鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルートより鷲ヶ岳 しな
気温が上がり、その暑さから逃れるべく向かった鷲ヶ岳。
登山口が標高1,200mを超えることもあって快適に登ることができます。
標高差はおよそ450mほどと体力レベルが低く、登山道は明瞭。
初心者も安心して登れるお山でした!

book 概要

岐阜県郡上市と高山市にまたがる標高1,671mの山、「鷲ヶ岳」
古くは「雲ヶ嶽」、「雲ヶ峰」と呼ばれていたが、大鷲退治の伝説に由来して鷲ヶ岳となった。
一ぷく平より望む鷲ヶ岳はその名の通り鷲が翼を広げたような雄姿を見せる。

鷲ヶ岳 桑ヶ洞村有林登山道-高鷲観光協会(「out 鷲ヶ岳 桑ヶ洞村有林登山道-高鷲観光協会」)より

登山ルートは全4ルート。
桑ヶ谷ルート( 桑ヶ谷林道終点 ⇒ 一ぷく平 ⇒ 鷲ヶ岳 )
・鷲ヶ岳スキー場ルート( 鷲ヶ岳スキー場 ⇒ 三角点「桑ヶ洞」 ⇒ P1402 ⇒ 一ぷく平 ⇒ 鷲ヶ岳 )
・立石キャンプ場ルート( 林道白尾~鷲見線 ⇒ 一ぷく平 ⇒ 鷲ヶ岳 )
・一色の森キャンプ場ルート( 一色の森キャンプ場 ⇒ 林道ゲート ⇒ 北東尾根 ⇒ 鷲ヶ岳 )

日程 2017年6月17日
ルート 桑ヶ谷ルート( 桑ヶ谷林道終点 ⇒ 一ぷく平 ⇒ 鷲ヶ岳 )
登山口ナビ Googleマップで「out 桑ヶ谷登山口」を確認!
三角点 一ぷく平 四等三角点 「一ぷく平」
鷲ヶ岳 三等三角点 「鷲ヶ岳」
周辺情報 桑ヶ谷林道終点駐車場 5台
out 湯の平温泉 大人600円 小人300円

camera 写真館

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 一ぷく平から鷲ヶ岳
載せ切れない写真はこちら ⇒ out 鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート-flickr

pen トレッキングレポート

鷲ヶ岳 桑ヶ谷林道 登山口 駐車場
鷲ヶ岳高原ゴルフ場からの林道は大げさでなく悪路。
悪路慣れしているはずのいちですら撤退を覚悟・・・
何とか登山口である桑ヶ谷林道終点にたどり着くことができました。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷林道 登山口 駐車場 タニウツギ
登山口にして標高1,200mを超えることもあり、6月半ばでも快適。
暑さに弱いしなの「涼しいね。これなら大丈夫」・・・ほっと一安心。
まだ蕾を残すタニウツギの歓迎を受けて鷲ヶ岳登山が始まります。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷林道 登山口
(14:30)
登山口は熊、ハチ、まむしの警告オンパレード。
熊鈴もある、まむしは逃げてくれる、ハチは・・・登山道を外さず藪に注意。
桑ヶ谷林道に思わぬ時間を取られたので駆け足気味に進みます。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート イワニガナ
桑ヶ谷ルートに入るとイワニガナのお花畑が迎えてくれました。
寄り添うように咲く姿に心癒されます。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 登山道 しな
国土地理院地図では車道扱いされていますが完全にオフロード。
轍がわずかに残るものの、車で進むのは難しいでしょう。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 登山道 しな
ピント調整に苦戦し諦めた花をしなががんばって撮ってくれました。

鷲ヶ岳 桑ヶ畑ルート 花 白
名前も知らない小さな花が大きな元気をくれました。
この花の名前が分かる方の連絡をお待ちしています!

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート ヤマツツジ
5月半ばに見頃を迎えるヤマツツジが残っていました。
ヤマツツジと言えば、先月登った大和葛城山が思い出されます。

一目百万本の自然ツツジ園 大和葛城山 北尾根~櫛羅の滝


鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート ヘビイチゴ
黄色い花を咲かせていたのはヘビイチゴ。
ドクイチゴとも呼ばれますが食べても害はありません。
ちなみに味はあまりないようです。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 登山道 しな
いつしか軽車道に入ったようでぐぐっと登山道が狭くなりました。
両脇の木は高いのに陽射しは降り注ぎます・・・暑い!

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 葉のカエル
一瞬「ギョッ!」としたカエルに見える葉っぱ。
カエル嫌いのしなに見せてみたものの無反応・・・本物じゃなきゃダメだったか。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 登山道
(15:20)
登山道が広がり左に大きく回り込めば快適な尾根歩きが始まります。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート タニウツギ
傾斜が落ち着いたことで空が広がり陽射しが降り注ぎます。
空の青と森の新緑・・・桃色の花。春山三種の神器が揃いました!

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 登山道 しな
陽射しが増したことで体感温度は上昇・・・わずかな登りにも足が止まります。
ここを越えればしばらく平坦、がんばって!

