東海・北陸

小島山~ムネ山 濃尾平野の展望と古賀ヶ池

2016-01-14


多忙で山へ行けない日が続きましたがやっと時間ができた!
リハビリ代わりに地元の低山、小島山を登ってきました。

概要

岐阜県揖斐郡揖斐川町南部にある863.5mの山「小島山」
国土地理院地図に登山道が掲載されていない静かな山です。
岐阜の山旅100コース美濃[上]掲載の鉄塔巡視路ルートを歩きます。

日程 2016年1月10日
ルート 西部幹線L ⇒ 小島山 ⇒ ムネ山 ⇒ 古賀ヶ池 ⇒ 西部幹線R
アクセス Googleマップで「小島山登山口 路肩 」を見る。
三角点 P672 四等三角点 「樫村」
小島山 三等三角点 「市場」
ムネ山 二等三角点 「上野」
P569 四等三角点 「白樫」
周辺情報 かすがモリモリ村 薬草風呂 大人410円 小人210円

軌跡データ/標高グラフ

トレッキングレポート

小島山 登山口駐車場


県道32号から呉子谷橋渡り、Uターンで茶畑へ。
分岐を右へ進めば、5台の駐車スペースがあります。


(10:50)
砂防ダムを右から登りましょう。
写真では分かりにくいもののテープもあり。


砂防ダムを越え、対岸へ渡ると、鉄塔巡視路の階段が迎えてくれた。。


(11:15-20)
久しぶりの急登に衰えた筋肉と体力が悲鳴を上げる。
足を何度も止めながらNo.L80号鉄塔を通過。


鉄塔周辺は切り開かれており、眺望が楽しめる。
30分も経っていないのにもう休憩・・・。


(11:40)
次のNo.L81号鉄塔を右に見て、No.L82号鉄塔へ向かいます。


(11:45)
急登が終わり、気持ち良い杉の樹林帯に入る。
自然に包まれ、歩幅が広がり、ペースが上がる。


(11:55)
No.L82号鉄塔を通過。
四等三角点「樫村」があるはずだけど、見つからない・・・


杉が密集!道を外さぬよう行先を限定してくれている!?
どこか通路のように見えてるのが楽しくてテンションアップ!


(12:05)
No.L83号鉄塔・・・ここまで来ると案内板代わりです。


右手に下る分岐。やはり国土地理院地図にもありません。
滝谷から伸びているのかもしれませんね。


登山道に岩が出てきました。
何故か神社が脳裏に浮かびます。


次は左手に分岐。春日六合から来ている車道からかな?
こういった分岐は山を登り尽くした時にでも探索できたらと思います。


(12:20)
No.L84号鉄塔と池田山。


濃尾平野が一望の下です!
電線がなければとも思うものの、なければこの展望も・・・。

小島山 山頂

(12:30-55)
一本杉が立つ小島山山頂。登山口から1時間40分。
昼食をゆっくり・・・雪が舞ってきた!


(13:05)
次はムネ山を目指して北上。
やや急な下りを駆け下りると林道に合流しました。


陰となる部分に残雪が出てきました。
もうちょっと雪が多いくらいが楽しいのに・・・


林道に飽きて再び尾根へ戻りました。
例え林道が楽だとしても自然な登山道が好きなんです。


こんなところにもピンクテープがあります。
林道整備前から歩かれた道かもしれませんね。


伊吹山方面が開けてきました。
前から谷山、右の尖った鎗ヶ先、最奥が伊吹山と北尾根です。
林道を通っていたらこの景色は見られなかった!


残雪期限定!伊吹山北尾根縦走路 国見峠~伊吹山

伊吹山ドライブウェイ休業期間限定ルート! 伊吹山北尾根から伊吹山を登って来ました。


一転して明瞭な登山道に合流。
GPSを確認するとムネ山はもう目の前!


(13:40)
林道との合流地点に古賀ヶ池の案内がありました。
突然、明瞭な登山道となった理由はこれですね。


古賀ヶ池の看板から少し北へ戻り
踏跡とも獣道とも取れる痕跡を追ってムネ山へ。


数分で尾根に着くものの荒れています。
ここまで来たら藪だろうが行くしかない!

ムネ山


(13:55)
二等三角点のみが残るムネ山山頂。
荒れ具合からこの結果は想定していましたが寂しい頂です。


ネットの向こうには手前から奥谷山、鍋倉山。
風が強くなってきたので早々に古賀ヶ池へ向かいます。


(14:05)
古賀ヶ池への登山道は明瞭で迷う心配はありません。
この青テープ分岐は池をぐるっと一周しています。

古賀ヶ池


雪の白さもあってか不思議な雰囲気の古賀ヶ池。
積雪期に山上の池を眺めるのは新鮮でした。


池のほとりには朽ちた社がありました。
御神体がちゃんと移動されていれば良いのですが・・・


(14:50)
少し身体を休め、林道から小島山へ戻って来ました。
そのまま林道を突き当たりまで進んでも良いのですが
No.L85号鉄塔から下山して行きます。


少し分かりにくいですが白ビニールが掛かっています。


林道を左に見ながらピンクテープを追いかけて行きます。


(15:10)
ちょうど林道終点へ合流しました。
この先もピンクテープが充実。不安なし!


なだらかで快適そのものの登山道。
もちろん駆け下ります!


こちらは国土地理院地図にもある桐野への分岐かな?
ピンクテープに従い右へ進みます。


(15:20)
こちら側もやはり鉄塔が展望地。


P569の三角点を過ぎる頃にはかなり高度が下がって来ました。
正面に池田山を見据え、開かれた登山道を進みます。


(15:40)
作業道滝谷線へ合流しました。
県道32号まで下って茶畑を登り直し・・・地味に歩かされます。

白樫城址


(15:50)
気になったものの今回は見送った白樫城址。
少し歩くようならまた後日再訪問してみても良いですね。


(16:00)
作業道滝谷線のゲートを通過・・・通行禁止を知る。
ここが通行禁止だと白樫城址も行けなくなっちゃいますね。


コンクリートで舗装された道路を歩いて県道32号へ。


茶畑の通路を通らせてもらってショートカットしました。
絶対に茶葉を踏まないように!
16:25に車に戻りました。

まとめ

小島山は静かさから後回しにしてました。
国土地理院地図に登山道がなく、案内板もありません。
・・・不人気も仕方ないかもしれませんね。

最初こそ急登ですが、越えてしまえば緩やか。
ムネ山・古賀ヶ池へは林道を歩くだけ、登り甲斐のあるお山でした!

最後まで読んでくださってありがとうございます!

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