山頂を目指さなくても山は歩けるし、自然に触れられます。
自然に優しく触れる、その選択肢に森林セラピーロードはいかがでしょうか?
自然の中で活動するグリーンエクササイズの効果を感じてみてくださいね!
森林セラピーってなに?
「森林浴効果」を活かした心と身体の健康づくりのこと。
森林浴には健康増進効果があり、科学的に裏付けられています。
呼吸法・ヨガなどの心のリラクゼーション、森林散策・ストレッチなどのフィットネスを行います。
森林散策や、木々に触れたり、深呼吸したり、自分に合ったリラックス方法を探してみましょう。
木々の息吹や風のそよめきを感じ、自然を全身で楽しめます。
森の新しい楽しみ方を体験してください。
森林セラピーの効果
- ストレスホルモンが減る
- 副交感神経活動が高まる
- 心理的な緊張が緩和する
- 免疫力が増加する
- 抗がんタンパク質が増加する
本巣市森林セラピーはどこにあるの?
(「森林セラピーのススメ-本巣市森林セラピー 」より)
本巣市森林セラピーロードは全3コース
- ロード1 NEO 桜交流ランド四季彩の道
- ロード2 薄墨桜 ロマンの道
- ロード3 文殊の森 ササユリの道 ← このコースをご案内します
本巣市街地から約30分で訪れられる。
本巣市 FOREST THERAPY NEO 紹介動画(1分13秒)
ロード3 文殊の森 ササユリの道ってどんなとこ?
岐阜県本巣市にある森林セラピロードの一つ、「文殊の森 ササユリの道」
広葉樹が広がり、自然豊かで眺望が良い。
高低差が大きく、距離が長いハイキング向けのコースです。
- 距離 3.1km
- 高低差 150m
- 斜度平均 13%
春はヤマボウシ、ガマズミ、ツツジなど、花々が咲き乱れる。
毎年6月はササユリを求め、多くの人々が訪れる。
本巣市森林セラピーロード 文殊の森 ササユリの道の山行情報
日程 | 2022年3月20日 |
---|---|
ルート | 文殊の森ふれあい館 ⇒ トイレ ⇒ ウラジロ群生 ⇒ バードウォッチング小屋 ⇒ 林道終点 ⇒ 文殊の森ふれあい館 |
アクセス | Googleマップで「文殊の森 」を確認する(安八I.Cより35分) |
三角点 | 三角点はありません |
周辺情報 | 文殊の森 駐車場 25台 無料 |
軌跡データ/標高グラフ
コースタイム
活動時間
1:25
距離
3.2 km
上り
210 m
下り
210 m
文殊の森ふれあい館
20 分
四季の展望台分岐
5 分
中ノ城跡・山口城跡分岐
10 分
バードウォッチング小屋
20 分
林道終点
10 分
文殊峠
20 分
文殊の森ふれあい館
山行レポート
文殊の森ふれあい館
文殊の森 ササユリの道は文殊の森公園にあります。
ふれあい館前に駐車し、森林セラピーロードへ向かおう。
文殊の森は3つの山城跡を活かし、展望台が整備。
良く晴れた日には名古屋ビル群、伊勢湾、鈴鹿山脈まで見渡せる。
駐車場から石段を上がり、東屋の左を抜ける。
小さな石橋を渡り、車道を左に入ろう。
森特有の香りはフィトンチッド。
抗菌・防虫・消臭に加え、安らぎや癒し効果がある。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
鎖が掛かかる石門がササユリの道入口。
遊歩道へは石門横をすり抜ける。
右に文殊の森石碑。
文殊の森の人気遊具、ローラー滑り台が奥に見える。
森林セラピーロードはアスファルト敷の遊歩道から始まる。
ネコノメソウ、ショウジョウバカマが迎えてくれた。
どんぐりの小道分岐、丸太階段の先に此の奥古墳群15号古墳がある。
森林セラピーロードは直進しよう。
ショウジョウバカマがぽつぽつと咲き
ヒカサキは青い蕾を膨らませていた。
大きく右に曲がり、ヘアピンカーブに横掛け道分岐。
森林セラピーロードは四季の展望台・山口城跡へ向かおう。
ピークを左へ周り込めば、眺望が現れた。
本巣市街の奥には養老山地が広がる。
四季の展望台分岐
どんぐりの小径・四季の展望台分岐。
陽当たりが良い南側はタチツボスミレが咲いていた。
中ノ城跡・山口城跡分岐
中ノ城跡・山口城跡分岐。バリアフリーエリア終点。
森林セラピーロード唯一のトイレがある。
散策路は林道となり、自然との一体が増す。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
ウラジロ群生
林道に入り、道なり右に曲がるとウラジロ群生。
![しな](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/IMG_5051-100x100.jpg)
中の城東道分岐。登れば中ノ城跡、右奥から下れば横掛け道に合流する。
森林セラピーロードはそのまま直進だ。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
バードウォッチング小屋
バードウォッチング小屋。階段は中ノ城跡・山口城跡に続く。
文殊の森ではキジ、ヤマドリ、ヤマガラ、シジュウカラなどの野鳥と会える。
![しな](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/IMG_5051-100x100.jpg)
バードウォッチング小屋から緩やかに下る。
文殊山(山口城跡)と祐向山を繋ぐ吊尾根に合流。
正面に祐向山。緩やかな登りが始まる。
左右が切れ落ちた尾根道が気持ち良い。
名前のない展望地。大平山越しに御望山、金華山。
ツインアーチ138に名古屋ビル群まで一望だ。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
![しな](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/IMG_5051-100x100.jpg)
林道終点
林道終点は望郷の展望台・文殊峠分岐。
森林セラピーロードは右へ降りよう。
ここから丸太階段の激下りが始まる。
根尾川、養老山地、金生山、伊吹山。
森林セラピーロード、最後の眺望だ。
文殊峠
文殊峠は横掛け道分岐。
左の駐車場方面、ソヨゴの丘へ向かう。
数分でぐっと緩やかになれば、ソヨゴの丘だ。
ソヨゴの丘を右、シャクナゲ横道に入る。
![しな](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/IMG_5051-100x100.jpg)
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
シャクナゲ横道はその名の通り、シャクナゲが多い。
シャクナゲ咲く、4~5月が楽しみな道だ。
シャクナゲ横道は狭く、枯葉が厚い。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
つづら坂道分岐。登れば文殊峠に戻れる。
左のコナラ上道に進もう。
コナラ道・テント場道分岐。
右のテント場道を行こう。
テント場横を抜け、舗装路に合流。
ササユリ橋を渡れば、ふれあい館だ。
お疲れ山でした!
まとめ
森林セラピーは健康のために森に入る。森の新しい楽しみ方です。
森には人を癒し、健康に導く力があり、科学的に確認されています。
山頂を目指さなくても山は歩けるし、自然に触れられます。
自然に優しく触れる、その選択肢に森林セラピーロードはいかがでしょうか?
自然に触れて身体を動かすグリーンエクササイズ。
その効果を身体で感じてみてくださいね!
最後まで読んでくださってありがとうございます!
森林セラピーの書籍
森林セラピーを知った書籍