鳳凰山 地蔵岳 オベリスク いち
鳳凰山は圧倒的な存在感を誇るオベリスク、賽の河原はまるでファンタジーの世界!
荒々しく迫力のある岩稜帯に美しい白砂の稜線歩き。
本当に一つ一つのスポットが素晴らしいお山でした!

book 概要

山梨県の南アルプス北東部に位置する「鳳凰山」
最高峰の観音岳(2,841m)・地蔵岳・薬師岳の3山の総称。
鳳凰山がどの山を指すか諸説あるため、鳳凰三山とも呼ばれている。
山頂部からは北岳・仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳・八ヶ岳・富士山などを眺めることができます。

鳳凰三山 トレッキングコース-韮崎市観光協会(「鳳凰三山-韮崎市観光協会」より)

今回は青木鉱泉からドンドコ沢を登り、鳳凰三山を縦走、中道で戻るルート。
ガイドブック等では1泊2日を推奨していますが1日で踏破してきました。
体重100kg超のたっくんも踏破・・・行ける気になってきませんか?

日程 2016年8月14日
ルート 青木鉱泉 ⇒ ドンドコ沢 ⇒ 鳳凰小屋 ⇒ 地蔵岳 ⇒ 観音岳 ⇒ 薬師岳 ⇒ 中道
グレーディング 体力度 5/10 難易度 C/E
登山口ナビ Googleマップで「青木鉱泉」を検索する!
三角点 観音岳 二等三角点 「観音岳」
周辺情報 青木鉱泉駐車場 100台 700円
武田乃里 白山温泉 10:00-21:00 大人:600円 小人:400円

camera 写真館

鳳凰山 薬師岳より観音岳方面
載せ切れない写真はこちら ⇒ 鳳凰山-flickr

pen トレッキングレポート

鳳凰山 青木鉱泉 駐車場
(5:25)
4時半のアラームで目覚めたものの、車内に響く雨音に寝直し・・・
少し雨が弱くなって来たので動き始めると時刻は5時半に近付いていました。
準備中も続々と車が到着し、半分も埋まっていなかった駐車場がこの通り。

鳳凰山 青木鉱泉 登山口案内板
南アルプスの人気山だけあって案内も充実。
案内板に従い青木鉱泉へと歩き始めます。

鳳凰山 青木鉱泉への道
こんなところにバス停が・・・本数は限られていますが登山には十分!
しかしながら、始発が8時50分ではかなりの健脚でなければ日帰りは難しいでしょう。

鳳凰山 青木鉱泉
(5:30)
ベンチにトイレもある青木鉱泉。
雨戸も完全に閉じられて営業されているのかな・・・?

鳳凰山 青木鉱泉 登山ポスト
黄色い登山ポストに登山届を投函。
練習も兼ねてたっくんにお願いしました。

鳳凰山 青木鉱泉 ドンドコ沢登山口
登山ポストから振り返り、ベンチを横切ればドンドコ沢登山道。
少し荒れ気味ですが、念願の鳳凰山登山はここから始まります。

鳳凰山 ドンドコ沢 登山道
引き続き砂利敷きの明瞭な道。
雨上がり後で湿度は高く、青空は見えないまま・・・
足元がさほど悪くないのが幸いでした。

鳳凰山 ドンドコ沢 登山道
(5:45)
濃霧のドンドコ沢へ入渓。
綺麗に並べられた置石のおかげで不安なく進むことができました。

鳳凰山 ドンドコ沢 登山道
小さな沢をまたいで山へ入り、本格的に登山が始まります。
高まる気持ちに呼応するかのように歩みが速くなっていく!

