ハイキングと言うよりアスレチック?
大天井岳の写真に一目惚れして雪彦山に行ってきました。
概要
日本三彦山の一角として知られる修験道の岩峰群「雪彦山」
関西屈指のクライミングスポットとしても知られ、登山道は鎖場・ロープ場が多数。
ハイキング気分で挑むと泣かされるかもしれません。
雪彦山の定義は複数あるようですが、洞ケ岳の最高峰である大天井岳(884m)へ向かいます。
日程 | 2014年5月25日 |
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ルート | 表登山道 ⇒ 大天井岳 ⇒ 虹ヶ滝上級 ⇒ 裏登山道 |
アクセス | Googleマップで「雪彦山駐車場 」を見る! |
トレッキングレポート
(11:05)
「雪彦峰山県立自然公園」をナビにセットし雪彦山へ!
青看板などの案内板も充実し、登山口前の駐車場へ到着。
20台ほどの駐車場は満車・・・路肩に駐車しました。
歩くのは出雲岩から大天井岳山頂、虹ヶ滝を回るショートコース。
3時間ほどを予定しています。
(11:10)
出雲岩コースは左の階段を、虹ヶ滝コースは林道を直進します。
雨で待たされた分、胸の期待が大きくなっています。
最初から急登が歓迎してくれます。
登山道は明瞭で全く不安ありません。
(11:40-50)
展望岩へ到着!
大天井岳がかっこ良すぎてテンション急上昇!
しなは朝ごはんのコロッケとフランクフルトにやられ絶不調・・・
「そんなんじゃ足りないぞ!」と無理矢理食べさせてごめんなさい。
(12:35)
何もない行者堂跡を過ぎると出雲岩。
巨岩が折り重なる圧倒的な存在感。大自然へ畏敬の念が募る瞬間です。
(12:45)
待ちに待った鎖場が現れました。
急だし狭い・・・通ってみると鎖不要で擦ったりもせず。
鎖場はスピードが出せないので良い休憩ですね。
(12:50-55)
セリ岩を横目に通り過ぎ、見晴らし岩へ。
切り立った岩から見下ろす眺望は最高の一言。
セリ岩は迂回できます。せっかくなので中を通ってみましょう。
いちはザックを背負ったままでは通れませんでした・・・
(13:05)
セリ岩から岩稜の馬の背へ。
ここから鎖場・ロープ場が連続します。
ぱっと見ロープを握りたくなるけど、足が掛かるので大丈夫。
慣れないと足場の確保を忘れがち・・・ロープを握るより大事です!
足場をしっかり確保すれば腕力は使いません。
腰がちょっと引け過ぎかな?
ロープに頼り過ぎるとこうなります。
撮影に夢中でアドバイスを忘れる・・・
(13:30-45)
ようやく大天井岳の山頂へ到着。
思いの外時間が掛かってしまいました。
大天井岳からの眺望。山が幾重にも連なっていますね。
全部登ると何日掛かるんでしょう?
(14:05)
帰りは虹ヶ滝コースへ進み天狗岩へ。
岩の方へ踏跡があったので技術があれば登れるんでしょうね。
上から見下ろす地蔵岳。
あんなところ人がいるのにびっくりです!
しかも、子供のヤッホーが・・・割と簡単なんでしょうか?
初級コースへ向かったはずが上級コースの鎖場迂回路へ。
更に激しい段差がしなを襲う!
「これで本当に初級なの?」「・・・(ごめんなさい、上級です)」
迂回した鎖場・・・確かに急で距離も長い。
滑落するのも納得です。迂回路を選んで良かった・・・
(14:35)
地蔵岳分岐。
「あんなとこに行けるか!」と虹ヶ滝へ。
引き続きいくつもの鎖場を越えてゆきます。
出雲岩コースとは明らかに難易度が違っていますね。
(15:30)
マイナスイオンたっぷりの虹ヶ滝へ到着。
岩肌を滑る水流にどこか癒されます。
ここで初級コースと合流。
(15:35-40)
少し登り返して峰山分岐へ。
ベンチもあり、鎖場で疲れた足を休めて行きました。
(15:55)
なだらかな登山道をぐいぐい進んで大曲へ。
岩が少しごろっとした道へ入ります。
(16:05)
出合から渡渉して沢沿いを下り、舗装路を戻りました。
16:30に登山口へ到着。
大天井岳の素晴らしい山容に心を奪われ、勢いで来てしまいました。
出雲岩、セリ岩、見晴らし岩などの見どころが多く
過去最高の鎖場・ロープ場が本当に楽しかった!
地蔵岳・三角点を見れなかったのが少し悔やまれます。
未練は楽しみの持ち越し・・・また来ます!
最後まで見てくださってありがとうございます。