天空岩から岩場が始まる。
天空岩展望台
ミツバツツジが咲き始めました。
期待した赤八汐は少し遅かった・・・
(12:25)
この大きな岩場も足掛かりが豊富にあるので大丈夫!
足元の白柱には・・・ホワイトロックミラー?

ヤマイワカガミと言う種のようです。
ツツジもですが色が変わるとすごく新鮮!
第二展望台
辺りに楽しそうな声が響き渡り「山頂は近い!」
と思いきや下って登り返し・・・もう少しあります。
ヒカゲツツジは終わっていました。
再び現れた岩場を気持ち良く登って行きます。
高度を一気に稼げ、気分転換になる岩場は最高!
(12:45)
登り切ると初級者コースとの合流地点。
山頂は左へ進みましょう。
ザイフリボクが一本だけありました。
しおれて元気がない・・・けど、会えて良かった。
(12:53)
木和谷コースと納古口コースの分岐点。
折り返し気味に登って山頂へ!
納古山 山頂
(12:55)
中級コース登山口から1時間半で山頂へ。
小さな山頂にはたくさんのテーブル・ベンチが!
納古山のゆるキャラ、ノコリン。
登山案内図のノコリンとちょっと違うような・・・?
納古山は360°のパノラマビュー!
上麻生方面。周辺に詳しくないのがもどかしい・・・
眺望と食事をたっぷり楽しんで帰路は初心者コース!
加茂郡と下麻生町の古い境界碑。
現在、下麻生町は七宗町に編入されて加茂郡下です。
初級コース・塩の道分岐
(14:30)
初心者コース・塩の道分岐。塩の道は山頂を巻くように続く。
踏破する為だけに歩く必要がありますね。
木和谷林道終点
(14:55)
渡渉を数回経て木和谷林道終点へ。
5台ほどの駐車スペースがあります。
木和谷林道は多くの花が楽しませてくれました。
薄紫色が儚げな立坪菫。
色落ちした山瑠璃草、潤い不足の草苺。
真下に花開くモミジイチゴ、少し毒々しい印象のシャガ。

多く見られたウシハコベ。黄色が鮮やかに輝くウマノアシガタ。
(15:40)
中級コース登山口を15時半に通過して
写真を撮りながらゆっくり歩いて第1パーキングへ。
16時過ぎに道の駅ロック・ガーデンひちそうへ戻りました。
まとめ
納古山は沢沿いを歩きながらゆっくり高度を上げ
ダイナミックな岩場を乗り越えれば、山頂には眺望が広がります。
分岐は案内が充実、道迷いの心配はありません。
体力レベルは低く、春の花々が楽しませてくれる。
初心者おすすめの気持ち良いお山でした!
最後まで読んでくださってありがとうございます!