鳳凰山 ドンドコ沢 登山道
さすが南アルプス屈指の人気山だけあって案内もしっかり!
必要なところには確実に設置されている印象です。

鳳凰山 ドンドコ沢 登山道
パッと見でびっくりする薄い登山道。
雨上がりもあって足を滑らせればズルズルと滑り落ちて行きそう。
歩いてみると何も問題もない良くあるタイプでした。

鳳凰山 ドンドコ沢 マルバダケブキ
花弁がその重さに耐えられず、だらしなく下がるマルバダケブキ。

鳳凰山 ドンドコ沢 シラヤマギク
小さくピント調整に苦労したシラヤマギク。
今回は花まで気が回っていなかったので想定外の歓迎に大喜び!

鳳凰山 ドンドコ沢 登山道 広場
(6:35-45)
1時間ほど登ったところにある谷前の広場で小休止。
休憩にぴったりのスポットでした。
花の写真撮影で鈍足化しているいちに代わりたっくんが先行。

鳳凰山 ドンドコ沢 滝
少し降りるとなかなか迫力のある沢。
「ここで休憩すれば良かった!」とちょっぴり残念な気持ち・・・

鳳凰山 ドンドコ沢 ミヤマバイケイソウ
南アルプスは荒川三山・赤石岳に次ぐ2山行目と言うこともあり
見慣れない花々がとても新鮮でした。
こちらはミヤマバイケイソウ。

鳳凰山 ドンドコ沢 ミヤマアキノキリンソウ
どこかで見覚えがあるのはミヤマアキノキリンソウ。
花弁が少し落ちてしまっていたのが残念・・・またどこかで会えたら良いな。

鳳凰山 ドンドコ沢 滝
(7:00)
名もない滝だけど、岩肌を滑り落ちる滝には目を奪われます。
雪彦山の虹ヶ滝が脳裏に浮かびました。

鳳凰山 ドンドコ沢 南精進ヶ滝分岐
(7:02)
ドンドコ沢登山道と南精進ヶ滝の分岐。
南精進ヶ滝の下には小さく「滝展望台経由地蔵岳」
そのまま合流できるなら立ち寄らない理由はありません。

鳳凰山 ドンドコ沢 南精進ヶ滝入口
(7:05)
ほんの数分で南精進ヶ滝の入口。
国土地理院の地図にも掲載される滝・・・楽しみです。

鳳凰山 ドンドコ沢 南精進ヶ滝 登山道
滝を見に行くのにまさかのロープで岩場越え!
ロープの強度に不安があるので急なところほどロープに頼らずに・・・

鳳凰山 ドンドコ沢 南精進ヶ滝
(7:07-10)
ドンドコ沢の三滝の一瀑、南精進ヶ滝。
修験者の行場があったことから名付けられました。

鳳凰山 ドンドコ沢 南精進ヶ滝
南精進ヶ滝は上下二段の滝となっています。
この真ん中の滝壺でくつろげたら・・・と思ったけれど
水しぶきで全然くつろげないでしょうね。

鳳凰山 ドンドコ沢 タカネビランジ
ドンドコ沢登山道へ合流するまでも新たな花が出迎えてくれました。
南アルプスの特産種タカネビランジ。

鳳凰山 ドンドコ沢 カイタカラコウ
こちらも南アルプスの特産種、カイタカラコウ。
根に芳香があるので「宝香」なのですが、どんな香りがするんでしょう?
掘り起こすわけにはいかないので確認することはできません。

鳳凰山 ドンドコ沢 水場
(7:25)
ドンドコ沢登山道へ合流してこちらの水場で給水。
冷水で顔を拭って地図を見ると鳳凰小屋までのおよそ中間地点。
鳳凰小屋で一泊を考えていましたがこのペースなら日帰りも!

