東海・北陸

尾張の奥座敷 岩巣山 岩巣山展望台ハイキングコース

2022-06-09


岩巣山は明瞭で分かりやすい、ハイキング向けのお山です。
6月下旬は蛍、11月中旬は紅葉がライトアップ。
夜の催し前に岩巣山ハイキングはどうでしょう?

岩巣山ってどんなとこ?

愛知県瀬戸市にある480mの山「岩巣山いわすやま
麓に岩屋堂公園があり、自然豊かなスポットとして親しまれている。
ハイキングコースには富士山、砦、松茸を思わせる巨岩が散らばり
展望台から名古屋ビル群や名古屋ドーム、鈴鹿山脈が一望できる。

岩屋堂ライトアップ動画-Aichi Now(1分07秒)

登山ルート

(「岩屋堂案内図-岩屋堂公園」より)

主な登山ルート

  • 岩屋堂展望台ハイキングコース ←このルートをご案内します
  • 白岩ルート

岩巣山展望台ハイキングコースの山行情報

日程 2021年12月12日
ルート 岩屋堂公園 ⇒ 暁明ヶ滝 ⇒  岩巣山登山口 ⇒ 岩巣山展望台 ⇒ 元岩巣 ⇒ 岩巣山 ⇒ 岩屋堂公園
アクセス 岩屋堂公園  (八草東I.Cから16分)
三角点 岩巣山 三等三角点 「上品野」
周辺情報 岩屋堂公園 駐車場 180台 7~8月・11月のみ有料

軌跡データ/標高グラフ

コースタイム

活動時間
2:25

距離
5.2 km

上り
340 m

下り
340 m


  • 岩屋堂公園 駐車場

    15


  • 岩屋堂

    15 分


  • 岩巣山展望台

    40 分


  • 元岩巣

    15 分


  • 岩巣山

    60

  • 岩屋堂公園駐車場

山行レポート

岩屋堂公園

岩屋堂公園駐車場は夏、紅葉の時期以外は無料。
12月中旬、多くの人々が訪れています。

岩巣山の麓は愛知高原国定公園、岩屋堂公園として整備。
桜・蛍・天然プール・紅葉、四季を通して自然を楽しめる。

涼風橋を渡り、トイレを過ぎれば、岩屋堂入口。
バリアフリーの緩やかな坂を登ろう。

明治時代、品野窯の近代化に力を尽くした加藤新右衛門像。
独力で石炭窯の焼成法を発明。職人に指導・普及に努めた。

岩屋堂

岩屋堂の由来、岩屋山薬師堂。
15体の石仏が並び、目・耳の病気に御利益があるとか。

岩屋堂を左に抜けると、暁明ヶ滝ぎょうみょうがたき・毘沙門堂がある。
滝が奏でるせせらぎが心地良い。

岩巣山登山口

岩屋堂右が岩巣山展望台ハイキングコース入口。
石段が続き、岩場鎖場が続くやや険しいコースだ。

傷みが激しい稲荷神社の赤鳥居を右に抜け、登山道が始まる。

いち
いち
良く踏まれている。思ったよりずっと人気があるようだ

敷き詰められた枯葉に埋もれる石段。
枯葉は足を柔らかく包み込んでくれる。

石段の急登、崩れた石段の隙間を進めば、巨岩地帯。
岩に登れば眺望が楽しめた。

岩壁に打たれた鎖場。転倒防止に軽く握ろう。

岩巣山展望台

尾根に合流して右に回り込めば、岩屋堂展望台だ。

いち
いち
巨石ベンチが嬉しい

岩巣山展望台の眺望を楽しもう。
左に猿投山、正面に名古屋駅ビル群、名古屋ドームが見えた。

岩屋堂・瀬戸大滝合流。
岩巣山は左の丸太階段を登ろう。

ピークを巻きながら緩やかなアップダウンを繰り返す。
元岩巣まで休憩地はない。疲れたら休もう。

緩やかに下り、モアイ像が現れた。
平坦になり、枯葉に埋もれた橋を渡る。

案内板を過ぎ、元岩巣の登りが始まる。
丸太階段が崩れ始めている。階段横を抜けよう。

丸太階段が終わり、シダが現れた。
前衛峰の元岩巣が近付いて来た。

元岩巣は奥、北側から登れる。

いち
いち
ほんの数分だ、立ち寄ろう

元岩巣

雨水に削られたザレを登れば、元岩巣。
心地良い風が吹き、ちょうど良い石もある。

いち
いち
正面の岩巣山を眺めながら休もう

東京大学演習林は立入禁止。
迷い込むと大変、道なり左へ進もう。

東海自然歩道を離れ、岩巣山に向かおう。


見晴らしの良い下り、緩やかな登り返し。
薄い踏跡が右に続くけど、登山道ではありません。

岩巣山

岩巣山は藪で眺望はありません。
三等三角点と温度計が山頂の証だ。


山頂南の巨岩は絶好の展望地。
わずかなスペースを譲り合って眺望を楽しもう。

岩巣山を西に抜け、P422・P345を経由して戻る。

道迷い遭難が起きたルートです。
GPSアプリがないときは東海自然歩道を戻りましょう

鉄塔をくぐり、緩やかに下る。
枯葉が柔らかく、踏跡が薄い。歩く人が少ないようだ。

鉄塔巡視路分岐。迷いやすいポイントだ。
ピンクリボンを探そう。岩屋堂まで案内してくれる。

P422の北を巻く。

いち
いち
木々に巻かれた赤テープがありがたい

踏跡がなくなり、木の間隔を見ながら歩く。
肌感覚で歩かれた道が分かるけど、迷いやすい道だ。

笹が足元を隠し、尾根が狭くなる。P345が近付いて来た。

P345付近にケルンが積まれていた。
詰まれた石の数だけ、登山者が訪れたんだろうか?

ケルンから数分で石段が現れた。
社などはない。以前は何かが祭られていたのかもしれない。

石段を過ぎ、尾根の急降下が始まる。
傾斜が落ち着き、道なり右に進めば鉄塔だ。

鉄塔を過ぎ、急降下が再開。鉄塔巡視路の黒階段が現れる。
5分歩けば、岩屋堂公園の駐車場だ。

鳥原川沿いを登れば、すぐ駐車場だ。
お疲れさんでした!

まとめ

岩巣山は東海自然歩道として整備。
明瞭で分かりやすく、ハイキング向けのお山です。
しかしながら、やや急な石段・鎖場があり油断できません。

岩巣山を西に抜けるルートは不明瞭。
道迷い遭難事故が起きています。
特に見どころはありません。登った道を戻りましょう。

6月下旬は蛍、11月中旬は紅葉がライトアップ。
夜の催し前に岩巣山ハイキングはどうでしょう?

最後まで読んでくださってありがとうございます!

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