東海・北陸

大鷲伝説の残る分水嶺 鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート

2017-09-04


気温が上がり、暑さから逃れるべく向かった鷲ヶ岳。
登山口が標高1,200mを超え、快適に登れます。
標高差はおよそ450mで体力レベルが低く、登山道は明瞭。
初心者も安心して登れるお山でした!

概要

岐阜県郡上市と高山市にまたがる標高1,671mの山、「鷲ヶ岳」
古くは「雲ヶ嶽」、「雲ヶ峰」と呼ばれたが、大鷲退治の伝説に由来して鷲ヶ岳となった。
一ぷく平から望む鷲ヶ岳は鷲が翼を広げたような雄姿を見せる。

(「鷲ヶ岳 桑ヶ洞村有林登山道-高鷲観光協会 」)より

登山ルートは全4ルート。
桑ヶ谷ルート( 桑ヶ谷林道終点 ⇒ 一ぷく平 ⇒ 鷲ヶ岳 )
・鷲ヶ岳スキー場ルート( 鷲ヶ岳スキー場 ⇒ 三角点「桑ヶ洞」 ⇒ P1402 ⇒ 一ぷく平 ⇒ 鷲ヶ岳 )
・立石キャンプ場ルート( 林道白尾~鷲見線 ⇒ 一ぷく平 ⇒ 鷲ヶ岳 )
・一色の森キャンプ場ルート( 一色の森キャンプ場 ⇒ 林道ゲート ⇒ 北東尾根 ⇒ 鷲ヶ岳 )

日程 2017年6月17日
ルート 桑ヶ谷ルート( 桑ヶ谷林道終点 ⇒ 一ぷく平 ⇒ 鷲ヶ岳 )
グレーディング 体力度 2/10 難易度 A/E
アクセス Googleマップで「桑ヶ谷登山口 」を確認!
三角点 一ぷく平 四等三角点 「一ぷく平」
鷲ヶ岳 三等三角点 「鷲ヶ岳」
周辺情報 桑ヶ谷林道終点駐車場 5台
湯の平温泉 大人600円 小人300円

トレッキングレポート

桑ヶ谷林道 終点


鷲ヶ岳高原ゴルフ場からの林道は悪路でした。
林道に慣れていても撤退を覚悟、終点まで来れて良かった。


登山口は標高1,200m超、6月半ばでも快適です。
暑さに弱いしなの「涼しいね。これなら大丈夫」・・・ほっと一安心。
蕾を残すタニウツギに歓迎され、鷲ヶ岳登山が始まります。

桑ヶ谷登山口


(14:30)
登山口は熊、ハチ、まむしの警告オンパレード。
熊鈴もある、まむしは逃げてくれる、ハチは・・・登山道を外さず藪に注意。
桑ヶ谷林道に時間を取られたので駆け足気味に進みます。


桑ヶ谷ルートに入るとイワニガナのお花畑が迎えてくれました。
寄り添うように咲く姿に心癒されます。


国土地理院地図では車道とされていますがオフロード。
轍が残るものの、車で進むのは難しいでしょう。


ピント調整に苦戦し諦めた花をしなががんばって撮ってくれました。


名前も知らぬ小さな花が元気をくれました。
この花の名前が分かる方の連絡をお待ちしています!


5月半ばに見頃を迎えるヤマツツジが残っていました。
ヤマツツジと言えば、先月登った大和葛城山が思い出されます。



黄色い花を咲かせていたのはヘビイチゴ。
ドクイチゴとも呼ばれる。食べれるけど、味はありません。


いつしか軽車道に入り、登山道がぐっと狭くなりました。
両脇の木は高いのに陽射しは降り注ぎます・・・暑い!


一瞬「ギョッ!」としたカエルに見える葉っぱ。
カエル嫌いのしなに見せてみたものの無反応・・・本物じゃなきゃダメか。


(15:20)
登山道が広がり、左に大きく回り込めば、快適な尾根歩きが始まります。


傾斜が落ち着き、空が広がり、陽射しが降り注ぎます。
空の青と森の新緑・・・桃色の花。春山三種の神器が揃いました!


陽射しが増して体感温度は上昇・・・わずかな登りにも足が止まります。
ここを越えればしばらく平坦、がんばって!


