
岸見山は情報が少なく静かなお山です。
登山道は参道として整備され、草木も切り払われています。
山県市名山めぐりの次に登ってみてください!
概要
岐阜県山県市にある、標高266mの山「岸見山」
山頂に地域を守る鎮守社、岸見神社が鎮座する。
| 日程 | 2020年6月7日 |
|---|---|
| ルート | 赤尾ふれあい公園 ⇒ 表参道 ⇒ 岸見山 ⇒ 470番鉄塔 ⇒ 赤尾ふれあい公園 |
| アクセス | Googleマップで「赤尾ふれあい公園 」を確認する |
| 周辺情報 | 赤尾ふれあい公園 駐車場 7台 |
トレッキングレポート

(15:05)
岸見山周辺には駐車スペースがありません。
少し離れた赤尾ふれあい公園に駐車しましょう。
今回は山県市へ進出。 鉄塔巡視路から踏跡の薄い茶臼山へ!
岸見山と向かい合う茶臼山。
組み合わせて登られる人もいるようです。
茶臼山 伊佐美不動から鉄塔巡視路を登る

公園に沿って北上し、T字路を左折。
岸見山の山頂が右奥に見えて来ました。

横山プラスチック工業、赤尾公民館を通過。
次の交差点を右折しましょう。

ぽっかりと口を開けた鉄塔巡視路入口。
下山ルートで改めて訪れます。

普通車は通行できない狭い林道。
自粛要請明けに訪れた山は林道ですら癒しをくれます。

(15:25)
橋を渡れば舗装が終了。
待ちに待った登山道が始まります。

小さな社を右に見て、緩やかで明瞭な登山道。
軽トラックでも走れそう・・・

やがて左から鉄塔巡視路が合流。
国土地理院地図にない道です、入り込まないようにしましょう。

左へ降りた先には丸太橋。
好奇心が刺激されるけど、登山道を外さず進みます。

車は登れない角度の急登です。
角度がきついときは歩幅を小さくしましょう。

朽ちた石段を登り切れば、急登は終わり。
ここからは大きく左右に振られながら高度をゆっくり上げて行きます。

足元の草木に刈り払われた跡がありました。
どんな山にも守り人がいて、山を守ってくれています。

朽ち折れた倒木。
明瞭な登山道にちょっとした変化をくれます。

木々の奥が明るくなると稜線は近い。
距離は短いけど急登・・・良い運動になります。

登山口から15分で稜線へ合流。
この手軽さが愛される理由なんでしょうね。

(15:40)
尾根分岐は尾根を見送りましょう。
表参道は左の巻道です。

(15:45)
山頂部の南端にある岸見神社の鳥居。
しめ縄がまだ新しい・・・地域住民に愛されてるんですね。

(15:50)
拝殿の奥にある本殿。
三角点・山名板はなく、眺望もありません。
不思議とがっかりしないのは信仰の山だからかもしれません。

拝殿から見上げるとどこか禍々しい巨木。
枝打ちされていない木が怖く見えるのは何なんでしょう?

帰路は拝殿の右手から尾根を下ります。
最初こそ明瞭ですが荒れて来ます。表参道がおすすめです。

登山道には落枝が散らかっていました。
表参道は撤去されていたんですね。

枯葉はあまり踏まれておらず滑ります。
困難ではないけど、おすすめしません。

(16:05)
表参道・東尾根分岐。
帰路は東尾根から鉄塔巡視路で下山します。

少し狭いけど、良く踏まれた明瞭な登山道。
奥に吸い込まれるように自然とペースが上がります。

枝が折り重なってドームになっていました。
ブルーシートを掛ければそのままツェルトになりそうだ。

植生が変わり、足元にシダが現れました。
登山道がぐっと狭くなります。

ピークを右に巻き、折り返し気味に登ります。
470番鉄塔の案内が目印です。

表参道と比べると荒れ気味ですがこれなら!
枝に軽くこすられるけど、踏跡は明瞭です。

470番鉄塔が見えてきました。
鉄塔周辺の登山道は狭いので注意しましょう。

最後の最後で登山道が荒れて来ました。
急で滑りやすいので落ち着いて進んでください。

鉄塔巡視路入口に出ました。
赤坂ふれあい公園まで歩いて15分で戻りました。
岸見山は情報が少なく静かなお山です。
知名度と標高の低さから藪山を覚悟していました。
登ってみると広く明瞭で手入れの行き届いた登山道。
その理由は山頂に鎮座する岸見神社でした。
登山道は参道として整備され、草木も切り払われていました。
まだあまり知られていない魅力的な里山です。
山県市名山めぐりを完登しても山県市の山は終わりません。
信仰の山、岸見山を是非登ってみてくださいね!
最後まで読んでくださってありがとうございます!
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