鳳凰山 ドンドコ沢 鳳凰の滝分岐
(7:40)
国土地理院には未掲載の鳳凰の滝分岐。
踏跡がぐっと薄くなりますが時間に余裕はある・・・寄って行きます。

鳳凰山 ドンドコ沢 鳳凰の滝
(7:50-55)
右奥に見えるのが鳳凰の滝。
丸くえぐられた曲線が鳳凰のシルエット・・・?
近付くには少し時間が掛かりそうなのでここで撤退です。

鳳凰山 ドンドコ沢 鳳凰の滝分岐
(8:05)
鳳凰の滝は登りと下り、それぞれに入口があります。
登りの分岐へは戻らず、下りの入口へ抜けることができました。

鳳凰山 ドンドコ沢 岩屋
(8:15)
名前がないのが不思議な大きな岩屋。
申し訳程度に添えられた木には不安しか感じられません。
鳳凰の滝から出始めた霧がどんどん濃さを増してきました・・・。

鳳凰山 ドンドコ沢 登山道
(8:20)
鳳凰の滝から白糸の滝へは一番の急登が始まります。

鳳凰山 ドンドコ沢 登山道
岩がごろごろと露出する登山道。
足元に集中しながら進むので意外なほど疲労はありません。

鳳凰山 ドンドコ沢 登山道
気付けば岩がこんなに大きくなっていました。
霧で岩の表面が滑りやすくなっているので更に注意!

鳳凰山 ドンドコ沢 白糸滝入口
(8:45)
鳳凰の滝は意外と遠かったので警戒していましたが
この白糸の滝は入口からすぐ!

鳳凰山 ドンドコ沢 白糸滝
(8:45-55)
ドンドコ沢の三滝の一瀑、白糸滝。
もう少し近づくこともできるようですがここで十分!
白糸滝を眺めながら携行食をしっかり補給。

鳳凰山 ドンドコ沢 キタザワブシ
白糸滝から五色滝へは少し進めば緩やかな巻道へ。
この辺りは陽当たりが良く多くの花々が出迎えてくれます。
絶滅危惧Ⅱ類に指定されている貴重なキタザワブシ。

鳳凰山 ドンドコ沢 ホウオウシャジン
鳳凰山固有種のホウオウシャジン。
水滴をまとった薄紫の可愛いお花・・・良い写真が取れました。

鳳凰山 ドンドコ沢 ヤマホタルブクロ
ヤマホタルブクロ。
空腹の為かどこか美味しそうに見えてきました。

鳳凰山 ドンドコ沢 ヒナコゴメグサ
米粒のように小さく可愛い花を咲かせるのはヒナコゴメグサ。
風にそよそよと揺られるその姿は森の妖精のようでした。

鳳凰山 ドンドコ沢 五色滝入口
(9:25)
五色滝入口の小広場にはランナーが足を休めていました。
ドンドコ沢の三滝もこの五色滝で最後・・・もちろん立ち寄って行きます。

鳳凰山 ドンドコ沢 五色滝
(9:30-35)
・・・濃いガスに包まれた五色滝でした。
滝壺付近まで近づくことができますがこれ以上近づくとフレームに収まりません。
五色滝から舞い落ちる水滴のせいか周辺は花も多く咲いていました。

鳳凰山 ドンドコ沢 崩壊丸太階段
激しく崩落した丸太階段も踏跡しっかり。
左から回り込んで階段へ合流します。

鳳凰山 ドンドコ沢 ザレ
鈴鹿山脈のようなザレたところもありました。
ここを抜ければ鳳凰小屋まではほぼ平坦地。

鳳凰山 ドンドコ沢 青空
少し明るくなってきたので空を見上げると青空が!
小雨に諦めず挑んで良かった・・・

鳳凰山 ドンドコ沢 登山道
花崗岩の砂利が敷かれた川原へ出ました。

鳳凰山 ドンドコ沢 分岐
(10:00)
危うく間違えそうになった分岐。
国土地理院地図は左ですが、ペンキの案内は右。
踏跡も左へ続くことから崩落でもしたんでしょうね。