(15:30)
この看板まで来れば、中間地点の一ぷく平まで快適な尾根歩き。


笹は刈り払われたばかり・・・登山道は人々の努力によって守られています。
いつか保護活動にも参加できたらなと思います。


ちょっぴり急な丸太階段を越えれば車道に合流します。

林道出合


(15:35)
一ぷく平への登山道は車道向いに続いています。
車道を右へ進めば一ぷく平を巻いて進んで行きます。


振り返れば銚子ヶ峰から別山、白山が一望できました。
残雪の白山は霊峰に相応しい風格があります。
白山の山開きは7月1日・・・今年も多くの登山者が訪れるのでしょう。



白山を眺めていたいけど、一ぷく平はすぐそこ。
休憩が待ち遠しいしなに促され、渋々と先を急ぎます。


わずかに登ると車道に再合流。
先ほどの車道から一ぷく平へと続いているようです。

一ぷく平


(15:45-16:05)
一ぷく平は鷲ヶ岳手前の小ピーク。
藤原頼保が大鷲を退治した功績を示す顕彰堂が建てられています。


立石キャンプ場すぐの林道白尾~鷲見線から車で来れます。
収容台数はざっと10台以上。


駐車場入口の轍にはムラサキゴケのお花畑。
車で来る登山者は少ないのでしょうね。


一ぷく平からは鷲が翼を広げたかのように広がる鷲ヶ岳。
1時間も歩けばあの頂です。


「さあ、先を急ごう!」を踏み出し、足を止められました。
新たな花との出会いは山の思い出を彩ってくれます。


一ぷく平から車道までは小さなピークが二つ。
しなは両手を上下に振りながらトントンと降りて行きます。

車道へ合流する下りはまさに激下り!
帰りは一ぷく平を迂回した方が賢明ですね・・・ここを登りたくない。


(16:10)
しなは当然のように崖っぷちのブロック上へ。
「そこで片足立ちだ!」の言葉も難なくこなします・・・すごい。


車道歩きはわずか数分・・・すぐに登山道が再開します。
ここからは丸太階段の連続、最後の最後に試練が待ち受けます。


段差は小さく快適な階段ですが、歩幅の自由が奪われます。
しなの元気がみるみる奪われていく・・・
平坦地と丸太階段が交互に現れるのが救いでした。


山では初めて出会うサラサドウダン。
蕾を残しているので、階段に疲れた登山者をもう少し励ましてくれそうです。


大きく右に巻いて、橋を渡ればり返し地点。
木製の橋はちょっと不安ですが、こちらはしっかり。


急登を巻いた分、傾斜は緩く快適。
風が心地良く疲れた身体を癒してくれました。


再び襲い掛かる丸太階段の急登。
階段から泥が流出し、崩れているところも・・・
足を滑らせると骨折の恐れもある危険個所です。


鷲ヶ岳山頂へと続く最後の丸太階段。
うなだれるしなを励ましてゆっくりゆっくり・・・

鷲ヶ岳 山頂


(16:50-17:20)
桑ヶ畑登山口から2時間で鷲ヶ岳へ登頂できました。
岐阜県の山」では登り2時間20分、悪くないペースだ。


山名板はなく、周囲の山々が確認できる方位盤があります。


岩陰からは小さな花が登頂を労ってくれました。


階段地獄に凹まされたしなも笑顔を見せてくれて一安心。
登山口までは悪路だけど、明瞭で登りやすい良いお山でした。


思ったより日が高いのでたっぷり30分休憩。
一ぷく平は車道を歩いてショートカット、駆け足で下山しました。


(18:15)
「日暮れ前に帰るぞ!」と駆け降りると1時間弱で下山完了。
ペットボトルが落ちていたので回収しました。
山への感謝はゴミ拾いで表す・・・これも悪くないんじゃないかな?

まとめ

気温が上がり、暑さから逃れるべく向かった鷲ヶ岳。
登山口は標高1,200mを超え、涼しく登れました。

標高が高く、遅めの花々が迎えてくれたのは嬉しい誤算でした。
標高差はおよそ450mと低山並みの体力レベル。
特に迷うところもなく、初心者も安心して登れるお山でした!
しかしながら、登山口までは悪路・・・心して向かいましょう。

最後まで読んでくださってありがとうございます!

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