弥勒山 東海・北陸

四季を通して親しまれる 春日井三山(弥勒山・大谷山・道樹山)

2021-05-10


春日井三山の麓には都市緑化植物園があり、子連れハイキングにも最適。
元気があれば三山縦走しても良いでしょう。
名古屋から気軽に楽しめる登山スポットとしておすすめです!

弥勒山のハイキング記事はこちら
≫ ヤマガラと触れ合う 弥勒山 表道~林道

概要

愛知県春日井市と岐阜県多治見市にまたがる436mの山、「弥勒山みろくやま
山脈状に連なる大谷山、道樹山とあわせ春日井三山と呼ばれている。
麓に都市緑化公園があり、多くの登山者でにぎわっている。
多くのコースがあり、時間や体力に合わせて楽しめる人気山だ。

(「弥勒山・大谷山・道樹山案内図-グリーンピア春日井 」より)

日程 2021年2月21日
ルート 春日井市野外教育センター ⇒ 西尾根 ⇒ 弥勒山 ⇒ 大谷山 ⇒ 道樹山 ⇒ 表道 ⇒ 春日井市野外教育センター
アクセス Googleマップで「春日井市野外教育センター 第2駐車場 」を確認する
三角点 弥勒山 二等三角点 「廻間村」
道樹山 四等三角点 「秋葉」
周辺情報 春日井市野外教育センター 50台 無料

トレッキングレポート


都市緑化公園付近の駐車場は大混雑。
野外教育センター第2駐車場になんとか駐車できました。


愛知県では屈指の人気を誇る春日井三山。
ヤマガラとの触れ合いが楽しめる季節を待っていました。


大久手池、サニーカフェ、花しょうぶ園を通過。
動物ふれあい広場過ぎに案内板があります。


弥勒山近道入口。
大理石に立ち寄り、西尾根で弥勒山を目指します。


春日井三山は地図にない分岐がいっぱい。
左の柵沿いと丸太階段に分岐。柵沿いを進みます。


柵から離れ、足元にシダが現われました。
広葉樹から針葉樹に変わり、雰囲気がガラっと変わります。


植物園から表道へ続く登山道に合流。
人気里山は小さな分岐が多いので注意してくださいね。


ポイント18、表道・植物園分岐は左。
西尾根に向かって19・24・26・27を追いかけます。


大谷休憩所過ぎのポイント19、表道・西尾根分岐。
あちこちに設置されている「大理石」に立ち寄りましょう。

天然の大理石は苔生していました。
地表際が白いのは地盤沈下だろうか?


ふと見上げると木々がパズルのように空を埋めていました。
日光を求め、激しい争奪戦が繰り広げられるんでしょうね。


登山道の狭さは自然の濃さ。
踏跡は明瞭・・・自然を感じながら進みましょう。


西尾根・自然観察路分岐。
道なりに進むと自然観察路に入るので注意してください。


石堀・・・登山道を土砂の流出から守ってくれます。


ポイント24、登山道が交差。
直進しましょう。左は通行止め、右は地図未掲載ルートです。


水がわずかに流れる堰堤前を通過。


笹が消え、シダが現われた・・・植生が変わった。

ポイント26、突き当たり右にあります。
見落とさないよう注意してください。

ポイント27、西尾根登山口。
歩き始めて45分・・・いよいよ登りが始まります。


都市緑化公園からかなり離れたけど、西尾根は明瞭。
登山道の明瞭さは・・・さすが春日井屈指の人気山。


左に少し巻いて登りが再開。
シダに囲まれた登山道を駆け抜けます。


枯沢を越えて、少し下れば西尾根の先端。


西尾根の先端は開けており、眺望が得られる。
右にもう少し開けたら尾張三山が見えたのにな。

陽射しを背に受けて、登りが本格的に始まる。
高度を緩やかに上げれば植生も変わって行く。


ポイント35、三差路分岐。弥勒山まで0.7km。
箱があり、見落とす心配はありません。

コース案内図にない分岐が連続。
突き当りを右、直進と進みましょう。

ポイント33、弥勒山・植物園分岐。
山頂部へは直進、もう少しがんばりましょう!