鳳凰山 ドンドコ沢 登山道
鳳凰三山の一角、地蔵岳を正面に見据え、ゆっくりと高度を上げていきます。

鳳凰山 ドンドコ沢 鳳凰小屋
(10:10-11:05)
宿泊を予定していた鳳凰小屋へ到着・・・先行したたっくんがいない。
補給しながら待つこと30分、合流できて一安心。

鳳凰山 鳳凰小屋 水場
鳳凰小屋は見事なヤナギランのお花畑が広がっています。
花の時期を選んで来たわけではないけれど、本当に良いタイミングで来れて良かった!
水場の水も冷えていて美味しくいただきました。

鳳凰山 鳳凰小屋 ヤナギラン 細田氏
鳳凰小屋主の細田さん。
温かく見守られているかのような印象を受ける素敵な方でした。
「この時間なら日帰りは十分可能」との言葉に日帰りに挑むことに決定。

鳳凰山 地蔵岳 登山道 ザレ
地蔵岳山頂部は砂丘のような柔らかい登山道。
踏み込めばめり込む足元は予想以上に体力を奪っていきます。

鳳凰山 地蔵岳 登山道 ザレ 青空
ザレた急登を息を切らせながら上り続けてやっと鞍部が見えた!
右手には木に隠れているけどオベリスクも!

鳳凰山 地蔵岳 賽の河原 たっくん
アルプスデビューとなるたっくんも初めての眺望に目を見張っていました。
里山から始めて、鈴鹿で鍛え、いちからの卒業式として企画した今回の山行・・・
まだ半ばも過ぎていないけれど、今後のモチベーションとなってくれることでしょう。

鳳凰山 地蔵岳から雲海
更に視線を移せば雲海が広がっていました。
自らの足でこの高さまで登ってきたことに達成感が湧き上がります。

鳳凰山 地蔵岳 オベリスク いち
(12:00)
こちらがかの有名な地蔵岳のオベリスク!
やっぱり写真で見るのと肉眼で見るのは大違い!
圧倒的なスケールの大きさに思わずこのポーズ。

鳳凰山 地蔵岳 オベリスク
もしかしてオベリスクの頂に立つことが・・・?
悩まれていた方に「一緒に行きましょう!」と声を掛け、共に進むことに。
中央、左に横たわる棒状の岩を登って行きます。

鳳凰山 地蔵岳 オベリスク 裏側への隙間
この狭い隙間を通ってオベリスクの左側へ回り込みます。
パっと見でここを通るだなんてまず分かりません。

鳳凰山 地蔵岳 オベリスク 頂上直下への岩くぐり
更に狭い隙間はザックを背負ったまま通ることはできません。
ザックを下ろし、四つん這いで通り抜ければオベリスクの頂上直下へ。

鳳凰山 地蔵岳 オベリスク 頂上直下の鎖
(12:20)
頂上直下は2本の鎖が確認できましたが、鎖が短すぎて上の鎖に手が届かない!
あれこれ悩みましたが、滑落したときのことを考えここで断念。

鳳凰山 地蔵岳 オベリスク上より高嶺・仙丈ヶ岳
高嶺の奥に見えるのは仙丈ヶ岳。
次の南アルプスは甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳を狙っています。

鳳凰山 地蔵岳 オベリスク上から北側の眺望
オベリスクの北にある小ピーク。
標高3,000mに満たない地蔵岳ですが、雲海がその高度感を増しています。
南アルプスの名立たる山々が見えないのは残念ですがこれも絶景!

鳳凰山 地蔵岳 オベリスク 下り
絶景を満喫してオベリスクを後にします。
高度感はありますが、足元がしっかりしているので恐怖感はありませんでした。

鳳凰山 地蔵岳 賽の河原
(12:45)
たくさんの地蔵が立ち並ぶ賽の河原。
雲海の奥には甲斐駒ヶ岳が隠れています。
甲斐駒ヶ岳が姿を見せればまた違った景色になるのでしょうね。

鳳凰山 地蔵岳 オベリスク
地蔵岳の山名板は賽の河原にあります。
ここから写真を撮ってくれと言わんばかりのロケーション!

