明日は二週間ぶりのお山だけど、体力レベルの低い納古山。
身体の鈍りを少しでも解消する為に午後からでも登れる天狗ヶ城へ!
概要
岐阜県山県市西部にある標高684mの山「天狗ヶ城」
砺波山の戦いで敗走した平家が土着したと言う伝承が残っています。
天狗ヶ城の登山ルートは2ルート
市井ルート(貴船神社 ⇒ 市井・八月堂分岐 ⇒ 神崎・天狗ヶ城分岐 ⇒ 天狗ヶ城)
八月堂ルート(八月堂 ⇒ 市井・八月堂分岐 ⇒ 神崎・天狗ヶ城分岐 ⇒ 天狗ヶ城)
八月堂から登り、市井に下りる周回コースを歩いてきました。
日程 | 2016年4月23日 |
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ルート | 八月堂 ⇒ 天狗ヶ城 ⇒ 松宇土 ⇒ 市井(貴船神社) |
アクセス | Googleマップで「八月堂 」を検索! |
三角点 | 松宇土 三等三角点 「松宇土」 |
周辺情報 | 八月堂 駐車場 10台 |
トレッキングレポート
八月堂
(14:55)
八月堂前の路肩へ車を止め、芝桜咲く石段を進みます。
八月堂に駐車場があります。
ざっと10台ほど止められそうです。
八月堂 登山口
御岳神社の手前に「山県さくら」の案内板。
天狗ヶ城は山県三名山に選定されていませんが
山に力を入れているのが伝わってきますね!
(15:00)
獣避けの網はフック解除で開けられます。
閉め忘れに注意しましょう!
笹が侵食してるけど、踏跡はしっかり見える。
あまり歩かれていないのかもしれませんね。
「ここは通さん!」とばかりに鋭く突き出た筍。
意気込みは買うけど、力不足・・・横をすり抜けます。
登山道は少し荒れ気味ですが里山では良くあるレベル。
赤布の案内のおかげで不安なく進んで行きます。
登山道脇に水がめが埋め込まれていました。
麓に武儀川があり、水に困るようにも思えませんが・・・?
気品漂うタチスボスミレとギンリョウソウ。
ギンリョウソウは薄い透け、ユウレイタケの別名にも納得です。
八月堂・市井 合流
驚くほど良く踏まれた尾根。
ここからピークは巻いて巻いて快適に進みます!
薄い踏跡が左にもありますが旧道。
登りをほとんど意識せずにサクサク進む!
天狗ヶ城・神崎分岐
(15:40)
天狗ヶ城・神崎分岐。
神崎への道は廃道化しているようです。
登山道案内にもあった「地蔵様」
少し広く、一息つくのにぴったり!
(15:50)
鉄塔からは展望が得られます!
右奥にちょこんと顔を出すのは大黒山。
(16:05)
ここで鉄塔巡視路とお別れ。
山頂直下の急登、我慢の時間です。
(16:08)
この手取岩が見えれば急登も一段落。
左へ巻けば難なく越えられます。
最後の稜線が見えた!
思わず駆け出すもいつも通り続かず・・・
天狗ヶ城・松宇戸分岐
(16:10)
登り切ったところにある天狗ヶ城・松宇土(三角点)分岐。
まずは天狗ヶ城の頂に向かいます。
天狗ヶ城 山頂
(16:13-23)
敗走した平家が天狗ヶ城で決死の戦いを制し、この土地に土着。
田垣、田中、藤木、堀の姓は皆その子孫と言われているそうで・・・。
麓では2時間と聞いていたものの、1時間20分で登頂。
松宇土に寄っても日暮れは心配なさそう。
(16:25)
松宇土へは一度下っての登り返し。
最初の登り返しがきついものの気持ちの良い道です。
松宇戸
(16:38-42)
いくつかのピークを越え、急登を登り返せば松宇土。
横たえられた丸太に腰を下ろせば心地良い風の御褒美。
携行食を補給し帰路を急ぎます。
八月堂・市井分岐
(17:00)
登りは見落としていた八月堂・市井分岐。
分かりやすいので下りで見落とす心配はないでしょう。
少し小さいものの足元に案内板もありました。
貴船神社へはこちらを進みます。
良く踏まれた気持ちの良い登山道は程なくして終わり
ジグザグと下って行きます。
(17:15)
トタンに囲われた小さな祠。
貴船神社の奥の院でしょうか?
(17:20)
貴船神社はすぐそこ!
本殿にも下の狛犬にも道は続いています。
貴船神社本殿からの石段は一番の斜度!
苔生して滑りやすいので手すりを取って慎重に・・・
(17:25)
今日も無事に山行を終えられました。
鳥居に感謝の一礼し、貴船神社を後にします。
開きそうだけど、しっかり絡められて開けられない・・・
数分困った後、網の下をくぐって出られました。
こちらの民家の間に出てきました。
八月堂と比べると少し分かりにくいかもしれません。
八月堂への道中、自販機があります!
水分を切らしていたのでありがたく利用させていただきました!
17時40分には八月堂へ戻れました。
松宇土から1時間ほど・・・走ってこの時間です。
まとめ
天狗ヶ城は八月堂ルートの最初こそ荒れているものの
里山としては驚くほど明瞭です。
中盤のピークはほぼ巻道で走れる緩やかさ。
近ければトレランの練習に通いたくなる良いお山でした!
最後まで読んでくださってありがとうございます!