一昨年前にお山のフリーペーパPO!で知った納古山。
3ヶ月振りのしなを連れてピクニック登山へ!
概要
岐阜県加茂郡西部にある標高633mの山「納古山」
低山ながら周辺の山より際立って高く展望に優れたお山です。
春はアカヤシオ、ミツバツツジ、ヒカゲツツジを始めとした花も多く
狭い山頂にはこれでもかとテーブルとベンチが設置されています。
納古山の主な登山ルートは4ルート
木和谷初心者コース(初心者コース登山口 ⇒ 塩の道分岐 ⇒ 納古口分岐 ⇒ 納古山)
木和谷中級コース(中級コース登山口 ⇒ 塩の道分岐 ⇒ 大牧谷分岐 ⇒ 天空岩 ⇒ 納古口分岐 ⇒ 納古山)
納古口ルート(納古口登山口 ⇒ 納古口分岐 ⇒ 納古山)
大牧登山道( 牧ヶ洞林道 ⇒ 大牧谷登山口 ⇒ 木和谷初心者コースへ合流)
他、西尾根、木作谷からのルートもあるようです。
今回は木和谷の中級コースで登り初心者コースで戻って来ました。
日程 | 2016年4月24日 |
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ルート | 道の駅ひちそう ⇒ 木和谷林道 ⇒ 中級コース ⇒ 納古山 ⇒ 初心者コース |
アクセス | Googleマップで「道の駅ロック・ガーデンひちそう 」を検索! |
三角点 | 納古山 二等三角点 「岩戸山」 |
周辺情報 | 第1パーキング 6台 第2パーキング 4台 第3パーキング 6台 第4パーキング 6台 ロック・ガーデンひちそう 56台 |
トレッキングレポート
(10:45)
遅いので和佐谷林道の駐車場は諦めて
道の駅 ロックガーデンひちそうへ駐車しました。
ツバメに夢中のしなを促し歩道橋を越え
納古山登山口のある和佐谷林道へ向かいます。
案内板の通り、左折すると白線で大きく「納古山登山口」
薄れていますが見落としのない良い案内ですね。
木和谷林道へ入りました。
石垣の苔へ根を下ろすシダ・・・マイナスイオンたっぷり!
(11:10)
木和谷林道碑の立つ第1パーキング。
橋の先にも駐車スペースがあります。
ムラサキケマンが咲いていました。
色違うだけでなく、葉の形が違います。
(11:18)
子猿の墓。
「どうしてホイールキャップがあるの?」
「・・・車に轢かれたのかもしれないね」
石碑の古さからしたらまず関係ありません。
子猿の墓からすぐの親猿の滝。
泣いている親猿の顔に見えるらしい・・・
(11:25)
仮設トイレもある第2パーキング。
3台のはずが路肩を含め7台も止まっています。
第2パーキングすぐの初心者・中級分岐。
初心者コースへは林道を直進します。
振り返って中級コースを登って行きます。
道の駅から40分・・・車で来てみるんだった。
(11:50)
登山案内図にあった水場。
うん!口当たりが優しく美味しい!
水場を過ぎると本格的な登りが始まります。
身体は十分温まっている・・・行きます!
(12:00)
丸太ベンチがある中級コース・大牧谷分岐。
一息つくには良い時間だけど、山頂でのお楽しみにします!
少し平坦になり、ケルンを過ぎれば中級コースのハイライト。
天空岩から岩場が待っています!
ミツバツツジが咲き始めました。
期待したアカヤシオは少し遅かった・・・
(12:25)
この大きな岩場も足掛かりが豊富にあるので大丈夫!
足元の白柱には・・・ホワイトロックミラー?
白・・・岩・・・鏡・・・イワカガミか!
ヤマイワカガミと言う種のようです。
ツツジもですが色が変わるとすごく新鮮!
辺りに楽しそうな声が響き渡り「山頂は近い!」
と思いきや下って登り返し・・・もう少しあります。
ヒカゲツツジは終わりを迎えていました。
10mを越える岩場を
再び現れた岩場を気持ち良く登って行きます。
一気に高度を稼げ気分転換にもなるので最高ですね!
(12:45)
登り切ると初級者コースとの合流地点。
山頂は左へ進みましょう。
ザイフリボクが一本だけありました。
しおれて元気がないですね・・・もう少し早ければ!
(12:53)
木和谷コースと納古口コースの分岐点。
折り返し気味に登って山頂へ!
(12:55)
中級コース登山口から1時間半で山頂へ。
小さな山頂にはたくさんのテーブル・ベンチが!
納古山のゆるキャラ、ノコリン。
登山案内図のノコリンとちょっと違うような・・・?
(12:55-14:05)
サンドイッチと軽く炒めたアルトバイエルンでお昼ご飯。
初めてバーナーで炒めたけど、ハマりそうだ!
納古山は360°のパノラマビュー!
上麻生方面・・・周辺に詳しくないのがもどかしい・・・
たっぷり眺望と食事を楽しんで帰路は初心者コース!
加茂郡と下麻生町の古い境界碑。
現在、下麻生町は七宗町に編入されて加茂郡下です。
(14:30)
初心者コース・塩の道分岐。
塩の道は山頂を巻くように続いているので
踏破する為だけに歩く必要がありますね。
(14:55)
数回の渡渉を経て木和谷林道終点へ。
5台ほどの駐車スペースがあります。
木和谷林道は多くの花が楽しませてくれました。
薄紫色が儚げなタチスボスミレ。
(15:40)
中級コース登山口を15時半に通過して
写真を撮りながらゆっくり歩いて第1パーキングへ。
16時過ぎに道の駅ロック・ガーデンひちそうへ戻りました。
納古山は沢沿いを歩きながらゆっくり高度を上げ
ダイナミックな岩場を乗り越えれば、山頂には眺望が広がります。
分岐には案内が充実し道迷いの心配はありません。
体力レベルもさほど高くなく花も豊富!
初心者にもおすすめしたい気持ちの良いお山でした!
最後まで読んでくださってありがとうございます!