鳳凰山 地蔵岳 賽の河原より観音岳
次に向かうのは薬師岳。
赤抜沢の頭を越えると一度下っての登り返しが待っています。

鳳凰山 赤抜沢の頭より高嶺
(12:55)
赤抜沢の頭から高嶺へと続く荒々しい稜線。
見ているだけで心が踊りますが、今回はお預け
この稜線を歩くのは夜叉神ルートと甘利山ルート・・・また来ます!

鳳凰山 地蔵岳~観音岳 タカネビランジ ホウオウシャジン
ザレた稜線上にひっそりと咲くホウオウシャジンとタカネビランジ。
岩陰のわずかな水分を得て力強く咲いていました。

鳳凰山 地蔵岳~観音岳 ヤマハハコ
ギュッっと詰まったこの花はヤマハハコ。

鳳凰山 地蔵岳~観音岳 登山道
足に優しい白砂のザレた登山道。
地蔵岳への登りには苦戦しましたが下りは負荷を軽減してくれます。

鳳凰山 地蔵岳~観音岳 鞍部
鞍部に近づくに連れてゴツゴツとした岩が出てきました。
「転んでも平気!」の勢い任せの下りは残念ながら終わり・・・

鳳凰山 地蔵岳~観音岳 赤抜沢の頭を振り返り
登り返したところで振り返ると赤抜沢の頭の荒々しい岩稜に目を奪われました。

鳳凰山 地蔵岳~観音岳 鳳凰小屋分岐
(13:45)
小ピークと観音岳の鞍部にある鳳凰小屋分岐。
ここから鳳凰小屋へ戻ることも視野に入れていましたがいらぬ心配でした。
その理由は・・・たっくんがまさかの先行。想像以上の良いペース!

鳳凰山 鳳凰小屋分岐~観音岳 登山道 青空
たまに表れる雲の切れ間に元気がみなぎってくる!
「光合成でもしてるのか?」と笑えば歩みはより速さを増して行きます。

鳳凰山 鳳凰小屋分岐~観音岳 大蛇嵓?
大台ヶ原で見損ねた大蛇嵓はここにもあった!
あの先に立ってみたいと思うものの、いざ立てば膝はガックガクでしょうね・・・

鳳凰山 鳳凰小屋分岐~観音岳 登山道
急登を登り切れば間もなく鳳凰三山最高峰の観音岳。
ここまで来れば最後の薬師岳まで軽快な登山道が続きます。

鳳凰山 鳳凰小屋分岐~薬師岳登山道 振り返り
ここから地蔵岳のオベリスクを振り返ることができます・・・晴れていれば。
しかし、こちら側は何回見てもため息の出る荒々しさ。
青空の下、写真に収めたかった!

鳳凰山 観音岳 山名碑
(14:10-20)
登り始めてから9時間弱で鳳凰山最高峰の観音岳へ登頂。
鳳凰小屋のたっくん待ち、オベリスクの時間を除けば8時間ほどでしょうか?
全行程から見ればここはまだ折り返し地点・・・ペースを上げなければなりません。

鳳凰山 観音岳から北岳
雲間からのぞくのは富士山に次ぐ日本第二の高峰、北岳。
それと気づいたのは帰ってから・・・気づいていればもう一つ感動を味わえていましたね。
もったいないことをしてしまいました。

鳳凰山 観音岳~薬師岳 登山道
薬師岳への登山道はなだらかに下って、なだらかに登り返し。
観音岳前からこの稜線に掛けて富士山が見られるようですが
今回は雲に隠れチラリとも姿を見せてくれませんでした。

鳳凰山 観音岳~薬師岳 タカネビランジ
ドンドコ沢で見かけたタカネビランジは鮮やかなピンク色でしたが
稜線上で見かけるものはどれも淡いピンク・・・栄養不足なのかな?

