東海・北陸

「やまがた」の「し」い山県市!名山めぐり 相戸岳 西ルート~東ルート

2016-05-17


山県市名山めぐりの最後の一座、相戸岳を登って来ました。
山県市三名山の釜ヶ谷山、舟伏山と比べ、静かな山歩きが楽しめます。

概要

岐阜県山県市中東部にある標高671mの山「相戸岳」
山県市名山めぐりの三名山に選ばれています。

(「ガイドブック三山マップ-山県市名山めぐり 」より)

相戸岳の主な登山ルートは2ルート
西ルート(教龍寺駐車場 ⇒ 別荘地 ⇒ 西ルート登山口 ⇒ 大岩 ⇒ 相戸岳)
東ルート(教龍寺駐車場 ⇒ 東ルート登山口 ⇒ 相戸岳)

今回は山県市名山めぐり おすすめの西ルートで登り、東ルートで降りる周回ルートを歩いてきました。

日程 2016年5月1日
ルート 教龍寺駐車場 ⇒ 西ルート ⇒ 相戸岳 ⇒ 東ルート ⇒ 教龍寺駐車場
アクセス Googleマップで「教龍寺駐車場 」を確認!
三角点 相戸岳 二等三角点 「柿野」
周辺情報 教龍寺 駐車場 6台

トレッキングレポート


相戸岳へは教龍寺駐車場が起点となります。
美山町指定天然記念物の相戸白山神社大杉が目印!
詰めれば6台ほどのスペースがあります。


駐車場にある登山ルート図。
シンプルな地図ですがそこは山県市三名山。
案内がしっかりしているので心配ありません。


(13:10)
まずは白山神社でこの山行の無事を祈りましょう。
奥に続く石段を目にして鳥居で手を合わせました。


(13:15)
西ルートへは白山神社に向かって左へ進み
突き当たりの太陽光発電を右へ進みます。
色褪せているものの電柱に案内板もあり。


登山ルート図にもあった林道分岐は直進。
左に小さな案内板があります。


登山口への道中もお花が楽しませてくれます。
黄色く鮮やかに輝くのはウマノアシガタ。


どこか毒々しいムラサキサギゴケ。
いやいや、花咲いてくれるだけで十分です!


お山の麓で多く見られるシャガ。


別荘エリアに入りました。
分岐毎に小さな案内板が道を示してくれます。


アスファルトの舗装路とはここでお別れ。
いよいよ登山道らしくなって来ました。


(13:25)
少し入ったところが西ルート登山口。
草が生い茂っていますが登山道は明瞭です。
釜ヶ谷山、舟伏山と比べると静かな山なのでしょう。


傷みの激しい丸太橋を渡り、草を踏みながら進みます。


思わず「おぉぉぉ!」と声が出たイチリンソウの群落。
このお花畑だけで相戸岳に来た甲斐がありました!


足を乗せたら崩れそうな丸太橋は軽くジャンプ!
大丈夫でしょうがリスクは避けて行きます。


選べる飛石は安心できますね。右岸へ渡渉します。


(13:35)
心地良い沢沿い歩きは終わり、登りが始まります。


10分も登れば鞍部へ到着。


(13:45)
分岐にはしっかり案内板が整備されています。
左が巻道なら楽できるかな?と地図を確認。
地形的に巻けそうもない・・・素直に案内に従います。


視線を足元に落とせばギンリョウソウ。
この先もあちこちで見られました。


ちょっぴり景観を損ねる丸太留。
三名山としてアピールした分、登山道の明瞭さを重視したのかな?


(13:55)
登り切ったところで相戸岳の双耳峰が姿を表しました。
右側が山頂ですが左のごつごつとしたピークもちょっと気になります。
あの岩上に出られたら素晴らしい展望が待っていそうで・・・


しばらく緩やかな尾根歩きが続きます。
火照った身体に吹き抜ける風が気持ちいい!


(14:10)
ガイドブックにもあった大岩。
ここから岩場が始まると思いきや迂回路しっかり。
岩の隙間を縫うように進んでいきます。


ロープ場もありますが安全確保と言うよりも案内の意味が強そう。
岩が露出した登山道は踏跡が分かりにくいので・・・


大きな岩はきっちり迂回して行きます。


西ルート一番の急登が始まります。
山頂は近い・・・足を止めてなんかいられない!


笹が出てくるとこの急登の終わりは近い・・・


(14:20)
登り切ったところで左右に分岐。
西尾根は来たところだから左は北尾根では・・・気にせず山頂へ!


すぐさま国旗のはためく相戸岳山頂へ。
この静かな山頂を独り占め!


もちろん山県市名山めぐりの看板もあります。
認定証をもらうために顔と看板が分かるように写真を撮りましょう!


相戸岳山頂からの展望は良好です!
武儀川を挟んで向かい合う汾陽寺山と古城山。


最近、気になって仕方ない誕生山・天王山方面。


今淵ヶ岳、矢坪ヶ岳方面。
ぽかぽか陽気でお昼寝したくなりますが時刻は3時・・・
10分ほど眺望を楽しんで東ルートから下山します。


まずは気持ちの良い痩せ尾根歩き。
もちろん、駆け抜けて行きますよ!


走るにはつらい激下り。ジグザクと一気に高度を落として行きます。


東ルートにもギンリョウソウの一家があちこちに見られました。


気付けば登山道は森の境界へ。
この辺りでおよそ半分ほど降りてきています。


再び襲い来る急降下。
写真ではあまり伝わらないのが残念です・・・


杉の植林帯へ入れば東ルートもやがて終わります。


(15:30)
駆け下りれば40分で下山完了!
東ルートは特に見どころもなく下りが良さそう。


スミレがこの山行をねぎらってくれるようでした。


今までタイミングに恵まれなかった蝶も撮影成功。
これは間違いなく相戸岳がねぎらってくれてる!


そのまま道なりに進み、県道169号へ。
ここにも案内板があります。
東ルート登山口から教龍寺駐車場へは10分でした。

相戸岳は山県三名山の釜ヶ谷山、舟伏山と比べると一つ二つ落ちる印象です。
手持ちの書籍にも掲載されておらず、本当に静かな山でした。
しかしながら、山県名山めぐり達成のためには欠かせないお山です。

山県三名山はこれにて完登ですが釜ヶ谷山で写真を撮り漏らし・・・。
認定証をもらうには登り直さねばなりません。
狙っている方は顔と看板が入った記念撮影を忘れずに!

最後まで読んでくださってありがとうございます!

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