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 登山道 案内板
(15:30)
この看板まで来れば、中間地点の一ぷく平近くまで快適な尾根歩き。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 登山道
笹は刈り払われたばかり・・・登山道は人々の努力によって守られています。
山行記事で登山者を誘導するだけでなく、いつか保護活動にも参加できたらなと思います。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 登山道
ちょっぴり急な丸太階段を越えれば車道に合流します。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 林道出合
(15:35)
一ぷく平への登山道は車道向いに続いています。
車道を右へ進めば一ぷく平を巻いて進むことができます。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 銚子ヶ峰~白山
振り返れば銚子ヶ峰から別山、白山が一望できました。
残雪の白山は霊峰に相応しい風格があります。
白山の山開きは7月1日・・・今年も多くの登山者が訪れるのでしょう。

日本有数の霊峰は高山植物の宝庫!白山 平瀬道~大汝峰・お池めぐり


鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 林道から登山道
白山をいつまでも眺めていたいけれど、休憩スポットの一ぷく平はすぐそこ。
休憩が待ち遠しいしなに促され、渋々と先を急ぎます。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 登山道
わずかに登ったところで再び車道に合流。
どうやら先ほどの車道から一ぷく平へと続いているようです。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 一ぷく平
(15:45-16:05)
一ぷく平は鷲ヶ岳手前の小ピーク。
鷲ヶ岳の由来となった大鷲を退治した藤原頼保の功績を示す顕彰堂が建てられています。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 一ぷく平 駐車場
立石キャンプ場すぐの林道白尾~鷲見線から車で来ることができます。
収容台数はざっと10台以上。

鷲ヶ岳 一ぷく平 ムラサキゴケ
駐車場入口の轍にはムラサキゴケのお花畑。
車でここまで来る登山者はあまりいないのでしょうね。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 一ぷく平から鷲ヶ岳
一ぷく平からは鷲が翼を広げたかのように広がる鷲ヶ岳。
1時間も歩けばあの頂です。

鷲ヶ岳 一ぷく平 花 黄
「さあ、先を急ごう!」を踏み出したところで花に足を止められました。
名も知らぬ新たな花との出会いは山の思い出を彩ってくれます。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルートより鷲ヶ岳 しな
一ぷく平から車道までは小さなピークが二つ。
しなは両手を上下に振りながらトントンと降りて行きます。

車道へ合流する下りはまさに激下り!
帰りは一ぷく平を迂回した方が賢明ですね・・・ここを登りたくない。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 林道 しな
(16:10)
しなは当然のように崖っぷちのブロック上へ。
「そこで片足立ちだ!」の言葉も難なくこなします・・・すごい。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 登山道入口
車道歩きはわずか数分・・・すぐに登山道が再開します。
ここからは丸太階段の連続、最後の最後に試練が待ち受けます。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 登山道 急登 しな
段差は小さく快適な階段ですが、歩幅の自由が奪われます。
しなの元気がみるみる奪われていく・・・
平坦地と丸太階段が交互に現れるのがせめてもの救いでした。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート サラサドウダン
山では初めて出会うサラサドウダン。
蕾を残しているので、階段に疲れた登山者をもう少し励ましてくれそうです。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 木橋
大きく右に巻いてこの橋を渡ればやがて折り返し地点。
木製の橋はちょっと不安になるののですが、こちらはしっかり。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 登山道
急登を巻いた分、傾斜は緩く快適。
風も心地良く疲れた身体を癒してくれるようでした。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 丸太階段の急登
再び襲い掛かる丸太階段の急登。
階段内の泥が流出し、崩れかけているところもありました。
下りで足を滑らせると骨折の恐れもある最大の危険個所です。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 丸太階段の急登
鷲ヶ岳山頂へと続く最後の丸太階段。
うなだれるしなを励ましてゆっくりゆっくり・・・

鷲ヶ岳 山頂広場
(16:50-17:20)
桑ヶ畑登山口から2時間で鷲ヶ岳へ登頂することができました。
岐阜県の山」では登り2時間20分だったので悪くないペース。

鷲ヶ岳 山頂 方位盤
山名板はないものの、周囲の山々が確認できる方位盤があります。

鷲ヶ岳 山頂 花 黄
岩陰からは小さな花が登頂を労ってくれました。

鷲ヶ岳 山頂 方位盤 しな
階段地獄に凹まされたしなもこの笑顔を見せてくれて一安心。
登山口までは悪路が続くものの、明瞭で登りやすい良いお山でした。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート 振り返り
思ったより日が高いのでたっぷり30分休憩。
一ぷく平は車道を歩いてショートカット、駆け足で下山しました。

鷲ヶ岳 桑ヶ谷ルート ゴミ拾い
(18:15)
「日暮れ前に帰るぞ!」と駆け降りると1時間弱で下山完了。
道中、真新しいペットボトルが落ちていたので回収しました。
山への感謝はゴミ拾いで表す・・・これも悪くないんじゃないかな?

気温が上がり、その暑さから逃れるべく向かった鷲ヶ岳。
登山口が標高1,200mを超えることもあって涼しく登ることができました。

標高が高い分、遅めの花々が迎えてくれたのは嬉しい誤算でした。
標高差はおよそ450mほどと低山並みの体力レベル。
特に迷うところもなく、初心者も安心して登れるお山でした!
しかしながら、登山口までは悪路・・・心して向かいましょう。

最後まで読んでくださってありがとうございます!
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