鳳凰山 観音岳~薬師岳登山道より薬師岳
鳳凰三山、最後の一座となる薬師岳。
最高峰の観音岳やオベリスクのある地蔵岳と比べると少し大人しい印象・・・
いや、晴れていれば絶好の富士山展望が得られます!

鳳凰山 薬師岳 山頂
観音岳から20分ほどで薬師岳へ到着。
広い山頂には腰を下ろすにぴったりの岩がごろごろしています。

鳳凰山 薬師岳 山頂 たっくん
(14:40-15:00)
南アルプスデビューのたっくんも良い笑顔!
困難だと思っていた1日踏破を達成し、今後の自信に繋げられたかな?
鳳凰三山踏破を噛みしめながら最後の眺望を目に焼き付けました。

鳳凰山 薬師岳より観音岳方面
薬師岳から去る前にこれまでの縦走路を振り返り。
残念ながら地蔵岳は見えないものの、雲海に浮かぶ稜線はまさに天空の回廊。
本当に気持ち良くあるくことができました。

鳳凰山 中道 巨岩
下山は中道を通って青木鉱泉へ。
薬師岳と青木鉱泉の標高差はおよそ1,700m・・・長い下りの始まりです。
中道へはペンキの案内が充実。本当に助けられました。

鳳凰山 中道 ハイマツ 登山道
森林限界のハイマツ帯を駆け下りて行きます。

鳳凰山 中道 登山道
木の高さが増し展望は得られない中、黙々と降りて行きます。

鳳凰山 中道 御座石 たっくん
(15:35)
圧倒的な大きさを誇る御座石。
お約束の「ここは俺に任せて行けー!」は外せない!
案内板によると青木鉱泉へは2時間45分。

鳳凰山 中道 登山道
(16:35)
気付けば笹敷きの登山道へ。
この辺りからたっくんのペースが大幅ダウン・・・さすがに疲れが出て来たようです。

鳳凰山 中道 林道出合
(17:10)
林道を横切り、再び登山道へ入ります。
この時点で標高は1,600m・・・1/3を切り終わりが見えてきました!

鳳凰山 中道 登山道 水場
(17:40)
水が底を突いていたので水場が本当にありがたかった!
水量が少ないのでパイプをずらすとにごってしまいました。
軽く口を潤してからで本当に良かった・・・

鳳凰山 中道 廃屋
数軒の廃屋を横目に平坦な道を歩いて行きます。
昭和大山林部・・・山岳部ではなく山林部?

鳳凰山 中道登山口 案内板
(17:45)
日暮れ前に中道登山口まで降りることができてほっと一息。
ここからは青木鉱泉へは40分もの林道を歩き・・・もう一がんばりです。

鳳凰山 青木鉱泉 駐車料金未納
(18:30)
青木鉱泉へ戻ると車に駐車料金の請求書が置かれていました。
管理人が不在だったのでナンバーを記入し、登山ポストへお金と共に投函。
この後、武田乃里 白山温泉で汗を流して帰路につきました。

鳳凰山は一昨年前から知りつつも、穂高・槍ヶ岳・石鎚山の魅力に勝てず
やっとこの夏登ることができました。
「南アルプスは北アルプスと比べ地味」なんて仰る方もいましたがとんでもない!

ドンドコ沢は南精進ヶ滝・白糸滝・五色滝の三名瀑があり、花も豊富。
地蔵岳に上がれば圧倒的な存在感を誇るオベリスク。
雲上の賽の河原はまるでファンタジーの世界でした。
荒々しく岩稜帯に美しい白砂の稜線歩き。
本当に一つ一つのスポットが素晴らしいお山でした!
また訪れることがあれば今度こそ富士山が見られればと思います。

この長い記事を最後まで読んでくださってありがとうございます!
鳳凰山に興味が湧いた人は応援クリック ⇒ 登山ランキング