吉祥山は1時間で登頂でき、眺望素晴らしい。
分岐は案内板が完備され、地元愛を感じるお山でした。
ゆるふわハイクの吉祥山、楽しんでみてくださいね!
概要
愛知県新城市、豊川市にまたがる382mの山、「吉祥山」
古くから信仰された山で、山麓に多くの古墳がある。
山名は山頂付近に祀られる吉祥天女に由来する。
元旦は初日の出を求め、多くの人々が集う。
トレッキングデータ
日程 | 2021年11月3日 |
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ルート | 吉祥山ふれあいの森 ⇒ Aコース ⇒ 吉祥山 ⇒ Cコース ⇒ 吉祥山ふれあいの森 |
アクセス | Googleマップで「吉祥山ふれあいの森 」を確認する(豊川I.Cから12分) |
三角点 | 吉祥山 四等三角点「西川村」 |
周辺情報 | 吉祥山ふれあいの森 駐車場 18台 無料 |
トレッキングレポート
吉祥山ふれあいの森
吉祥山ふれあいの森駐車場は14時でも混雑。
ハイキングにぴったりで地元の人々に親しまれています。
休憩所で吉祥山の自然が紹介されている。
「吉祥山の花ごよみ」によると3月から8月は様々な花が咲く。
案内図おすすめのAコースで登り、Cコースで下山。
往復2時間10分のゆるふわハイキングです。
緩やかな坂を数分登れば、Aコース登山口。
登山道は枯葉が散り、地表が荒れ、不明瞭。
でも、数分進めば明瞭になります。安心して進もう。
南西尾根の先端にある案内板。
道なり左に曲がり、ちょっとした登りが始まる。
獣避けのフェンスは通行可能。
左の鎖を外して入りましょう。閉め忘れ注意。
丸太階段は緩やかなのに土砂が流れ落ちている。
多くの人々が集えば登山道は傷む・・・人気の証だ。
500m地点を過ぎると登りが落ち着く。
山頂まで1,500m、1/4地点だ。
500m地点を過ぎ、開放的な登山道が始まる。
眺望はなくても澄んだ青空が元気をくれた。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
案内図が現れたら青空エリアは終わり・・・次は山頂で会おう。
雨水に削られたか、真ん中が窪む。
踏み固められた右側を進もう。
登山道は山頂直下まで緩やか。
気持ちの良い森のトンネルに思わず駆け出しちゃう。
月の森案内板
月の森案内板があるCコース分岐。
全ての分岐に大きな案内板が整備されている。
Aコース・Bコース合流点。
Bコースは沢沿いで岩場が多く急勾配のルートだ。
防火水槽
Aコース・Bコース合流点過ぎの防火水槽。
防火水槽があれば、Aコース。山頂に向かっている。
再びAコース・Cコース分岐。
ここを過ぎれば山頂まで一本道だ。
750m地点「こんきいこんきい登り坂。足元に注意しましょう!!」
山頂直下、最後の登りが始まる。
登り始めて1時間、身体も温まってる。
登り坂は思ったよりきつくない。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
吉祥山 山頂
山頂には青空がドカンと広がる。
眺望が前後に広がり、芝生はどこでも座れる。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
吉祥山の標高は382m。眺望は標高以上、労力以上。
芝生でごろん。身体で自然を感じよう。
新城側、左手には本宮山。
愛知県屈指の人気を誇る、東三河の信仰の山だ。
正面左手の宇連山・鳳来寺山・三ツ瀬明神山。
どの山も書籍に掲載されるほど人気が高い。
正面右手、工業団地の奥、風切山・常寒山。
こんな山も登山道があって登れちゃいます。
豊橋側、正宗寺山・平野山越しに石巻山が見える。
豊橋市を代表する山でとても人気が高い。
斜めに組まれた変わった丸太階段。
緩やかで段差が小さく駆け下りるにぴったりだ。
気持ち良い階段を駆け下りて数分、Cコースが始まる。
折り返した先の吉祥天女分岐。
吉祥山の由来となった吉祥天女の祠とシイの大木がある。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
Cコースの登山道はAコースよりやや細い。
踏跡は明瞭で案内板が充実。人気の高さを感じた。
今後、3度現れるAコース分岐。
どれも緩やかな巻道でコースを移動できる。
Aコース分岐①。左手に丸太階段が伸びる。
Aコースに向かえば、防火水槽辺りに合流する。
作業小屋
突き当りの作業小屋分岐。登山道を外れ、荒れた作業道を歩ける。
作業道は悪路。一般登山者におすすめできません。
「奥深い山を歩くような、荒々しい山行が楽しめる。鹿や猪に会えるかもしれません。」
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
Aコース分岐② 月の森案内板へ続く。
Aコース分岐③ Aコース分岐②と合流し、月の森案内板へと続く。
![いち](https://ichi-trekking.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/10797799280_IMG_1220-100x100.jpg)
枯沢に飛び石と石畳。
雨が降ると飛び石以外は沈むんでしょうね。
右手に小屋が見えれば、遊歩道の終わりは近い。
丸太橋を渡って林道へ入る。
月の森案内看板
林道終点・Cコース入口の案内図。
林道を少し歩いて、遊歩道に入る。
杉樹林に伸びる林道。
夕方の木漏れ日はどこか温もりを感じる。
ひっそりとした遊歩道分岐。
見落とさないよう注意しましょう。
最初は踏跡が薄い。数分で広い遊歩道になる。
車道終点。大きな駐車場がある。
10分ほど歩けば、吉祥山ふれあいの森に出る。
まとめ
吉祥山は1時間で登頂でき、眺望素晴らしい。
分岐は案内板が完備され、地元愛を感じるお山でした。
緩やかなので、トレーニングにも最適。
夕方、ランナーが何人も入山していました。
岐阜で例えるなら金華山ですね!
2時間で楽しめるので、山のおかわりにもぴったり。
今回は本宮山からのおかわりでした。
吉祥山のゆるふわハイク、楽しんでみてくださいね!
最後まで読んでくださってありがとうございます!
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