ポイント31、弥勒山・内津峠分岐。
弥勒山まで緩やかなアップダウンが続きます。


ここに来てぐっと狭い登山道。
傾斜もないので駆け抜けて行きます。


弥勒山・尾根道分岐。
これだけ分岐が多いとGPSアプリ必須です。
人気山は踏跡はどの明瞭で判断が難しくなります。


丸太階段の先に青空が待っている・・・山頂だ!


弥勒山山頂は多くの登山者で賑わっています。
カップル、家族連れ、お年寄り、愛されていますね。


弥勒山山頂にある展望台。
尾張方面の眺望が楽しめます。


春日井三山に続く愛知の人気山、尾張三山。


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晩冬の弥勒山ではヤマガラが餌を求めて掌に舞い降ります。
味付けのないクルミが人気、クルミを砕いて待ちましょう。


ヤマガラとの触れ合いをたっぷり楽しみました。
ここから大谷山・道樹山へと縦走します。


丸太階段の激下りが鞍部まで続きます。
ここを登りに選ばなくて良かった・・・


丸太階段を下り切るとポイント34、弥勒山・大谷山分岐。
降りると自然観察路に合流します。


森の隙間を縫うように続く楽しい登山道。
落葉が進むべき道へ導いてくれる。


最初の丸太階段が全て、緩やかな登山道が続きます。


ポイント22、弥勒山・大谷山分岐。
植物園から続く林道と合流。


森のトンネルの抜ければ大谷山山頂だ。


ベンチにちょっとした眺望がある大谷山。
人の姿はなく、ちょっぴり寂しい山頂でした。


3座目の道樹山へは700m、20分。
気軽に縦走が楽しめるって素晴らしい。


良く踏まれた緩やかな下りを駆け下ります。


登り返した山頂直下にある祠。
立派な祠だったのに通過してしまった・・・


森の隙間に空が見えたら道樹山。
大谷山から15分、急がなくても大丈夫でした。


木漏れ日程度で眺望がない道樹山。
麓に交通安全の岩屋不動、縁結びの縁者不動がある。

道樹山山頂にある御岳神社と石仏。
楽しい山行への感謝と帰路の安全を祈りました。


帰路は丸太階段地獄の表道。
山頂が混んでいるときは休憩所を利用しましょう。


立ち並ぶ行者碑を過ぎれば、激下りの始まり。
トレーニングには最適な傾斜ですね!


岩が露出して来ました。転倒したら流血待ったなし・・・

延々と続く丸太階段地獄。
階段から土砂が流出、躓きやすいので注意!


丸太階段を抜け、表道尾根出合。
右の裏道へ進み、縁者不動に立ち寄ります。


笹に侵食された偽木階段。
意外と傾斜がきつく助けられました。

少し下ったところにある縁者不動の滝。
良縁を結んでいただけますように!

縁者不動の滝にある横穴。
もしかしたら、以前は縁者不動が鎮座していたのかも?

橋を渡ったところには稲荷神社と二宮金次郎像。
二宮金次郎は勤勉の象徴とされるけど、現代なら歩きスマホ?


交通安全の守り神とされる岩屋不動の入口。
今回は見送りました。


杉が立ち並び、砂利が敷かれ整備された参道。
縁者不動、岩屋不動を守られているんでしょうね。


細野キャンプ場の駐車場に出ました。
扉は2段施錠、しっかり開錠してから押し開けましょう。


細野キャンプ場には綺麗なトイレがあります。
ありがたく使わせていただきました。

駐車場へは一本目を右、突き当たりを左。
大通り沿いを右に進めば10分程で到着します。


最後に春日井三山を振り返り。
気軽に縦走登山が楽しめる良いお山でした。

春日井三山は愛知屈指の人気山です。
多くの登山道が整備され、体力・経験に合わせて楽しめる。
晩冬楽しめるヤマガラとの触れ合いは金華山を凌ぎます。

麓には都市緑化植物園があり、子連れハイキングにも最適。
元気があれば三山縦走しても良いでしょう。
名古屋から気軽に楽しめる登山スポットとしておすすめです!

一方で地図にない分岐が多く、道迷いリスクがあります。
地図やGPSアプリを準備して楽しんでくださいね!

最後まで読んでくださってありがとうございます!

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