伊木山は伊木の森として整備されており、各務原市を代表する里山です。
標高は低いながらに奥行きがあり、ハイキングやトレーニングに最適です!
概要
岐阜県各務原市鵜沼にある標高173.1mの山「伊木山」
東から見ると綺麗な円錐型を描くので夕暮富士とも呼ばれる。
「こんなに楽しい岐阜の山旅100コース美濃[下]」では伊木の森から周回するルートを紹介しています。
日程 | 2018年12月24日 |
---|---|
ルート | 伊木山西口 ⇒ 花咲く稜線の道 ⇒ 伊木山 ⇒ キューピーの鼻 ⇒ 陽だまりの道 ⇒ 熊野神社 |
アクセス | Googleマップで「伊木山西口 」を確認する |
三角点 | 伊木山 三等三角点 「伊木山」 |
周辺情報 | 伊木山西口 駐車場 15台 |
トレッキングレポート
(14:50)
観音寺横にある伊木山西口駐車場。
収容台数14台ですが、遅さもあってか寂しい限りです。
伊木山西口にある伊木山案内図。
伊木の森周辺は網の目のように登山道が広がっています。
真冬に名も知らぬ花が出迎えてくれました。
今年は暖冬だから狂い咲いちゃったかな?
伊木山西口から伊木山山頂まで700m。
標高差100mほどの軽いハイキングが始まります。
丸太階段の段差を枯葉が埋めてくれていました。
いつもは避ける丸太階段も段差がなく快適です。
ちょっぴり登りもあるけど、段差が小さいので駆け上がれます!
・・・長くは続きませんけど。
(14:55)
山頂部までのおよそ中間地点となる「山頂まで500m」地点。
既に尾根上に乗っているので傾斜は緩く息が切れません。
この緩やかな登りはトレーニングにぴったり!
トレイルランナー気分で駆け上がって行きます。
4~5月に開花するモチツツジが狂い咲いていました。
まだ真冬なのにせっかちさんだね!
(15:00)
熊野神社から続く熊野神社本宮跡。
震災記念碑や秋葉神社も立ち並びます。
西口と熊野神社口の合流点にある案内板。
全ての分岐に案内板があり、迷う心配はありません。
熊野神社、伊木の森分岐で出会った方は筋トレ中でした。
伊木山は軽い運動にぴったり!山を登ってるけど、登山のイメージはありませんね。
やがて伊木山山頂が姿を現しました。
「もう山頂か!」登り始めてまだ15分しか経ってないのに・・・
(15:05)
ベンチが整備された伊木山山頂。
わずか15分で登頂できました。
案内板に括り付けられた山名板。
案内が隠れているのがちょっぴり残念・・・
西口にもあった案内板が山頂にも整備。
伊木山は登山道があちこちに広がっているので本当にありがたい。
伊木山フィールドセンターに続く心ぞう破りの道。
古くからある主な登山道です。
キューピーの鼻へと進むと再びモチツツジが迎えてくれました。
狂っているんじゃなくて歓迎してくれてるんだよ。
陽射しを浴びて鮮やかに輝くキューピーの鼻。
偽ピークがないって素晴らしい!
上人洞へ続く、陽だまりの道分岐。
帰路はこの陽だまりの道から木曽川を眺めながら帰ります。
すぐに現れる水辺の森分岐。
道なりに合流すればやがてキューピーの鼻です。
青空が広がるキューピの鼻。
眺望への期待が高まって気付けば駆け出していました。
春日井三山の麓には都市緑化植物園があり、子連れハイキングにも最適。 元気があれば三山縦走しても良いでしょう。 名古屋から ...
(15:15-20)
キューピーの鼻では御嶽山から春日井三山まで広く見渡せます。
伊木山山頂で引き返さなくて本当に良かった・・・
四季を通して親しまれる 春日井三山(弥勒山・大谷山・道樹山)
濃尾平野を見守る御嶽山。
規制解除されたら登りたい山筆頭です。
犬山城奥にある継鹿尾山と鳩吹山。
継鹿尾山は紅葉の寂光院、鳩吹山はカタクリ群生地で知られています。
>> 継鹿尾山 寂光院から東海自然歩道を歩く 二年目を迎えるこの春のテーマは花! カタクリ群生地として知られる鳩吹山へ行ってきました。
満開のカタクリ群生地!鳩吹山 カタクリルート
きっついお山に登りたくて、恵那山の前宮ルートを登ってきました。 累積標高1,600m超の過去最難ルートも2年目の身体なら ...
中央アルプスの日本百名山、美濃の最高峰でもある恵那山。
きっついお山を求めて・・・恵那山 前宮ルート
参道には大きな献石碑が立ち並び、独特の雰囲気があります。 小石を山頂に運ぶだけで登山の楽しさは2割増。 里山では屈指のお ... 尾張本宮山は深い信仰が感じられるお山です。 大縣神社から始まり、むすひの池、梅園と見どころ豊富。 散歩にも森林浴にもハイ ...
いつか三山縦走したい尾張三山。
尾張富士、尾張本宮山はどちらもおすすめ低山です!
背比べに負けた尾張富士の山頂に小石を届けよう!
尾張の霊山参拝登山 尾張本宮山 大縣神社ルート
展望解説板にはいつも助けられています。
これまで登って来た山々が分かれば眺望はより引き立ちます。
(15:25)
花咲く稜線の道・陽だまりの道分岐まで戻って来ました。
木曽川を見下ろしつつ巻く陽だまりの道に入ります。
陽だまりの道は巻道なので傾斜はほとんどありません。
これくらいなら走り続けられます。
丸太階段の途中に現れる上人洞分岐は左へ。
直進してしまうと伊木山山頂へ戻ってしまうので注意してください。
木曽川を見下ろし、夕陽を浴びながら気持ちの良い山歩き。
「木曽川を望む陽だまりの道」こう名付けたくなる気持ちも分かります。
(15:30)
上人洞に辿り着きました。
播隆上人は石垣奥の南斜面に隠れています。
槍ヶ岳の開山で知られる播隆上人。
こういった史跡が登山に彩りを添えてくれます。
夕陽を浴びて登山道が色付いてきました。
もう12月も終わると言うのに綺麗だな・・・
(15:35)
幾つかある熊野神社への分岐。
直進してしまいましたが左が正解です。
目に見えて踏跡が薄くなりました。
あまり歩かれていない道に入ってしまったようです。
踏跡はあるので迷わず熊野神社本堂裏へ出ました。
どうやら先ほどの分岐を横切っていたのが参道のようです。
左が下山ルート、右が表参道。
広く明瞭な表参道を利用しましょう。
参道には杉ではない巨木に驚かされました。
あまりない光景に見えたけど、実際のところどうなんだろう?
鳥居をくぐり、観音寺を通過。
車道をほんの少し歩いて駐車場へ戻りました。
犬山城から夕暮富士を撮って来ました。
もしかしたら夕暮富士の名付けはここで行われたのかもしれませんね。
伊木山は伊木の森として整備されており、各務原市を代表する里山です。
標高は低いながらに奥行きがあり、ハイキングやトレーニングに最適です。
トレイルランニングに挑戦する前に伊木山で試してみてはどうでしょうか?
特に問題がなければ各務原アルプスへ挑戦です!
最後まで読んでくださってありがとうございます!
紹介された記事